キラーアント戦2
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「あいつは硬くて俺の短剣が通らない。だから柔らかい口の中を狙っていこうと思う」
ここで、タルタロスがやってきた。
「キラーアント、及びキラーアントナイトの戦闘不能により離脱させます」
タルタロスは【デビル召喚】により3体のデビルが現れ、キラーアントを控室へと運んでいった。
「では、引き続きどうぞ」
そういってタルタロスは引き下がった。
「よし、これでジェネラルに集中できるな。リリスは先にシラロスのサポートに行ってくれ」
「わかったわ」
「それじゃあ、行くぞ」
「「「おう!」」」
まずは戦士バーバスによる【挑発】【完全防御】により、ジェネラルの注目を集める。そして魔術師モルドバの【液状化】に動きを弱め、暗殺者キースが【毒付与】された短剣を口めがけて攻撃を仕掛ける。
「そう簡単には通らないか」
「タイミングを合わせて行くぞ」
「「よし」」
バーバスはタイミングを見計らい、【完全防御】を解く。そしてキラーアントジェネラルを羽交締めにする。
「モルドバ! 追い討ちをかけろ」
「ああ!【土固め】!」
魔法によりジェネラルの足を固めて動けなくした。
「キース!」
「ああ!【毒付与】」
動きを止められてはどうしようもないかと思われたが、ジェネラルは諦めていなかった。
「【酸液】」
「うわ!」
「やばい!」
近くにいたバーバスとキースは【酸液】が直撃し動けなくなってしまった。残るモルドバも防ぐことができずにやられてしまった。
そこにタルタロスがやってきてバーバス、モルドバ、キースを運ぶ。
「残るは冒険者2人と魔物2体。どうなるでしょうか」
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