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本編8:扉の向こう

 2016年、卓は一ヶ月のお休みに包まれた! 全ての理性は崩壊し、果てしない(ヤンデレ)が武を覆ったが武は滅びてはいなかった。だが、秩序が吹き飛んだこの武では妹が全てを支配していた!!

 そんな世紀末の世界に一人の男が立ち上がらない。一子相伝の変態拳・犬猫神拳の使い手にして荒野の(ノット)救世主、その名もツッキー!!

 暴威が吹き荒れる狂ったツッキーを相手に、もものさまの怒りの拳がうなりを上げる!!

 かもしれない!


~訳~

 一か月ぶりのセッションです。多少手間取っている個所もありますが、大丈夫です。この時点でエピローグ前まで行きました。その結果は……。

【武(主人公。ヤンデレに好かれる。シスコン。熱い男、いろんな意味で)】

 確か刀を尋問して帰りの車までやりましたよね?


【ツッキー(カニバル変態)】

 たけちゃんがロリにキスされたところでしたな。


【菊花(PLは男性。ヤンデレ美少女PC。恐怖の火力)】

 これを男同士がやってると思うとやばいなぁ。


【梶原(不器用胃痛)】

 えーっと……あとは誰が何ができる(やる)んでしたっけ……。


【GM】

 なにができるというか、一度「帰ってきて」って電話がかかってきたからみんな支部に帰ります。

 そんなわけで、全員登場ダー!判定よろしくー!


~登場判定~

武:1d10→5→51

菊花:1d10→8→72

梶原:1d10→4→61

ツッキー:1d10→8→67


【菊花】

 最大値付近じゃないですかやだー!!!


【GM】

 これで胃痛サンもダイスボーナスが

 タケルつよっ!

 菊花ちゃんはそろそろダイスボーナスがふたつになるねぐへへ。

 ラストのバトルでどれだけ進むかね。侵食。

 さてさてどうなるかなー


【菊花】

 ああああ……


【GM】

 人から離れるほど力が増す、皮肉なものね。

 さてさて、それではあなた達は支部に帰ります。

 んで、電話してきたのはもものさまです。シナリオのはじめに呼ばれたお茶部屋に来てほしいと言われたので、あなた達はそこに向かうことになります。

 さて、それでは支部のお茶部屋に行くとですね。


「おかえりなさい、皆さん」


と、もものさまが笑みで迎えてくれます。

 テーブルにはティーセット。お茶の用意は六人分。


 そして、テーブルに座る闇色の髪。

 エンドロちゃんがクッキーバリバリ食べながらそこに座っていました。

 あまつさえ、「おかわり」とかいってカップをもものさまに渡しています。


【ツッキー】

 解せぬ。


【武】

「……は?」

 戦闘できるように身構えます。


【GM】

 ちなみにココロ、もといフェンリルは、真っ黒な姿のままでエンドロちゃんのそばで伏せしてますよ。おりこうです。


【ツッキー】

「……こんにちは、お嬢さん。自分から食べられに来るとは驚きだ」

 爪をにょきっとな。


【菊花】

「……どういうつもり?」

 立ち位置はどういうふうになっていますか?


【梶原】

 梶原は床に転がって寝ます。

「これは夢だ……私はきっと疲れているんだ……胃薬を飲んで寝よう、そうしよう、働きすぎたんだ、寝ればまたちゃんと働ける、大丈夫大丈夫大丈夫……姫宮さんがお薬くれるから大丈夫……」

浸食値増えてダイスも増えましたし。みなさん警戒してくれるし。


【ツッキー】

 梶原を引きずって部屋の外へ放り出して扉を閉める。大暴れしたとき巻き込まれないように、という配慮。


【GM】

「おかえりなさい」

 それぞれ身構えたあなたたちを見つつも警戒した様子はなく、そう言ってエンドロちゃんは懐から、明らかに懐に入らないであろう箱をいくつも取り出します。

 それらはすべていろんな国の言葉で何事か書いており、缶だったり紙箱だったりします。


「たしかこれがアメリカ、こっちがインド、これは……バチコーン?バチカン?」


 なんか土産らしいです。


【菊花】

「……お菓子?」


【ツッキー】

 知覚判定で毒入ってないかどうか見ていいですか。


【GM】

 お菓子だったりマトリョーシカだったり、なんかパチモンくさいぬいぐるみとか、飲めるのかどうか謎すぎる飲料だったりです。


 知覚どうぞ、目標4ですよ。


 ちなみにもものさまは警戒しつつも、みなさんに「戦闘禁止」という感じのポーズを取ります。

簡単なハンドサインみたいなものなので、意図までを送ってくることはありませんが、とりあえずこの場は話し合いしたいという感じのようですね。


【武】

「…………なにがどうなってる? 夢でも見てるのか?」

「………」(無言で頷きつつ、扉を開いて梶原さんに合図)


