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到着

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 オメガダンジョンには、ジャイアントとゴーレムが多く生息しているが今は全くいない。全ての魔物がスタンピードで王都に出撃したためだ。

「・・・見つけたよ。やっぱ水晶の部屋にいた」

「ユキは無事か!?」

「ああ。でも、かなり傷ついているようだよ」

「なら早く助けに行かないとのお」

「そうだな。オリジンヴァンパイア、案内を頼む」

 

 オリジンヴァンパイアを先頭にガイア、ヘルマンが続きダンジョン奥深くの水晶の部屋に到着した。

 そこには、勇者と呼ばれたグレットと全身傷だらけのユキがいた。

「よくここが分かったな。まあ、オメガダンジョンの魔物が王都に行けばここが一番怪しいか…」

「ユキ! 大丈夫か!? お前・・・よくもユキを傷つけたな」

「それはこの女が悪いからだ。こいつさえいなければ俺は全てを手に入れることができたというのに…」

 グレットはこの世界に来た時から地位・名声・財力を手に入れることを目指していた。勇者としての名声、冒険者ギルドのグランドマスターとして財力をすでに手に入れていたが、ユキによって王女の夫としての地位だけ手に入れることができなかったのだ。

「そのためにエリザベス様に呪いをかけ、うまく行かなかった八つ当たりにユキを傷つけたのか!?」

「そうだ。王女と婚姻を結ぶことで地位を手に入れることができた…。何年もかけて準備をしたというのに…。それを潰したこの女を許さない。【仲間呼び】」

 すると、グレット背後の地面から2メートルほどの筋骨隆々な大男が現れる。その男の肌には複数の傷がついており、何度も死線くぐり抜けてきたことがわかる。

「オラを呼んだか? 何すればいいだ?」

「こいつらを消せ…」

 大男は、横たわっているユキに目を向けて、グレットに質問をする。

「その女はどうするだ?」

「この女にはまだ利用価値があるからな。こいつはいい」

 消すと言われたオリジンヴァンパイアは、少し笑みを浮かべながら反論をする。

「我らを消すと…? そんなことはありえない。我がいるからな」

「頼りにしてるぞ、オリジンヴァンパイア。絶対にあいつを倒して、ユキを助け出そう!」

「マスター殿! わしもできる限り手伝いますぞ!」

「ありがとう! それじゃあ、行くぞ!」


##

種族:ヒューマン(ダンジョン管理者統括)(冒険者)(グランドマスター)

名前:グレット

スキル:【催眠の呪い】【望遠】【剣術・達人】【雷付与】【身体超強化】【空歩】【瞬間移動】【仲間呼び】【落雷】【強制解放】

管理ダンジョン:オメガ、プシイ、カカイ、プーシ、ダーウ、ジグマ、ロウ、ピィ、オーミック、クザイ、ニュー


ダンジョンレベル:8

保有ポイント:235869pt

冒険者レベル8

##


##

ランク:UR

種族:オリジンジャイアント(ダンジョン管理者)

名前:ギガント

スキル:【人化】【巨大化】【痛覚遮断】【身体超強化】【完全防御】【超回復】【自己再生】【二重衝撃ダブルインパクト】【衝撃吸収】【衝撃発散】


ダンジョンレベル:3

保有ポイント:4596

##

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