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オメガダンジョン戦

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「ありがとう! それじゃあ、行くぞ!」

「言い忘れてたけど、マスターは見ていてね」

「・・・え?」

 オリジンヴァンパイアの言葉に、ガイアはキョトンとした顔になる。

「マスターが戦いに参加しても死ぬだけだからね」

「わしでギリギリじゃからな。オリジンヴァンパイアの言う通りかもしれんのお」

 2人に言われてしまったガイアは悲しげな表情になる。

「確かに俺は弱いけど…。2人は勝てそうか? 死なない?」

「我はオリジンヴァンパイアだ。死ぬことはない」

「わしはすでに死んでるようなものじゃからな」

「・・・分かった。確かに俺は足手まといになるだけだ。だから戦いは2人に任せた。必ず勝って、ユキを助けよう!」

「任せろ」

「うむ」

 話を聞いていたグレットは、ガイアのことを馬鹿にする。

「戦いにすら参加できない雑魚のお前が、なぜそいつらに慕われているか意味がわからないな。情けをかけてもらっているだけだろう。早く死んだほうがいいんじゃないか?」

「マスターを馬鹿にするなよ。こいつは面白いやつなんだからな。貴様のような頭の悪い男には理解できないだろうね」

「・・・なんだと」

「かかってきなよ」

 怒りのスイッチが入ったグレットは戦闘体制に入る。数々の強敵を倒してきた愛剣を腰から取り出し、オリジンヴァンパイアに向ける。

「・・・殺す」

 その一言を放った後、オリジンヴァンパイアの視界からグレットの姿が消えた。次の瞬間、オリジンヴァンパイアの首が切断され、頭が転がる。

「オリジンヴァンパイア! 大丈夫か!?」

「・・・なんの問題もない」

 オリジンヴァンパイアは【自己再生】で体を戻しながらグレットの分析をする。

「目で追えないほど早いのか?・・・いや、瞬間移動の類か」

「オリジンヴァンパイア! そいつは【瞬間移動】を持っている! 注意してくれ」

「やはりか…」

 オリジンヴァンパイアは感覚を研ぎ澄まし、全方位に意識を向ける。

「…!」

 オリジンヴァンパイアは背後に現れる気配をいち早く察知し、現れるであろうグレットに拳でカウンターを狙う。

 しかし拳を剣で塞がれ、力が拮抗する。

「よく対処出来たな。さすがはオリジンヴァンパイアと言ったところか」

「そっちこそ、勇者といわれるだけあるね」


 近くで見ていたオリジンジャイアントのギガントも動き出す。

「おらもやるだ。そこの骸骨が相手だか?」

「ほっほ。あなたを倒して、是非ともペットにしたいですな」

「そんなこと出来るわけない。おらが勝つ」

 ギガントは【人化】を解き、本来の姿に戻っていく。その体は20メートルほどあり、7階建てのビルほどの大きさがある。

 ヘルマンも対抗して、【魔物収納】していた仲間を出す。

「わしもいくぞ。さっき手に入れた新しいペット、ジャイアントキングゾンビじゃ!」

 ヘルマンは王都に襲来してきたほとんどのジャイアント達をゾンビにして収納している。ジャイアントキングもゾンビされたその内の1体だ。ゴーレムはゾンビにして仲間にすることが出来なかったため、放置してきた。


##

ランク:SSR

種族:ジャイアントキングゾンビ

名前:

スキル:【投擲術】【腐食付与】【不眠不休】【狂気化】【地震】【身体超強化】【痛覚遮断】【仲間呼び】

##

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