主要人物の紹介。
主要人物の紹介
尾崎圭一
39歳。階級は警部。兵庫県警察本部 捜査一課強行犯係の係長。
福岡県出身。同志社大学社会学部卒業。
爽やかなイケメンで長身の細見だが、警察官だけあって鍛えているので、何方かと言えば細マッチョ。
普段は関西弁だが、熱が入ると福岡弁でまくし立てる。
同志社大学を出ているにも関わらず、漢字の読み書きが苦手。
洞察力と観察力に優れ、数々の事件を解決してきたやり手。
普段、ちゃらんぽらんな態度だが、いざという時は、自分を犠牲にしてでも部下を守ろうとする姿勢を見せる大変な部下想い。
なんだかんだ言われているが、部下には非常に慕われている。
小倉藩の藩士の子孫で、幼い頃から武術をやっており、特に剣道は全国大会で優勝する程の腕前。
私生活では小学生の息子を持つ父親だが、別居中。
1人暮らしをしているが、週に1回は妻が部屋に来て掃除と洗濯をしている模様。
草壁雅也
35歳。階級は警部補。兵庫県警察本部 捜査一課強行犯係の主任。
公立の工業高校卒業。交番勤務からの叩き上げ。尾崎とは同期で、悪友。
強面で髪を短く刈り上げており、ガッチリした体格をしているので、よくあっちの人と間違われる。
口より先に手が出るタイプで、男女関係なくよく殴る。
現場からの叩き上げのため、現場主義者。
「刑事なら現場をよく見ろ」が口癖。
現場経験が長かったため、観察力は係で一番良いが、パソコン操作などは苦手で部下によく頼っている。
強面の見た目とは裏腹に、コーヒーはブラックで飲めない、甘党、子供好き、手先が器用で裁縫も得意と意外な一面もある。
学生時代は教師も手を付けられない程のヤンキーだった。
しかしある警察官との出会いで、心を入れ替え、猛勉強の末に合格。警察官となる。
元ヤンキーだけあって、腕っ節は強い。
重度のヘビースモーカーで、何度も禁煙しようとしているが、全て失敗に終わっている。
私生活では、妻と中学生の娘、小学生の息子と足を悪くした姑と、妻の実家で暮らしている。なお、妻とはできちゃった婚。
山崎侑子
33歳。階級は巡査部長。兵庫県警察本部 捜査一課強行犯の捜査員で、紅一点。
神戸大学法学部卒業のエリートだが、本人は出世にはあまり興味がない。
祖父は元警察官。父は県警本部のOB。長兄は警察庁の監察官。次兄は県警本部の鑑識課主任といった警察官一家。
美人だが、毒舌。気に入らない相手は徹底的に口撃しないと気が済まない。草壁曰くMに見せかけてドS。
刑事になって年数が浅いが、女性独自の目線で捜査していく。
記憶力が異常に高く、人の何気無い独り言を覚えていたり、一目見ただけで部屋の配置を全て覚えており、それをぐちゃぐちゃにされても元通り戻してしまう。
茶柱を何本も立てる事が出来るよく分からない特技を持っている。
愛煙家で銘柄はKOOLのキング。
5歳の時に両親が事故死し、姉と共に父親の実家に引き取られる予定だったが、両親は駆け落ち同然で結婚しており、父方が難色を示ししびれを切らした伯父夫婦(実母の兄夫婦)が引き取り、養女になる。上記の父は伯父であり養父、兄は従兄にあたる。
4歳の娘がいるシングルマザー。
入籍1カ月を控えた矢先に、婚約者が殉職。同時に妊娠が分かる。その後は実家に戻り、養母の手を借りながら子育て中。
篠田司
32歳。階級は巡査部長。兵庫県警察本部 捜査一課強行犯係の捜査員。
神戸大学法学部卒業。山崎とは同期で、大学からの親友。
神奈川県横浜市出身で、大学から神戸に居るが、未だに標準語で喋るが、所々で関西弁が交じっている。
中性的な顔立ちをしており、女性のみならず、男からも狙われる事がある。
実際、大学時代に危うく貞操を奪われそうになり、山崎に助けてもらった。
山崎より1年早く刑事になったが、よく言いくるめられている。
特技は冷たい目で、上下関係なくダメージを与える。
女性ものの香水や最新のトレンド情報に詳しく、捜査でその知識が役に立つ事がある。
草壁の影響を一番受けており、現場の意見を重視する傾向がある。
実は資産家の御曹司。3歳で母と死別。
父親の再婚相手に理不尽な仕打ちを受けて育つ。その事を心配した母方の祖母に小学校に上がる前に引き取られる。その為、お婆ちゃんっ子。
強行犯係で唯一の独身だが、付き合って4年になる恋人が居る。
山崎からは、さっさとプロポーズしろと言われて居るが、中々踏み出せないでいる。
