主要人物の親族 1
尾崎芽衣子
37歳。警察病院の看護師。
尾崎の妻で現在、実家に帰っている。
別居しているが、週に1回は自宅に戻り掃除や洗濯、簡単な食事を作る。
尾崎が盲腸で入院した時に知り合い、結婚する。現在、1児の母。
尾崎には勿体ないくらいの美人。(草壁談)
尾崎浩一
8歳。小学2年生。尾崎の一人息子。
母の芽衣子に連れられ、現在母の実家で暮らしている。
尾崎の息子か?と疑うほど、礼儀正しい。
父同様、漢字が苦手だが、克服しようと勉強中。
将来、父のように警察官になりたいらしいが、尾崎は野球選手になってほしいらしい。
草壁明奈
36歳。専業主婦。草壁の愛妻。
結婚する前は、婦警だった。
結婚に辺り、退職。専業主婦になる。
数年前に父が他界し、実家で一人暮らしになる母を心配し、草壁の進めもあり、家族を連れて実家に戻った。
婦警時代は、可愛らしい容姿の為、よく色んな奴から言い寄られていた。
草壁夏梨
13歳。中学1年。草壁の長女。
母親似の美少女。
剣道部に所属しており、全国大会に出場する程の腕前。
父が警察官だということは知っているが、刑事だという事は知らない。
しかし事件の度に、余り帰ってこない為、刑事だという事は薄々は勘付いている。
将来、やはり警察官に成りたいらしいが、父から反対されている。
草壁浩也
11歳。小学5年生。草壁の長男。
基本的に母親似だが、何処か父親の面影がある。草壁曰く、自分の子供の時にそっくりらしいが、周りに信じてもらえてない。
サッカー少年で、早くもサッカーの名門校からスカウトを受けている。
将来はサッカー選手より、コーチとかになりたいらしい。
吉田晴子
66歳。明奈の実母で、草壁の姑。
数年前に夫を亡くし、暫く一人暮らしをしていたが、娘夫婦が同居する事になり、かなり浮かれていた。
その矢先、階段から転げ落ちた以来、膝を悪くする。
典型的な関西のおばちゃんで、草壁は頭が上がらない。
奥山美樹
30歳。故人。山崎の婚約者。
刑事で尾崎と草壁の後輩だった。
強面だが、愛嬌があり人から好かれていた。
刑事としても優秀で将来、有望株だったが、ある事件の捜査中に殉職。
娘の存在を知らぬままだった。
山崎が刑事になるキッカケを作った人物でもある。
山崎美希
4歳。幼稚園の年少。山崎の一人娘。
父が殉職した後に産まれた為、父の顔は写真でしか知らない。
好奇心旺盛で、色々質問しては周りの大人たちを困らせている。
"お母さんは悪い奴を捕まえるお仕事"と言って、母の職業には理解を示している。
祖母(実は大叔母)とは非常に仲が良い。