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本編11:星は輝き

【武】

「………はあはあ、どうにか……なったな……」

(その場に座り込む)


【梶原】

 安堵でハンドル操作誤って横転。煙をあげる車内から這いずり出て、皆さんによっていきます。


【ツッキー】

「ほんとは好きじゃないんだ……こういう真剣な勝負……」


【菊花】

「武……格好良かった………」

(崩れ落ちる)


【GM】

 さて、それではエンドロちゃんはあなた達を見回して言います。


「あなたたちは、そこにいて」


「私は、ここにいるのね」


【武】

「…………ああ、この痛みがその証明だ。無くす機は毛頭ないがな」


【ツッキー】

 ツッキーは車輪に引っ掛かってそう。


【梶原】

 クロウさんを救出して、菊花ちゃんをクロウさんに抱き起こしてもらいたい……(願望)

 私よりツッキーさんの方が菊花ちゃんのなかがふかいから(演出的に)


【武】

 胃痛がヤンデレを介抱するんだ! いまなら弱ってるからフラグを立てられるぞ(邪)


【菊花】

「生きているから……苦しい。生きているから………楽しい。今私の中で昂ぶっている化物の血も、愛おしい……。エンドロール貴方は今……苦しい? 辛い? 何かを感じてる? だったらそれが、今貴女がそこにいる証拠……」

(ロイスなくなってるので万が一もないですよ?)


【ツッキー】

「約束……ひと、くち……」


【武】

 あかん。菊花ちゃんに駆け寄ろうか……。


【ツッキー】

 片腕千切れ、全身から出血。血の道を描きながらエンドロちゃんに這いずっていく。

 もはや食欲だけがツッキーの命をつなぎとめている。


【梶原】

 しゃべりかけると重症者いるシーンで時間かけすぎという読者からのツッコミ来そうだからお任せしますー。


【武】

 エンドロとの対話は梶原さんに任せて、駆け寄ろう。


【梶原】

 アイエ!?


【GM】

 さて、それではエンドロちゃんは満足気にうなずいて、ふわりと浮かび上がります。


「あなた達がそこにいたいと望むなら、私はそれを叶える」


「それが私の……やりたい、こと」


 そう言って空に浮かぶ隕石を見上げますよ。


【梶原】

 止めようか一瞬迷って、

「また一緒に遊べる?」

とだけ投げかけます。いられる、とか、会える、ってきくと重くなって会えないフラグになりそうで怖い……。


【GM】

「きっとまた、いつかまた」

「だって私は、あなたたちに、人に望まれて生まれてきたから」

「望んでくれるのなら、ここにいると言ってくれるなら」


【菊花】

「エンドロール、あなたのことは全然すきじゃない。だけど、武が、貴方と仲良くしたいって思ってるから……。次こそ脳天に風穴を開ける」


【梶原】

「ではお待ちしてますから。明日、食事会やるんです。だから、待ってます」

「滅ばない明日で、待ってます」


【武】

「ああ、またいつかな。こいつを言うのはちょっと癪だが、お前みたいなやつは嫌いじゃない」


【GM】

「週末の先は、終末ではなくて、新しいはじまり」

「だからそのために……また、いつか」

 そう言って、エンドロちゃんは空へと登っていきます。やがてあなた達に背を向けて、隕石へと向けて加速していきます。

 どんどん背中は小さくなって、やがてその姿は見えなくなります。

 そして「あなたたちは、そこにいてね」という声が聞こえたかと思うと、隕石がまばゆい光を放ち始めました。

 光が視界を覆い尽くして、シーンカット。


 ロールプレイバッチリ出来てたよう。うまいうまい。


【菊花】

 うおっ、まぶしっ。


【武】

 エンドロオオオオオオオオオ!!


【GM】

 それではバックトラックに入りますよ。お疲れ様でした。


【菊花】

 お疲れ様でしたー。


【武】

 お疲れ様でしたー。


【梶原】

 お疲れ様でした。


【ツッキー】

 お疲れさま。

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