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シャーリーからの褒美

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 宴会の次の日。ガイア達は朝からギルドを訪れていた。ギルマスのシャーリーに呼ばれていたためだ。

 前に作戦を立てたギルドの2階にはシャーリーとジェイソンがおり、ポーラはいなかった。

 ガイアがポーラのことについてシャーリーに尋ねた。

「ポーラさんはまだですか?」

「いや、あの人なら昨日のうちに出発したぞ」

「はやい! そ、そうなんですね。ありがとうございます」

「ということで、ポーラ以外みんな揃ったな。前に話していたが褒美をあげようと思う!」

「待ってました!」

 ジェイソンが一番張り切っている。

「何をいただけるのでしょうか」

「楽しみね」

「それでは渡そう」

 シャーリーは懐から紙を人数分取り出してみんなに見せた。

「これは国立図書館の入館許可証だ。これがあれば国立図書館で閲覧制限がされているものも見ることができるようになる!」

「本かよ…。期待して損したぜ」

「本より武器とかお金が良かったな」

 ジェイソンとハルは明らかにガッカリしている。しかしガイア、ルミ、ユキは対照的な反応を見せていた。

「世界について詳しくなれる!」

「もっと強くなれるかもしれないわ!」

「どんな本があるのかな…?」

 シャーリーはその紙を一人一人に手渡して行った。

「そうだ! 褒美というわけじゃないが、ガイア達はみんなレベル上がるだろうから後で受付に行くと良い」


 ガイア達はシャーリーに言われた通り、ギルドの受付に来ていた。

「レベルが上がるって聞いたんですけど」

「確認いたしますので皆さん、冒険者のカードをお借りいたします」

 受付のお姉さんがカードを使って手続きを進めていく。

 しばらくすると処理が完了したようだ。

「皆さんの冒険者レベルが上がっております。詳しくはカードをご覧ください」

 自らの情報はカードに表れるようになっている。ただし、他の人が見ることはできない。ガイアに至っては【鑑定】があるのであまり関係はないが。


 みんながどんなスキルを覚えたのか見ておくか。

…【鑑定】。


##

種族:ヒューマン(冒険者)

名前:ハル

スキル:【片手剣術】【挑発】【盾突き】【完全防御】

冒険者レベル4

##


##

種族:ヒューマン(冒険者)

名前:ルミ

スキル:【剣術】【渾身の一撃】【身体能力低強化】【瞬歩】

冒険者レベル4

##


##

種族:ヒューマン(冒険者)

名前:ユキ

スキル:【ハイヒール】【魔力探知】【解呪】【魔法盾】

冒険者レベル4

##


 なるほど。スキルが追加されることは分かっていたがスキル自体の強さも上がっているようだな。・・・俺はというと。



##

種族:ヒューマン(ダンジョン管理者統括)(冒険者)

名前:ガイア

スキル:【カードパック】【鑑定】【剣術】【炎付与】【断魔】【身体低強化】

管理ダンジョン:アルフ、ベッタ、ガーマ


ダンジョンレベル:4

保有ポイント:897pt

冒険者レベル4

##


 はじめての身体強化系だ。こういうスキルの方が使い勝手がいい気がするな。


 それぞれが自分の力を確認したところで今後の動きを確認することになった。

読んでいただきありがとうございます!


★★★★★をつけてくださると嬉しいです!

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