~ツッキーさん判定成功~


【GM】

 知覚成功した人は「なんかヴィ○ッジヴァン○ード行ったら買えそうなくらいどこにでもある変な土産」だということを知覚します。話しのネタにはなるけど買うやついるのかよこれみたいな。


 エンドロちゃんはおみやげをテーブルに置くと、なにやら懐からけん玉を取り出してコンコンやりはじめます。「今流行り」らしいです。

 ちなみに懐といいますが、どれも物理法則を無視して出てきてるので、明らかにエフェクトによる収納能力だというのがわかります。


【菊花】

「……武、もう状況が理解できない……私を貰って……考え無くて良いようにして……」


【梶原】

「あ、現実でしたか……てっきり車の中で寝てしまったのかと。わかりました」


【猛】

「俺も何がなんだか……」


【ツッキー】

「せっかくの土産だし、もらっておくよ」

 お土産をもしゃもしゃ。


【菊花】

「むぅ、ツッキーずるい。私も食べる」


【猛】

(恐る恐る椅子に腰掛ける)


【GM】

 ではそのお土産はだいたいすごい微妙な味がしましたが、たまに当たりがありました。ベルギーチョコとかが当たりです。紅茶はもものちゃんがいれてくれますよ。


【菊花】

「……このチョコ、何?」


【GM/エンドロちゃん】

「ベルギーおみやげ」


【梶原】

「わざわざお土産をありがとうございます。有難く頂戴いたします」

うーん、とりあえずわざわざ呼ばれたわけですし、もものちゃんが洗脳や影響を受けているわけではないのなら、エンドロちゃんからお話があるのでしょうか。


【菊花】

「……もうちょっと欲しい。持ってる?」


【武】

「ベルギー土産って、これ土産屋でみたことあるぞ」


【GM】

 攻撃しない限り、座ったり話しかけたり、或いは背後から眺めたりしてもエンドロちゃんはなにもいいませんよ。


【菊花】

 ほう、「攻撃しないかぎり」ですか。


【GM】

 エンドロちゃんは懐からベルギーチョコの箱をもさもさ置いてくれました。攻撃したら流石に避けるです。


【ツッキー】

 敵意がないのであれば、猫化してフェンリルの顔に猫パンチ。


【菊花】

 ではそれを受け取りつつ

「次の記念日のプレゼントは……私」

と言いながらもっしゃもっしゃと食べ始めますねー。

 よし、これで厨師でベルギーチョコが作れるようになったはずやで。


【梶原】

「ですが、現状我々は貴方と敵対的な関係にたつ環境です。どのような意図があって、ここにわたしたちをお呼びになったのでしょうか?」

 のんびりしたり、ちょっとふざけてみたほうがいいのかもしれないですが、今のところ思いつかず……KYでしたらすみません。


【武】

「……記念日?」(モシャモシャ)


【GM】

 特にダメージがないので、フェンリルは無視しますね(猫パンチ


【菊花】

「それは……ファーストキスの……」

 頬を赤らめつつ、少しだけしなっとしておきます。


【武】

「……あ、ああ」


【GM】

 それではエンドロちゃんは首をかくん、と傾げて


「敵?どうして?」


と言葉を投げかけてきます。


【梶原】

「大抵の人間には関係がありますから。友人……そちらのもものさんを傷つけられれば、通常そこには理由や敵意がある。すなわち自分の敵になろうとしていると思うものです」

「貴方は別段私たちに悪意的なことばを向けたことはありません。ですが言動は不可解で、攻撃的な行動が多いのは事実です。精神的な敵ではなくとも、事実上の敵と判断する要素が多いと思っています」

