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かけ鏡  作者: 石田伊織
6/7

高校の時

高校の時、私は結構成績がいい方で、学年で、まあ、5番以内に入っていました。

公立高校で成績がいいというのは、まあ、なかなかだったと思いますよ。

公立校は学費が安いので、地域の生徒がたくさん受験するので、成績がそのぶん良くなります。


まあそんな中で「子供のやる気を上げて成績を上げるのはどうしたらいいかな」という会合がありまして、私は、その時ちゃうど成績が5番以内に入ったということから、成績のいい生徒として出席することになりました。


一日の勉強時間とか、また、予習復習のやり方とか、まあ、一通りのとこを説明していたんですけど。

その日は母が来ていたんですね。

母は自分から大学を出た(と言っても私立大学ですけどね、私立大学は入学金を払うと誰でも入れるんですよ)というおもいがあってかで、私を、「怠け者、成績が悪い、愚鈍」だとおもっていたんです。

そこで

「いっつも勉強してるんは形だけで、私が見てないと漫画読んでるやないか、お前は卑怯じゃ!」

と、言っちゃって、教室がシーンと、なってしまったんですね。

そして、慌てて先生が「今日はこれで」と終わりにしてしまうことに


後で、「お前ん所のお母さん、すごいなー」って。

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