キラーアント戦3
ぜひブックマーク登録をお願いいたします!
「俺が早く倒せなかったから、みんながやられてしまった…。こいつだけでも倒す!」
「私もサポートする!回復が必要な時は言って」
「ありがとう。じゃあ行くぞ!【雷付与】」
シラロスは剣に雷を纏わせる、クイーンに向けて攻撃を仕掛ける。
「【穴掘り】」
「なに!」
クイーンが土に潜ってしまったため、攻撃ができなくなってしまった。
「私がサポートします。【魔力探知】・・・5m下! 来ます」
「よし」
すると、リリスの言う通り下からクイーンが出てきた。そこに構えていたシラロスが攻撃をする。
「【渾身の一撃】!」
「!?」
【身体強化】に【雷付与】した剣を【渾身の一撃】でクイーンの頭に当て、無傷とはいかずダメージを負った。
「・・・なかなか痛いじゃないか」
「「しゃべった!」」
「貴様らなどすぐに片付けるつもりだったからな。話す気などなかったのだ。だが、もう遠慮などせずに倒すぞ」
「望むところだ」
「【酸液】」
クイーンの口から大量の酸液が飛び出し、足の踏み場がほとんどなくなってしまった。
「【空歩】」
「まだまだ行くぞ。【酸液】」
空にいるシラロスに向けて撃つため、狙われていないリリスまで攻撃が飛んでいった。
「リリス!」
「【魔法盾】! 私は大丈夫だから! キラーアントクイーンに集中して」
「ああ!」
「敵は私だけではないぞ?」
ここで、バーバス達を倒し終えたキラーアントジェネラルも合流した。そのことに気がついていなかったシラロスはジェネラルの強靭な顎に捕まり、身動きが取れなくなった。
「まずい!」
「終わりだな。【ニ撃必殺】」
「がは…!」
【ニ撃必殺】は二度お尻の先にある針で刺されると必ず死ぬという攻撃。それは1回のみでもかなりの痛みが伴う。
「もう一度・・・【ニ撃必殺】」
クイーンの針がゆっくりとシラロスに向かう。これに刺されると死んでしまう。
「やめて!」
シラロスは両手を上げて言葉を放った。
「こ・・・降参だ!」
降参を聞いたタルタロスは闘技場中心で、結果の発表する。
「『不撓不屈』対キラーアント戦決着。勝者、キラーアント!」
読んでいただきありがとうございます!
★★★★★もよろしくお願いします!