 うーん。うまい言い方が思いつかない……


【菊花】

「……おみやげは感謝する。だけど、それとこれは別。ソレを今更「敵じゃない」って抜かす? ありえない」

 敵意を出しながら問います。


【武】

「……世界を滅ぼそうとしてて、もものを刺した挙句、敵じゃないだって? 冗談にしては笑えないな」


【菊花】

「んっ……」

 武の言葉に頷きつつ声を漏らします。


【ツッキー】

「敵じゃないなら、今日の夕飯になりにきてくれたのかな?」


【GM/エンドロ】

「みんなが、それを望んだのに?」


【菊花】

「望む?」

「ソレはどういうこと?」


【菊花】

「円環を断ち切る者……あのボンクラな剣も同じようなことを言ってた……」


【GM/エンドロ】

「そう。だからここに、私はいる。たぶん、きっと、ここに」

「私は人の望み。人の絶望、人の希望。人がかつて望んで、未来に託したもの」

「いつか終わりたいと、いつか望まれたから、ここにきた」


【武】

「……それはお前がそうしたいのか?」(少し怒った感じで)

「お前が終わりにしたいのか? 全部」


【ツッキー】

「それが人類の総意ではないだろう。少なくとも僕はまだ滅びなど望んじゃいない、また人の肉を食える日までは死にたくないね」


【梶原】

 うーん……結局なんでもものさんは我らを呼んだのだろう……?

 エンドロやれやーというには和やかですし。


【菊花】

「……それが、あなたの存在意義。でもわからない。人類の滅亡が総意なはずじゃない。だって私はこんなにも武と情欲の限りを貪りたいと思ってる。それにこの世界には、やりたいことがある人もたくさんいるはず。ソレを無視したうえで、極少数の意見を取るのが………」

「人の望み、だっていうの?」

 ちょっと悲しそうに、エンドロを見ます。


【ツッキー】

 情欲www

 猫パンチしても効果がないので、ヒト型に戻りお土産をむしゃる(服は着ている)


【GM/エンドロ】

「分からなくなる。あなた達を見ていると」

「私は望まれたはずなのに、望まれていないような」


 もものちゃんがみんなを呼んだのは、エンドロちゃんによべといわれたからですよ。

 ちなみにもものを起こすのが遅かったらエンドロちゃんは勝手にここに居座るので、統制取れてない支部の皆さんが戦闘しかけて支部は血の海になってました。よかったね!


【梶原】

「まあ、個人差ってやつですかね」

 あ、そうなのですね。ありがとうございます、GM。


【菊花】

「ん、梶原の言うとおり」


【梶原】

「えっと……あなたは、どうして今日ここに? 私たちを呼ぶようにおっしゃったようですが」

 エンドロちゃんは何かが知りたくてここに来たのかな、あるいは伝えたいことが?それとも特に理由はなくて、「なんとなく」?


【ツッキー】

「望まれてるかどうかは、人類60億一人一人の首筋に刃を立てて、今すぐ死にたいかどうかを聞けばわかるぞ。」


【武】

「…………」(複雑な表情)


【GM/エンドロ】

「見たかったの」

「私を望まない人たちを、もう一度」


【武】

「……少なくとも俺はまだくたばれない。だから、ここにいる」


【菊花】

「……概ね武に同意。私は、武とまだまだイチャコラしたりてないから。だから私も、ここにいる」


【梶原】

「貴方を望んでいないわけではありませんが……まあ、現在あなたが抱えている意思は、我々の意志では受け入れるわけにいかないものです」

「生きる理由はあっても、死ぬ理由がないですから」


【GM/エンドロ】

「ずっと前から、決まっていたの」

「望まれ続けて、でも」

「望まない人も、いてくれるのね」


【菊花】

「ん、絶対なんてこの世には存在しない。完全無欠なことなんてない。だから、そこあたりはしっかりと考えるべき」


【ツッキー】

 知覚判定で感情を見てもいいかな?


【GM】

 あ、いいですよ。

 目標達成4です。仲良くなったから簡単ですよ。


【ツッキー】

 いつの間に仲良くなったんだ。


【GM】

 仲良くつうか、理解が多少深まったw?


