高校の時
高校の時、私は結構成績がいい方で、学年で、まあ、5番以内に入っていました。
公立高校で成績がいいというのは、まあ、なかなかだったと思いますよ。
公立校は学費が安いので、地域の生徒がたくさん受験するので、成績がそのぶん良くなります。
まあそんな中で「子供のやる気を上げて成績を上げるのはどうしたらいいかな」という会合がありまして、私は、その時ちゃうど成績が5番以内に入ったということから、成績のいい生徒として出席することになりました。
一日の勉強時間とか、また、予習復習のやり方とか、まあ、一通りのとこを説明していたんですけど。
その日は母が来ていたんですね。
母は自分から大学を出た(と言っても私立大学ですけどね、私立大学は入学金を払うと誰でも入れるんですよ)というおもいがあってかで、私を、「怠け者、成績が悪い、愚鈍」だとおもっていたんです。
そこで
「いっつも勉強してるんは形だけで、私が見てないと漫画読んでるやないか、お前は卑怯じゃ!」
と、言っちゃって、教室がシーンと、なってしまったんですね。
そして、慌てて先生が「今日はこれで」と終わりにしてしまうことに
後で、「お前ん所のお母さん、すごいなー」って。