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#5 使役動詞と知覚動詞 (1)

今回は使役動詞です。

少し難しいかもしれないですけど頑張りましょう!

使役動詞とは「人に~させる」動詞のことです。

代表的なものに「make」「get to」「have」「let」と「force to」があります。


例文1(a): He made me angry.


「彼は・させた・私を・怒る」つまり「彼は私を怒らせた。」という意味です。

ちなみに「make」は結構な強制力のある言葉です。


例文1(b): His misunderstanding made him punch her and she went to cry.


「彼の・誤解は・させた・彼を・パンチ()・彼女に・そして・彼女は・~に向かう・目的で・泣く」つまり「彼の誤解は彼を彼女にパンチをさせたそして彼女は泣くという目的に向かった。」日本語的な表現にすると「彼は誤解して彼女を殴った、そして彼女は泣き出してしまった。」となります。英語では無生物が影響を与えるとき主語になることがよくありますね。

※(この例文では殴るのが「彼」で殴られるのが「彼女」です)


このとき高校では「原形不定詞」という言葉を習ったかもしれませんが、「punch=パンチする」というのは英語的には名詞的な役割をするからです。今までの例文でも分かる通り日本語で動詞的であっても英語では名詞扱い(・・・・)ということが少なくありません。


例文1(c): He was made her to punch him and to go mad because of his betrayal of love.


「彼は・状態にした・させられた・彼女を・目的に・パンチ()・彼に・そして・目的に・~に向かう・怒り狂う・理由で・~の・彼の・裏切り・~の・恋」つまり「彼は彼の恋の裏切りの理由で彼女を怒り狂う目的に向かわせ、そして彼にパンチをさせる目的の状態にさせた。」もう少しくだけた表現にすると「彼は恋を裏切ったので彼女を怒り狂わせパンチさせた。」つまり日本語に訳すなら「彼は恋を裏切り、怒らせたのでパンチされました。」と訳されます。つまり、彼は恋を裏切ったのでボコボコに殴られたわけですね。

(※この例文では殴るのが「彼女」で殴られるのが「彼」です)


一般的に受け身の形では動詞の前に"to"が必要になりますので注意が必要です。


次は「get to」です。これはお願いしたときに使います。

「get」は“分かる/理解できる”という言葉なのでそれに当てはめると、


例文2: She got to teach me English.


「彼女は・理解できた・目的が・教える・私に・英語を」つまり「彼女は私に英語を教える目的が理解できた。(実行を含む)」くだけた表現に直して「彼女は私に英語を教える必要性が理解できたので教えた。」となります。つまり「彼女は私に英語を教えてくれた。」ということになります。また“to”が必要な理由は“get”だけでは対象の目的(・・・・・)がわからないから(・・・・・・・・)です。


また、「have」は“してくれる”と訳します。


例文3: I had be happy because of sunny.


「私は・してくれた(なった)・(の状態(・・・))・幸せ・理由で・~の・晴れ」つまり「私は晴れの理由で幸せになった。」となりますね。よりくだけた表現を使えば「晴れたので私は幸せです。」と訳せるでしょう。


今度は、「let」です。これは“許可/権利を与える”と訳します。


例文4(a): Yeah, let us go!(命令形)


「よし・許可/権利を与えよう!・私たち“に”・行くという(・・・・・)」つまり「よし、私たちに行くという許可/権利を与えよう!」つまり「よし行こう!」という意味ですね。ほとんどの場合は“let us”は“let’s”と略されますが、“let me”や“let you”は略すことができません。


例文4(b): Let you know him.(命令形)


「許可/権利を与えよう・あなた“に”・知るという(・・・・・)・彼を」つまり「あなたに彼を知るという許可/権利を与えよう。」日本語らしく訳すには「彼に知らせてください。」や「彼に教えてあげて?」とするのが良いでしょう。


なぜ目的語の「us」や「you」を「~に」と訳すのでしょうか?それは“let”の目的語には対象を示す意味合いがあるからです。


例文4(c): I let you eat a cake.


「私は・許可を与える・あなた“に”・食べるという(・・・・・・)・(ある)・ケーキを」つまり「私はあなたに(ある)ケーキを食べるという許可を与える。」だから日本語に訳すときは「ケーキ食べていいよ。」となりますね。


最後に「force to」です。これは「make」の強化版です。“無理やり強制する”と訳しましょう


例文5(a): He forced me to work hard.


「彼は・強制した・私を・目的で・働く・辛く」つまり「彼は私を辛く働く目的で強制した。」日本語に訳すときは「彼は私を無理やり働かせた(・・)。」と訳せますね。


例文5(b): He was forced to work hard.


「彼は・の状態になった・強制された・目的で・働く・辛く」つまり「彼は辛く働く目的で強制された状態になった。」日本語に訳すときは「彼は無理やり働かされた(・・・)。」と訳します。


5(a)と5(b)で立場が逆転しているのに注意しましょう。


以上でほぼすべての使役動詞を学ぶことができました。

次回は知覚動詞です。ありがとうございました。

お読みいただきありがとうございます。

次回は知覚動詞です。よろしくお願いしますね。m(_ _)m

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