【菊花】

 なるほどー。じゃあ私も。


~菊花、ダイス3で失敗。ツッキー、ダイス12で成功~


【GM】

 まあ何度か会って戦ったり話したりすれば、少しは相手のことはわかるよなぁとか、そんな感じ。

 酷いダイスを見た。


【梶原】

 ……サイコメトリーチャンス……?←


【GM】

 サイコメトリーかー。使ってもいいですよ。

 エンドロちゃんの持ってるカップとか、本人に触ったりしたら出来るんじゃないかな


【梶原】

 では、エンドロちゃんの指先をそっと持ち上げて、「貴方の心に、少し触れさせていただいてもよろしいですか?お厭でなければ、ですが」


【GM】

 エンドロちゃんはそっと手を伸ばしてきますよ。サイコメトリーしてもいいのよ。


【梶原】

 皆同じことやるよりバリエーションあった方がいいのでは、ぐらいの意志ですが、もしここで心を繋げられたらうれしいなあ。 

 ありがとうございます。では、サイコメトリーを使用します。


《コンボ名:教えてレネゲ先生》

【サイコメトリー+コンセントレイト:モルフェウス】

【メジャーアクション/判定-/対象-/射程-/コスト4/すべての情報技能に使用可能。ダイスを+<Lv+2>(つまり5)したうえで、クリティカル値を-Lv分(つまり2)下げる。下限は7。】



【菊花】

 くっ……探索系技能を取っていなかったことが悔やまれる。

 あ、GM様。もものさんへと知覚判定できますか?


【GM】

 何を知覚するかおしえてけろ。


【菊花】

 感情の機微ですね。


【GM】

 んでは、どぞ。目標は4です。


~菊花、ダイス7。成功~


【GM】

 ではもものさまの様子

 ざっくり言うと、「ここで暴れられるわけにはいかないから、今は少しでも会話から何かを引き出したい」という雰囲気です。そのうえで、ずっとフェンリルを見ています。フェンリルが気になって、話に入ってこれないくらいですね。空になったカップにひたすらお茶を注いでます。


【梶原】

 えっと、浸食値は65になって、ダイスは6個になって、えーと。

~中略~

 達成値26です。


【武】

「……一つ聞きたい」


【GM】

「なぁに?」


【武】

「これは、この惨状は、おまえ自身のやりたいことなのか?」


【GM】

「いいえ」

 エンドロちゃんはわりときっぱりと首を振ります。即答と言ってもいいくらいの早さです。

「望まれなければ、私はここにはいない。でも私の望みは……見つける、こと。私を、あなたを、みんなを」


「…………止めてほしいのか? 俺たちに」


「なくなりたいと、みんなが言うの」


「なくさなくてもいいと、叫ぶ人もいるのに」


 そう言って、エンドロちゃんは話しかけてきたタケルくんを見てきますよ。

 知覚判定、目標3でどうぞ。タケルくんだけね。


【菊花】

 おっと。これは武くんがPC1のアレを魅せつけるのか。アレ(意味深)


【武】

 4。足りたアアアア! よかったあああ!!


【GM】

 じゃあタケルくんはその瞳を「迷子のような目」だと感じます。行くべき場所をなくして、さまよい歩いて、疲れきった子供のような。


【ツッキー】

「ところでももの様、なにか言いたいたいことがあるのでは?」


【武】

「……分かった。一つ、俺たちと交渉しないか?」

(妹を思い出して少し優しい感じ)


【菊花】

「……武?」

 急激に変わった態度に少しだけ困惑します。


【ツッキー】

 私のしばしスルーでいいですよ。主人公優先重点。


【梶原】

 私も武さん優先でOKです。


【菊花】

 同じくー。適当にロール合わせてきますー。


【武】

「人間が本当に滅びを望んでるか、いないか、その答えを見つけるのを俺たちが手伝う。もし、それが望みじゃないと分かったら、その答えがお前の納得のいくものだったのなら、こんな事はもうやめろ。お前の望みじゃないなら、そんなもん放り投げちまえ」


【ツッキー】

 超主人公っぽい。うわー、見習いてえ。○条さん並みの主人公力だわ。


【ツッキー】

 つよい。

 そして放たれる男女平等パンチ(相手は死ぬ)


