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VSオーガキング

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 オーガキングのジョズは入り口から入ってきたゴブリンキングの前に立つ。

「お前、強そうだな」

「我などまだまだ。お主がこのダンジョンの管理者とお見受けするがどうだ?」

「そうだ。ミフロスよりここの管理を任されたオーガキングのジョズだ。どこの誰だか知らないが楽しませてくれよ」

 ジョズは金棒を構えて、一直線にゴブリンキングへ走り出す。

「いきなり来るか。お前達も気を引き締めろよ。簡単に勝てる相手じゃないからな」

「「「ゴブ!」」」

「【鼓舞】!」

 ゴブリンキングによって青いオーラを纏ったゴブリンリーダー、ゴブリンソードがジョズの突進を受ける。離れた場所からゴブリンメイジ、ゴブリンアーチャーの援護射撃を行い、ゴブリンヒーラーがゴブリン達の回復をする。


 なかなか連携が取れるようになったな。しかしこれでは、あのジョズを止められないか。


「うぉりゃあ!」

「「「ゴブ!」」」

 ジョズによってゴブリン達が吹き飛ばされる。

「雑魚がいくら来ようが俺は止められない! 後ろで立ってないで直接戦おうぜ! ゴブリンキングさんよ!【身体強化】!」

 ジョズは赤いオーラを見に纏い、ゴブリンキングに襲い掛かる。しかし、横にいた3体のゴブリンジェネラルの大剣によって止められる。

「・・・ぐぬ。さっきの奴らよりは強いが・・・こんなやつら!【怒息〈アンガーブレス〉】!」

「「「ゴブ!!」」」

 ゴブリンジェネラルは至近距離からの魔法攻撃によってジョズの突破を許してしまう。

「後はお前だ! ゴブリンキング!!」


 オーガキングのジョズとゴブリン達の戦いを密かに眺めている者たちがいた。ダンジョンにいた魔物達である。なぜ今まで隠れていたかというと、オーガキングに殺されないためである。見つかるとすぐに殺されてしまうため、逃げることもできずに隠れていたのだ。

 そんな時に訪れた逃げるチャンス。オーガキングはゴブリン達に夢中になっており、周りを気にする余裕はない。

「「「「「………」」」」」

 今まで息を潜めていた大量の魔物が動き出す。


・・・その数、約1000体。

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