主要人物の親族 2
山崎猛
70歳。元兵庫県警察本部の刑事部長。
山崎宏の実父で、侑子の養父(母方の伯父である)
現役時代は、刑事の鬼と言われる程の凄腕の刑事だった。
定年退職後は、悠々自適な隠居生活を送ってやろうと目論んでいたが、ひったくり犯を捕まえた為、とある高校の柔道部から講師として来て欲しいと頼み込まれ、現在、週に3回は指導に行っている。
妹夫婦の忘れ形見である山崎姉妹を引き取り、実子同様に育てた。
孫たちには非常に甘い。
山崎麗子
67歳。猛の妻。宏の実母で侑子の養母(母方の伯母である)
温厚な性格の持ち主だが、怒ると一番怖い。
お喋りが大好きで、口を閉じてる所は見た事がないくらい、よく喋る。
山崎姉妹とは血の繋がりは無いが、実子同様に育てた。
息子3人だった為、引き取った時は非常に喜んでおり、今でも"うちの娘"と言っている。
山崎がシングルマザーになると決めた時も、"孫の面倒見れない程、歳はとってない"と言って、呼び戻した。
夫同様、孫たちには甘い。
大河美和子
35歳。山崎の実姉。
結婚しており、2児を育てる母。
実家の近くに住んでおり、よく帰って来ては、姪である美希の面倒を良く見ている。
山崎の仕事には余り理解を示しておらず、会う度に、説教をし、その度に美希に止められるというのが、毎回の流れ。
妹の侑子によれば、一番麗子に似ている。
山崎砂羽
39歳。山崎宏の妻で侑子の兄嫁。
美容師で宏とは、客と従業員の関係から発展し、結婚した。現在、2児の母。
仕事で多忙な夫に若干の嫌気が指して、別居中。ヨリを戻しそうで戻さない。
角川瑠美
32歳。篠田の恋人。
カフェの売れっ子バリスタで、雑誌にもよく紹介される程の腕前。
スラっとした美人。
中々プロポーズしてくれない篠田に若干の焦りを感じており、よく山崎に相談している。
東野日奈子
28歳。東野の妻で新婚。
高級ホテルの受付嬢だったが、東野との結婚で退職。専業主婦となる。
東野とは合コンで知り合い、僅か1年で結婚した。
夫の仕事を理解しており、刑事の妻として夫を支える出来た人物。
事件で家に帰れないと嘆く夫を明るく励ます。