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第二十四話

「おはようございます。」

「白さんっ。警備お疲れ様ですっ! もう少ししたら料理の準備しますねっ! その間休んでいてください。」

「ありがとうございます。ティナさん。」


ティナがせっせと準備をしていると、眠い目をこすりながらルマリーザが起きてきた。


「うっ、眩しい。」

「あ、ルマリーザさんっ。おはようございます。」

「ティナおはよう。朝から元気だね。はわわ…。よし私も手伝うとしよう。」

「ありがとうございますっ!」


ティナとルマリーザが料理を作る中、休んでいたメンバーたちも起きてきた。


「ふぁ~。あ、今日もうまそうな匂いだな。」

「みんなおはよう。」

「おはよう君たち。もう少ししたらできるから待っていてくれ。」


ティナとルマリーザの料理が並べられる。

いつもながらティナの料理はおいしい。

そして一行は食事をとりながら、今後のプランを話した。


「今日はこの山を越えるところまでは行きたい。」

「そうだな。なるべく早く王都には着きてーな。」

「ああ、だがこの山からはまた魔物も出てくるだろう。気を引き締めていこう。一応私の結界を荷馬車には張っておくがね。」

「わかりました。」

「よし。食事を済ませたらすぐに出発するぞ。」


一行は食事を済ませ出発の準備を整えた。

まずは目の前の山を越えることが今日の目標だ。

一行は荷馬車に乗り、山へと歩みを進めた。

山には人が行き来できるように山道があり、そこを進んでいく。

途中で、イノシシのような獣やゴブリンに目をつけられたが、

大和と白が何事もなかったかのように処理していく。


「相変わらずだね…。私の結界はいらないみたいだね。」

「そんなことはない。備えあれば憂いなしだ。」

「そうゆうことです。」


しばらく山道を進んでいくと、洞窟の入り口へとたどり着いた。


「洞窟か…。」

「行くしかないですよねっ? 」

「そうだね。ほかに道はないようだし。」

「しかし暗いな。」

「それは大丈夫だ。」


そういうと大和は光球を頭上へと出現させ、周囲を照らす。


「うおっ。明るっ。便利だなこれ。」

「これで大丈夫だろう。進むぞ。」

「ええ。」


洞窟の中は意外にも整備されており、洞窟が崩れないように木で補強がされている。

そしてちらほらと松明を立てかけられる場所も存在する。

おそらくこの洞窟は人の手によって作られたものなのだろう。

しばらく進むとエドがあることに気付いた。


「この山おそらく鉱山だ。」

「鉱山? 」

「ああ、多分な。さっきから左右に道がちらほらとあるだろ? それにこの石おそらく方鉛鉱だ。」

「方鉛鉱…。鉛ですか。」

「ああ、多分これ以外にもいろいろと鉱物が取れるだろう。そして念願の鉛だ。やったぜおい! 」

「鉛? 鉛が何かの役に立つのかい? 」

「まあこれだけじゃちょっとな。多分王都へ行けばもっとあるだろうから二人にはその時に教えるわ。いやー楽しみだね。」


エドはとても喜んでいるが、

ティナとルマリーザは頭の上に?マークを浮かべている。

それもそのはずエドが言っているのは、銃の弾だ。

この世界には銃という概念そのものが存在していない。

二人にはとても想像すらつかないことである。

そして洞窟をどんどんと進んでいくと、少し大きい部屋のような場所についた。

そこには焚火の後や、使い古されたテントなどが置いてある。

どうやら鉱員たちの休憩所のようだ。

一行はそこで一休みすることにした。


「なあルマリーザ。魔王軍の戦力ってどんなもんなんだ? 」

「うーん。かつての戦争の時とは全然変わっているだろうね。あの森にアロンがいたのはたまたま私がセイルに潜伏していたからわかっていただけだしね。」

「未知数ってことですか…。」

「ああ、当時から変わらない奴らもいるだろうが、恐らく私の知らないやつらも増えているだろう。」

「ルマリーザさん元幹部って言っていましたよね? ルマリーザさん以外には何人いたのですか? 」

「当時は私を抜いて3人いた。どいつも曲者だったよ。」

「そいつらは生きているのか? 」

「ああ、魔王が復活する前…。君たちがこの世界に来る前に魔王軍へ戻ってこないか、そして真央ア復活へ協力してくれと誘われたさ。適当に濁してごまかして断ったけどね。」

「神がこの世界に魔王を配置=魔王復活ということか。」

「不自然に魔王が誕生するわけではなく、手順を踏んで復活という体なのでしょうね。」

「神も器用なことするもんだねぇ…。」

「まあ私の持っている情報は古いが多少は役に立つかもしれない。」

「ああ、頼む。」


ルマリーザは魔王軍について話し始めた。


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