【武】

 すまない、少々ノリノリでロールしすぎてしまった……


【菊花】

 ええんやで……ええんやで……リアルロールの道にようこそ……。


【ツッキー】

 いやいや、もっと乗ってください。


【GM】

 26はおおい。


《サイコメトリー情報》


・彼女に渦巻く黒い力は「ウロボロスシンドローム」のものである。ピュアウロボロスで確定。

・彼女の感情は極めて薄いけれど、無いわけではない。むしろ今は天秤のようにふらふらして、それに自分で戸惑っているフシがある。


・彼女の気持ち以外に多くの意志を感じた。それは一様に「消えたい」、「死にたい」、「滅びたい」という破滅願望の意識があった

・その意識の中には「こんなチカラほしくなかった」、というものも含まれていた。


・その意識は彼女の意志よりもずっと強い。それを叶えるために、彼女は行動している。

・つまり、彼女は正真正銘「人の意志から生まれた存在」である。


・最後に見えたのは「世界は滅びる」と声高に叫ぶ、狂った目をした多くの人間たちであった。


《最終的に開示された情報》


終末週末症候群エンドロール・シンドローム

 レネゲイドビーイング、タイプレジェンド。ピュアウロボロス。

 マヤ文明の予言やノストラダムスなどの「世界の滅びの予言」に多くの破滅願望が乗り移り、レネゲイドウイルスが宿った存在。

 滅びの望みを叶える願望機の役割を持って生まれ、世界を滅ぼすためにその時を待っていた。

 シナリオが始まった日は、名も無き預言者がいつか叫んだ滅びの日。もはや誰も覚えておらず、忘れ去られた悲しき願望の日。


 その日が来るまでの間、人の世を眺め続けたために、ほんの少しだけの感情を宿している。

 なによりも、すべての人はある意味で彼女を産み落とした存在である。それゆえに、彼女自身、人のことは決して嫌いではない。滅びを妨げるものをただ壊しているだけである。


【ツッキー】

 結局滅びを止めるためには、説得か殴り愛宇宙しかないということですかね。


【武】

 ナイスメトリー、梶原さん。これを共有できたらいいんだけど……


【梶原】

 ふむー……まずは情報いっぱいもらえてハッピーです!


【GM】

 ゼノスが彼女をおっていた理由はウロボロスなのもありますが、世界を滅ぼされるのはたんじゅんにやばいからですね。


【梶原】

 GM、ちょっと質問が。RPの相談なのですが。


【GM】

 最後はこのゲームどうしても殴りあいだけど、ロールは尊重されるしご褒美もあるぞい(少なくとも私のシナリオでは。

 お、どぞどぞ?


【梶原】

 サイコメトリーで、私はエンドロちゃんの心に触れたわけですが、逆にエンドロちゃんに私の心に入ってもらうってできるのでしょうか。なんならサイコメトリーだけ食べてもらう、ってことも考えましたが。


【武】

 上手い手を考えるな。これ成功すればかなり良さそう。


【菊花】

 そして始まる二人だけの白百合空間(KY)


【GM】

 これは梶原さんが攻略するのかタケルくんが攻略するのかそれともタケルくんが梶原さんと結婚してエンドロちゃんを養子にもらうのか(そして始まるヤンデレ)


【武】

 どちらにせよ、武は死ぬ、梶原の胃も死ぬ。


【菊花】

 まって。武さん待って。


⑥【確かで、不確かなナニカ/終末週末症候群 /◆P慕情 /◇N不快感 】

(コイツは殺すべき敵だ。私と武、ツッキー、梶原、ももの、その他のUGNの職員を……傷つけた。許さない。殺してやる。お前の存在なんてこの世に一欠片も残してなるものか。殺すのも生ぬるい。こうなったら生かしたまま地獄の責め苦を毎日味あわせてやるのも一興かもしれない。

 だが、なぜだろう。私は彼女に強烈なまでに惹かれている。まるで、彼女に付き従えとイワンガばかりに。アイツは殺すべき敵だ。殺さなければ、殺さなければと思うたびに彼女への印象と感情のすれ違いが起こってしまう。私は彼女を、どう見れば良いのだろう)


※フレーバー的な。

(武ならば、きっと私を導いてくれるはず。だったら、武にこの感情の決着をゆだねるのも……アリかもしれない)

 こんなテキストがあるのです!


~編集者コメント~

 ロイスのテキストです。


【GM】

 心を渡すは面白いなあ。採用。

 浸食上昇はなしでいいぞい。

 どんな気持ちを渡すか書いてくれるかな? 渡すというか入ってもらうか。

 どういう気持ちで受け入れる?


【武】

 流れ的には、武の提案からで上手くつながりそう。


【ツッキー】

⑦【怨敵?ごちそう?/エンドロちゃん/P慕情/N嫌気】

(ああ、ももの様を傷つけた相手なのにどうしてあんなにも美味しそうなのだ。彼女は敵で、敵にこんな感情は敵に持つべきではないのに、ああ、どうしようもなく食べたい! 食べたい!)

