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かけ鏡  作者: 石田伊織
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祖母

祖母は裁縫が得意の人で近所の人の着物や洋服の修繕や仕立てをしていました。

よく、祖母の元に服地を持ってきて、そして着物を作ってほしいとか洋服を仕立ててほしいとか言ってきたのを覚えています。

そんなときは祖母は玄関に続く座敷でお客さんと話しして、そして、そこで採寸までしていました。

私はそれを見ていただけでしたが、そのうちに祖母の手伝いで、洗濯ばさみで服地の端を厚紙に押さえたり、また巻き尺の端をずれないように抑えたりしていました。

それから、祖母はミシンを踏んで、服を仕立てるとお私と祖母は客様の家に自転車で届けにいってました。

そこで、ああこの部分はすこしきついわね、この部分は少し長めにしてちょうだいとのお客様の注文を聞くと、持って帰って手直し。そして、これでいいわという事になるとお金をもらって帰りました。

帰りには、近所の駄菓子屋で「おとなしくしていたからなあ」という事で飴を買ってもらったりという事がありました



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