表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
43/50

43 ミアの成長sideミア

 43 ミアの成長sideミア



 ウォーター連邦中心部首都スイガ――。

 剣神ミアは10年の歳月とともに大きく成長していた。

 滅茶苦茶背が伸びて、身長は6尺近くになっていた。

 幼い時より付き従う女性、ララよりも高い値を示していた。

 永き冒険の末にSS級冒険者になり、ウォーター連邦の首都まで来た。

 正直言って今の自分ならば姉神皇女や弟ルイスよりも遥かに強いと自負している。

 SS級の魔物も今の自分ならば一撃で屠ることが出来るのだ。


「ここがウォーター連邦の首都か。

 確かに目覚ましい成長を遂げて超大国となった事が伺える活気に満ちている。

 だが、不穏だな。確かに活気に満ちているが、笑っているのは裕福なものだけだ。

 ウォーター連邦は高い税収で有名らしい」


 ミアは顎に手をやりながら、周囲を見渡し訝しんだ。

 満点の夜空の中、街灯が煌めき、町人が大挙して往来している。


「そうですね。ミア様。

 ウォーター連邦を治めるフクダ一世は転生者らしいですよ。

 フクダ一世は世界一の召喚士でもあるらしいです。

 何でもアルティメットサモンで神の竜を召喚したとか」


「……そうか。私も会ってみたいものだな。

 何とか会えないものか。よし、謁見する」


「それが宜しいかと。

 ミア様は世界一の強国ホーリーナイト神聖国の姫君なのですから」


 ララは謁見を進めた。

 ミアはフクダ一世という人物に興味が大いに沸いた。

 こうして一行はウォーター連邦の喉元である水魔城に入った。

 フクダという人物はどういう御方であるのかとミアは好奇心を隠せなかった。

 水魔城謁見の間――玉座に座しているのは自分と同じぐらいの年齢の女の子だった。

 ショートカットの艶のある黒髪に極まった造詣の容姿。

 超然とした面持ちでフクダ一世は此方を測っている。

 居並ぶ臣下は全員イケメン揃いだ。

 これは彼女の趣味なのだろうが、何て悪趣味だとミアは呆れを催した。


「面を上げよ。良く来られた。ミア殿下」


 ミアは緊張感を隠せなかった。

 何故ならば、フクダという人物、あまりにも才覚の輝きを身に着けている。

 万人を魅了する正に妖しげな輝きであった。


「お初にお目にかかります。

 ホーリーナイト神聖国第一王女ミアでございます」


 ミアは深々と一礼して目線をフクダと合わせ、二人の視線が交錯する。


「違う。貴殿は第一王女ではない。

 本当の第一王女は神皇国の神皇女であろう?」


 フクダは誰よりも濃い深緑の瞳を輝かせて、射貫くように訂正させた。


「……御無礼を。そう。本当は双子で第二王女なのです」


 まさか、そこを突かれるとは思わなかった。

 何という大人物。

 ぞくりとミアは戦慄を覚えて、汗を滴らせた。


「まあ良い。お前の噂は聞いている。

 その年で剣神なのであろう? だが、本当の剣神は古の剣神ブレイブだ。

 彼の御仁は絶対に剣士では勝てない。私の超頭脳で導き出された答えだ」


 剣神ブレイブ……薄っすらと噂は聞いている。

 まだ御存命だとは夢にも思わなかった。

 ミアは身震いした。

 転生者フクダ一世……何という超頭脳だとミアは呆然としていた。

今回はここまで。

皆さん読んでく下さりありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