 私はこんなだからねぇ。うん。ももの様の制止がなければ殴りに行ってる。


【菊花】

 じゃあ、菊花ちゃんと結婚してエンドロを養子に(余計混乱した)


【GM】

 RPも含めてやってどうぞ。

 さっきまでのタケルくんの提案RPとのつながりどうする?

 私が打つのに時間かかったせいだから、多少時間軸前後させてもいいよー。GMさーびすだよー。


【武】

 えっと流れ的には。武の提案に対するエンドロの反応を見てから、梶原さんの妙案の流れが一番いいかと。


【GM】

 ラストバトルで死なねば、そして帰ってこれたらね(バッドエンド)

 ここまでいい流れだから、ないんじゃないかな。他のみんなも良ければーよけーればー。


【梶原】

 私はあなたの存在を否定しないし、あなた自身に興味がある。私は絶望していないし、誰かと一緒に生きる幸せを知っているし、あなたにもそれを知ってもらいたい。エンドロさんを受け入れるし、これから人々を見定めるなら、付き合う。

 ということを示すかなあ……です。エンドロちゃんがタケルくんにお返事したら、そっと手を握り返して、サイコメトリで。


【GM】

 問題なさそうね。それじゃタケルくんへの返答

「でも、あなた達だけなの。多くの人は、それを望んでいる。私を生み出すほどに」

と返事して、サイコメトリーに応じますよ。

 ちなみにたぶんふつうサイコメトリーをここまでアクティブに使わせるGMってたぶんいないから、他所卓ではGMの指示に従ってください(笑)


【梶原】

 アッハイ、キヲツケマス、スミマセン……


【武】

「……そういうことはきちんと確かめてから言うもんだ。知ってるのと分かってるのはぜんぜん違うからな」


【GM】

 あ、いいのよ梶原さん。わたしこういうフレーバー的な遊び好きすぎる人だから。

 たぶんGMとしてはあまり良くないことだとは思うんだけどね。データを越えてやっちゃうわけだから。

 みんなが楽しいならそれが一番だと思ってしまうんよね


【梶原】

 ありがとうございます……。サイコメトリーは最強なんだ!!(盲信)


【菊花】

 インスピレーションこそ最強(反論)


【武】

 アカン!その台詞フラグや!


【ツッキー】

「結局、空から落ちてくる石ころを消すかどうかに言及はしないのだね」

 ここでKY登場だァー!


【武】

 その説得はあとでしょ。まずはエンドロちゃん自身の説得をせねば。


【菊花】

「ツッキー、ちょっと真面目なお話してるからあっちで組んず解れつ、しよ?」

(頭に銃を突き付けます)


【ツッキー】

「はっはっは。魅力的な誘いだが断らせてもらうよ」

(口にチャックのジェスチャーをして、口を紡ぐ)


【武】

 そうだ、GM。サイコメトリーって繋げられないのでしょうか? 他人に。梶原さんだけじゃなくて、全員で説得するみたいに。


【ツッキー】

 悪いことは言わん。武と梶原だけにしとけ。


【GM】

 全員でつながるのはいいけど、この場合二人ほど欲が混ざるような(ヤンデレと人間食べ食べ獣を見る)。


【菊花】

 決定には従うつもりですけど、菊花的に言うと、そんな思念があったら即座に撃ち殺すと思いまする。どちらの血でかはわかりませんけど、ここが血の海になりますよ。


【武】

 ツッキーも菊花もなんやかんやで、色々落ちて這い上がってきてるから、滅びを望まない意思、闇を知って尚進むという意味では資格はあるかナーと思ったのですが。まあ、一部動機はアレだけどねw


【菊花】

 まぁ菊花はあれです。落ちてないので。闇を知って進むっていうのは確かに理解できると思うのですけれども。それと武を傷つけたこととがまず天秤に乗るはずがないよなぁ、と。


【武】

 ふーむ……二人にしとくのが一番、無難かな。


【菊花】

 ジェネシフト……(ぼそっ)タイタス化……(ぼそっ)


【GM】

 まとまったらRPしてどうぞー。


【武】

 じゃあ、示すのは、妹を傷付けて、自分の能力を否定したりしたけど、それでも、今はこの力を得たことに感謝して今ここにいること。悲しむことも、もしかしたら滅ぶ事を望むこともあったかもしれないけど、それでも本当に望むのはここにいることだってことですね(長い)

 なんというかこの四人だけが特別じゃなくて、人は滅びを望むことがあっても、それでもここにいる事を望むものなんだと示せたらなーと。


【梶原】

 大丈夫です、私はいつも長いです(大丈夫じゃない)


【菊花】

 エンディングに向かうにあたって長文ニキになることを先にお詫びしておこう……


【武】

 じゃあ、そんな感じで始める?


