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異変

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 ベッタの町からさらに北西にあるガーマ村。そこにあるガーマのダンジョンでは異変が起きていた。

 ダンジョンにクエストで来ていた冒険者3人組がその異変に気がつく。

「あっちから魔物が来たぞ!」

「またかよ…。今日はどんだけ運が悪いんだ」

「…これは運のせいじゃないかもしれないぞ。違う方向から別の魔物が来てる」

「これは異常だな」

「一旦、村に戻って村長とギルマスに伝えよう」

 ガーマダンジョンの異変とは、いつもより魔物が多いということ。通常の3倍ほどの魔物がダンジョンに存在していたのだ。

 

 そんなガーマダンジョンの奥。水晶の部屋には10歳くらいの子どもと20代前半くらいの女性がいた。

 子どもは大きな椅子に座り、そばで女性が立っている。

「ここも魔物でいっぱいになってしまいましたね。あんなにも魔物を連れてくるからですよ」

「仕方ないじゃん。いっぱいいたんだもん」

「理由になってません。これでは目立ってしまいますよ」

「それはやだなー。でも、僕のこと知ってる奴なんて限られてるし大丈夫でしょ」

「まあ、そうかもしれませんが…。とりあえずここのダンジョンに長居はしない方がいいかと思います」

「そうだね。さっきの冒険者達がダンジョンに魔物が溢れていることを村に伝えるだろうから」

「そういえば、新しくできたダンジョンへはいつ行くのですか?」

「あそこねー。撃滅部隊を退けたらしいじゃん」

「らしいですね」

「有名になっちゃうだろうから、もうしばらく後にするよ」

「分かりました」

「そろそろ帰ろうか。ここの管理はあいつに任せるとしよう」

 子どもは立ち上がり、ある魔物の元へと歩き出した。そのすぐ後ろにつき女性も歩き出す。

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