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ガーマ村へ

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 ガイアはハル、ルミ、ユキと共に朝食を食べていた。ハルが新聞を眺めているとあるニュースが目に止まった。

「撃滅部隊敗戦だって!」

「うそでしょ! 撃滅部隊ってギルドのエリートみたいな人たちよね?」

「そのはずです。まさか負けるなんて…」

「そんな強いダンジョンで戦いを教わってたんですね」

「これから人気になるかもな。ガイアもそう思うだろ?」

「そ、そうだね」

 ガイアは少し複雑な気持ちだった。人気になりダンジョンポイントが貯まりやすくなるのはいいが、その分みんなを危険な目に合わせることになるからだ。

「ところで次の目的地はどうする?」

「確かにそろそろ移動してもいいかもしれませんね」

「ガーマ村とかどうだ? 最近あそこのダンジョンで調査依頼出てたし」

「いいと思います」

「ガイアもそこでいい?」

「もちろん」

 こうして4人と2体は身支度を整え、ガーマに向かうのだった。

 


 そのころ、ガーマダンジョン内にてダンジョン管理を任されたオーガキングのジョズは苛立っていた。

「・・・弱すぎる。もっと強いやつはいないのか」

 大きな金棒には大量の血が付き、周りには原形をとどめていない冒険者や魔物の死体が転がっている。生きている魔物は影に身を潜め、狙われないようにしていた。

「どいつもこいつも隠れやがって。ミフロスのやつ、もっと強いやつ用意しておけよな。退屈でしょうがない。・・・ん?」

 そのとき、ジョズは強者の気配を感じた。監視ルームでダンジョンの中を探すと、20体ほどの魔物が入り口から入ってきていた。

 その中で特に大きな個体か存在感を放っていた。

「・・・あいつは強そうだな」

 イライラしていたジョズの顔が笑顔に変わった。

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