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オリジンヴァンパイアの活躍

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 オリジンヴァンパイアがルロイの元に来る前、ジャイアントキングと対峙をしていた。ジャイアントキングの大きさは10メートル程ある。

「・・・でかいな。的が大きくて助かる」

「ジャ…」

「早く終わらせようか…。【身体超強化】【蝙蝠化】」

 赤黒いオーラを纏った、大量の蝙蝠が発生する。それらがジャイアントキングに体当たりを行うと…。

「!?」

 小さな蝙蝠からは考えられない強い衝撃がジャイアントキングに走った。それが蝙蝠の数だけ起きるため、まるでマシンガンを撃たれているかのようだ。

「ジャアァ!」

 ジャイアントキングは【身体超強化】【狂気化】を使い対抗する。

「そんなもので抗えると?【吸血】」

「・・・!」

 大量の蝙蝠が噛みつき【吸血】をすることで、ジャイアントキングの力を奪っていく。

「…さて、ルロイとやらの手伝いでも行こうか」

「…」

 力を吸い取られ尽くしたジャイアントキングは、その場で倒れ息絶えた。



 オリジンヴァンパイアはルロイの元に駆けつける。

「・・・手伝ってやろう」

「な! なんでお前がここにいるんだ!?」

「あいつは倒してきた」

「さすがだな…。それに手伝ってくれるのはありがたい」

「我が倒してもいいんだがな。女の前ではカッコつけさせてやるよ」

 そういうと【蝙蝠化】をして無数の蝙蝠状態になり、ルロイにまとわりついた。

「な、なんだ?」

「我はあくまで手伝いだ。やるのは君だよ」

 まとわりついていた蝙蝠が形を作っていく。なんと、ルロイの背中に羽ができたのだ。

「す、すごい…」

「飛べるだけじゃなく、推進力もある。戦斧も今まで以上にダメージを与えられるはずだよ」

「ありがとう…! ヒヒイロカネゴーレム、これからが本番だ!」

「・・・ゴレ」

「いくぞ。【身体強化】【炎付与】【瞬歩】・・・おっと!」

 いつものように【瞬歩】を使ったが、オリジンヴァンパイアのサポートのおかげでいつも以上に速度が出てしまったため通り過ぎてしまった。

「これは難しいな…」

「早く慣れてもらわないとな」

「分かっている。もう一度いくぞ。【瞬歩】!」

「ゴレ!」

 今度は戦斧をヒヒイロカネゴーレムに当てることができたが、まだタイミングをうまく合わせることが出来なかった。

「もう少しだな。次はもっと上手くやる!」

「我がもう少しサポートしてやろう。動きは全て我がやるから、戦斧を当てることに集中しろよ」

「わかった」

 ルロイはもう一度戦斧を構え直し、ヒヒイロカネゴーレムに向かう。

「おりゃ!」

 ヒヒイロカネゴーレムもそのまま食らうと不味いと思い、自分に【鉱石化】を使い強度を高める。

「ゴレ!」

「はぁあ! さらに【旋風】!」

「ゴレ!? ゴレ…」

 かなりの強度を誇るヒヒイロカネゴーレムであっても、何度も高威力の攻撃を受けたことでダメージが限界に到達し遂に倒れた。

読んでいただきありがとうございます!

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