九尾『狐神ナコ』◆
500年の封印で力を失ってしまった狐神
『狐神ナコ』
年齢 ???
◆外見
巫女服を着ており純白に輝く眩い白髪、そして白い耳と白い尻尾が特徴のお狐様、本来の尻尾の数は9本、とある理由で8本の尻尾を失ってしまったらしい。
芒柊樹の森林編にて登場した炎狐の妖術。
《転載禁止》
◆惨い過去
過去に他の神から迫害されたり、上位の神からの不当な扱いを受けた過去を持つ。
本来、自分の生い立ち⋯⋯そう、狐娘として狐の上に立つはずが、神からの不当な扱いにより、狐の身でありながらも、憎き人間としての神に成り立ってしまった。
その上、悲惨な事に己を味方してくれる唯一の友の神を人間に奪われている。
それ故に復讐したいと思うほどに上位の神や人間を快くは思ってはおらず、和也のことを当初は利用し、挙句の果てには殺そうと思っていたとのこと。
◆容姿
そして身長は145cmを超えるかどうかの小学生に近い超小柄。
瞳の色は輝かしい水色で髪型は長すぎる程のロングヘア、章の出来事に伴って髪型が長くなったり、短くなったりと細かに変化します。
人間に近い容姿をしているが、元より狐のためか髪の毛の成長が人よりも少しばかり早い。
◆性格
性格はかなり怒りっぽく、からかわれると直ぐに妖術を繰り出してしまう困った性格をしている。
そして表面の性格はツンデレ、本性を見せて甘えることもたまにある。
縄張り意識が強く自分の所有物などを取られるのをかなり嫌がっている。あとオマケに嫉妬深い。
もちろん、それは物も人も同じ。
ちなみに愛の重さは人知を超えたりする可能性があったり⋯⋯。
◆正体
狐神ナコの正体⋯⋯それは過去の姿ではあるが、元は九本の尻尾を持つ妖怪⋯⋯。九尾である。
九尾は遥か昔から人を化かし、作物やお宝を盗んだりと、人間界ではかなり悪名高い妖怪である。
何かが原因で九尾の力を失ったとの事だが、その真相は彼女の口からは告げられていない。
彼女自身は自分を神と称してはいるが、人の姿を象った狐でありいわば妖怪に近い存在であることもまた、彼女の口から表明された。
ナコは物の怪と一緒にされるのは御免と、和也に対して愚痴を零している様子からは、完全なる妖怪という訳でも無いようだが。
また、彼女のように獣が人を象った生物が異世界『クレヴィートス』には生息している。
クレヴィートスの人間は総じて、その類の生物を獣人と呼び、言葉を解せず無差別に攻撃してくる獣人は魔物と呼んでいるため、容易に見分けがつく。
獣人によって異なる種族名は別途紹介されていきます。
※獣人と人を象った動物妖怪かどうかは、妖術や固有な力を持っているかで見極められている。