戦力補強
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タルタロスと連絡をとった日の夜。ガイアはシャドウウルフ、ライトウルフと共にベッタのダンジョンに来ていた。
「元気にしてたか? ウーラノス?」
「よく会ってるだろ」
そういってウーラノスは眠りの体勢に入った。
「寝るのか?」
「ああ。静かにしてくれよ」
「まあ、仲間を増やすだけだからさ」
今のダンジョンポイントは1680pt。とりあえずはデッキかな。
ポイント交換
1パック……100pt
厳選パック……500pt
1デッキ……1000pt
部屋……160pt
部屋拡大……80pt
配置変更……80pt
少し汚い風呂……90pt
少し汚い大浴場……200pt
少し汚い寝室……90pt
鉄の宝箱……100pt
銅の宝箱……150pt
1680pt-1000pt=680pt
開けようか。
デッキ開封
スケルトンデッキ
魔物
C
〈スケルトン〉×22
R
〈スケルトンウォーリアー〉×4〈スケルトンソードマン〉×4〈スケルトンメイジ〉×4
SR
〈スケルトンジェネラル〉×2
SSR
〈スケルトンキング〉〈スケルトンクイーン〉
ダンジョン施設・アイテム
〈墓地〉〈骸骨再生スポット〉
「SSRが2体もいるぞ!」
「さすが主!」
「すごい主!」
「・・・うるさい」
ガイアがシャドウウルフ、ライトウルフと喜んでいたらウーラノスに注意されてしまった。
「・・・まあ、気を取り直して」
『カード解放』。
黒の煙が発生し、大量の骸骨が姿を現す。その中で特に存在感を放っているキングとクイーンを鑑定する。
【鑑定】。
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ランク:SSR
種族:スケルトンキング
名前:
スキル:【念話】【身体強化】【大剣術】【骸骨化】【骸骨身体強化術】【仲間呼び】【魔術完全耐性】【状態異常完全耐性】
##
##
ランク:SSR
種族:スケルトンクイーン
名前:
スキル:【念話】【魔術強化】【黒縛】【骸骨化】【骸骨回復術】【仲間呼び】【魔術完全耐性】【状態異常完全耐性】
##
キングもクイーンも【魔術完全耐性】【状態異常完全耐性】を持ってるのはすごいな。倒すとしたら物理攻撃しかないってことか。強いな。
「キングとクイーン【念話】が使えるんだよな。念じればいいのか?」
ガイアは2体に向けて念を送ってみる。
「聞こえるか?」
「・・・」
「・・・」
「聞こえないか。どうすればいいんだろう」
「・・・聞こえてる」
「お! 聞こえた聞こえた! クイーンも聞こえてるか?」
「・・・うん」
「よかった。じゃあ、早速で悪いんだけどアルフのダンジョンに向かって欲しい」
「・・・」
「・・・」
「ごめん! 嫌だった?」
「・・・そんなことない」
「・・・続けて」
「そ、そうか。じゃあ続けるぞ」
ガイアは念話で現状を説明し、アルフのダンジョンの戦力補強が必要なことを伝えた。
「・・・では、向かう」
「よろしくね。向かう途中の戦闘はなるべく避けてね。目立つし危ないから」
「・・・うん」
「・・・うん」
そういってスケルトンの軍勢はアルフのダンジョンに向かった。
「じゃあ俺たちも帰ろうか」
「わかった!」
「ぼくも!」
ガイアとシャドウウルフ、ライトウルフはウーラノスを起こさないように宿へと戻るのだった。
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