【梶原】

 はい。武さんメインでどぞ、です。梶原はよさそうなところでサイコメトリしますので。


【武】

「…………梶原さん、お願いできますか?」


【梶原】

「ええ」エンドロちゃんの手を壊れ物をもつようにそっと握って、もう片方の手でそっと武さんの手を触ります

 武さん、あんまり人に触られるの好きじゃなかったはずですし。


【武】

「…………」(少し身構えるのを抑え込んで、意思を委ねます)


【梶原】

「私はこれから貴方の心にはいりますが……貴方も、どうぞわたしたちの心に触れてください。絶望を拒む私たちの、望みを」


【ツッキー】

 腕を組んで、むすっとした表情でエンドロ、フェンリル両名を観察。


【GM】

 それではエンドロちゃんは二人の心に触れました。

 ゆっくりと目を見開いて、微笑みます。どこか安堵した様子で。


「あなた達は、そこにいたのね」


 そう笑います。


【武】

 どういう笑いか感覚で確かめられます?


【梶原】

 ずっと問いかけて来ていたエンドロちゃんがこういうと、なんだか感慨が……アイエエ……


【ツッキー】

「我々はここに生きている。それを知ってなお滅ぼすのか」

 不機嫌さを隠そうともせずに、吐き捨てるように言います。


【武】

「……そうだ、俺たちはここにいる。お前もここにいる。どうだ、まだ滅びを望んでいるように見えるか?」


【菊花】

(両の腕を中空でタクトのように振ります。エフェクト使用する準備をば)


【ツッキー】

 コンボ使用準備。


【梶原】

 自分はエンドロちゃんの手に自分の手をちょっとだけ重ねて、彼女が動きたいならすぐ動けるようにしつつ、武さんとエンドロちゃんを観てます。


【ツッキー】

「僕も一度は堕ちたが、こうして日常の側に立っている。お前もそうなりたいのなら認める。その権利はある」


【GM/エンドロ】

「それでも、空に滅びたいという心はあるの」

 そう言って、エンドロちゃんは空を指さします。

 オープニングでもものちゃんがぶち破った天窓から覗くのは、エンドロちゃんが召喚した巨大な隕石ですね。


「あの気持ちも、きっとあそこにあるわ」

「望まないあなたたちがいるように、望んだ誰かが、きっと」

「だから、私を見つけて」


 ふわりと身体を浮かばせて、エンドロちゃんは浮かび上がります。


「フェンリル。あなたは、帰りなさい」


 フェンリルは指示通りに伏せのままで、エンドロちゃんだけが天窓から出ていきますよ。


「待ってるから」


 特に何もないなら追いかけることになりますが、だいじょぶですか?


【梶原】

 大丈夫です、追いかけます。


【ツッキー】

「お前を殺せばあれは消えるのか」


【GM/エンドロ】

「滅びを望まないのであれば、きっと、きっと」とツッキーに返しますよー


【武】

「――わかった。俺が、俺たちがお前を止める。だからお前もしたくない事をするな。みたいものを見せたんだ、それくらいはいいだろう?」


【GM】

 まさかここまで早く、そしてエンドロちゃんが穏やかな気持ちでクライマックスにいくとは、情報系エフェクトとか絶対チートだわ。


【菊花】

 チートだわさ。


【梶原】

 アイエエー恐縮です!


【武】

 主人公ロール楽しいです(白目)


【ツッキー】

「行ってまいります。ももの様。必ず朗報を持って帰りますので、是非茶菓子でも用意して迎えてください」

 エンドロに向けた殺意とは正反対に、ももの様には聖者のような笑顔を向ける。


【菊花】

「みんなで、また……御茶会を」


【梶原】

「結局、わたしたちらしいやり方になりましたが……悪くはない」


【ツッキー】一人、浸食値が心配な人がいますけど


【菊花】

 大丈夫、タイタス化してないので普通に行ける奴。ジェネシフトシステム……

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