撃滅部隊との戦後
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フリシアが投げ出した後、タルタロスは怪我をした魔物をダンジョンの奥で休ませた後、改めてウーラノスに挨拶をした。
「ウーラノス様。この度はアルフのダンジョンを救っていただきありがとうございました。ところで、どうしていらしてくださったのですか?」
「それは、マスターに頼まれたからだ。・・・全くあいつは無茶を言いやがって」
ガイアは撃滅部隊がアルフのダンジョンに向かうことを聞いた直後にウーラノスに連絡をとった。
「ウーラノス!」
「なんだ? さっき別れたばかりなのに騒がしいやつだ」
「今すぐアルフのダンジョンに向かってくれ!」
ガイアはアルフのダンジョンが危険な状態だから、ウーラノスに助けを求めたのだ。
タルタロスは事情を知り、納得した。
「それで助けていただいたのですか。マスターもお優しいお方だ」
「まあ、仲間思いというか親バカなところは認める。それがマスターのいいところだしな」
ウーラノスとタルタロスは、その後しばらくマスターとの話で盛り上がった。
「そろそろ俺はベッタのダンジョンに戻るかな」
「そうですね。私もアルフのダンジョンを立て直す必要がありますから」
アルフとダンジョンは今回の戦いで勝つことはできたが数多くの犠牲を出した。
現在アルフのダンジョンで生き延びることができたのは以下の通り。
アルフのダンジョンの魔物
C
ゾンビ、ヤングトレント×2、キラーアント×5、ウルフ×4
R
トレント×4、キラーアントナイト×1、ハイウルフ×3
SR
ゴーレム、エルダートレント、キラーアントジェネラル
SSR
アークデーモン、エイシェントトレント、キラーアントクイーン
「こんなに犠牲を出して、マスターには申し訳ないです」
「まあ、そんな気にするな。それよりもこれからのことを考えろ」
「・・・そうですね。お気遣いありがとうございます」
「気遣いで言っているのではない。次に勝てるかは分からないんだぞ。今回は俺が来れたから勝てたが、次も来られる保証はない。それにもっと強い冒険者が来らこともありえる」
「負けは死ということですからね。もっと強いダンジョンにいたします」
「ああ。俺に手伝えることあったら水晶使って連絡くれよ」
「はい。そうさせていただきます」
ウーラノスは人化を解きグリフォンの姿に戻る。
「じゃあな。タルタロス」
「はい。お互いマスターのために頑張りましょう」
ウーラノスは翼を広げベッタのダンジョンに戻っていった。
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