越えられない壁
この作品を開いて下さりありがとうございます。さて、今回この作品を書こうとしましたのはただ暇だったからなんです。なので日本語がおかしいぞ?ってなるところがあると思うのでそこは見逃して!
注意!この作品は非常に片仮名が多くしかも筆者の母国語(日本語)技能が1であることとあいまって非常にわかりにくくめんどくさくなっています。それでもいいってひとだけ見ていってね!!!!
「麗らかな春の日差しが差し桜の咲き誇る中、名門ヴェローナ学園に入学できたことを心から誇りに思います。さて私たちキャピュレット家は入試成績の上位40人。41から80位であるモンタギュー家のアチュートたちに負けぬよう勉強に精力を尽くし教皇様に恥じぬ学識と品格を身に付けて参ることをこの場をお借りして教皇様に誓います。……」
ここは私立ヴェローナ高等学校。ここは全国的に見ても類を見ないほどの超名門学園である。だがここヴェローナは名門であるが故に入学が決まった時点で優等生と劣等生、勝ち組と負け組が存在している。そしてこの差別は校則にも明文化されている。
学校則第三条
キャピュレット家とモンタンタギュー家について
第一項 キャピュレット家への入会条件
入試成績の上位40名をキャピュレット家の者 であると定める。またそれに属さないの者をモ タンギュー家の者であると定める。
第二項 両家間の交流の禁止
キャピュレット家の者とモンタギュー家の者が関わりを持つことはこれを禁じる。これが判明した場合には即座にキャピュレット家の筆頭である教皇がこれを審判する。罰則が必要であると判断した場合教皇はこれを決定する。また教皇の認めた場合にのみ特例的に交流が認められる。
第三項 移籍
キャピュレット家の者は自らの意思によりモンタギュー家に移籍することができる。移籍した場合別項に定めるモンタギュー家筆頭である皇帝の代替わりが発生する。移籍が起こった場合キャピュレット家の前皇帝はキャピュレット家へと移籍する。
第四項 教皇、皇帝の代替わり
教皇の代替わりは第三学年へと進級する際に試験を実施し、首席の者を教皇と定める。
皇帝についてもも同様であるが、第三項に定めるところにおいて特例的に代替わりが起こる。
……など両家の格差に関する記述が第20項まで続く。
……そんなことよりも
「彼女可愛いな……」
新入生代表の椎原とか言う女子を見てそう俺が呟くと隣の上級生が、
「入試の成績には顔も関係あるらしいぞ」
と、教えてくれた。確かにキャピュレット家には美男美女しかいない。
「でもそれじゃあテストのときにモンタギュー家が勝つことも……」
「いや、ない」
先輩が即答した。続けて
「俺たちダリットがバラモンに勝てる訳がない。」
予想外に真剣な顔で答えた先輩は暗に「あいつらに関わるな」と言っているような気がした。勝てない理由を知るのはだめだと直感的に感じ取っていた。
入学式も終わりを告げ、ホームルームとなった。ホームルームが始まり間もない内に勝てない理由が見えてきた。
「はい聞けお前ら。俺がお前らの担任を持つことになってしまって職員室から机を出された安東 力也だよろしくしないでくれ。んじゃあとは勝手にしてくれ。」
「なんだこれ……」
右端の列の先頭の席、詰まる所出席番号一番の合川とか言うやつ(自己紹介では中学校では主席だったとか言っていた)が思わず呟き、そして
「一体その態度は何ですか安東先生!あまりにも僕たちに失礼ではないですか?」
ブチと何かが切れるような音がした気がした。
「失礼なのはお前だよ!アチュート分際でクシャトリアである俺にたてつくな!」
そう教師はクシャトリアとこの学校では呼ばれる。クシャトリア、これはインドのカースト制度の二番目の階級である。この学校ではキャピュレット家をバラモン、教師をクシャトリア、(校長はバラモン)PTAに所属するキャピュレット家の保護者たちをヴァイシャ、モンタギュー家の保護者をシュードラ、モンタギュー家の者をアクチュートまたはアウトオブカーストと呼ぶ。
と、俺がそんなことを考えている間に二人の口論はは白熱してきてクラスの半分を相手取り安東先生が激昂していた。
「てめぇらはまだ知らないがなこの学校はカーストが全てなんだよ!そしてお前らはアクチュート!負け組なんだ!!!!そしてなアクチュートはバラモンには勝てない!絶対にだ!」
安東(以下敬称略)がそういい放った。そして俺は思考より先に口を開いてしまった。
「なんで!なんで勝てないとわかるんですか!!!合川くんなんて5位なんでしょ!35人には勝てるんじゃないんですか!?」
「谷川お前は何も知らないんだな……よし教えてやろう何故お前らアクチュート、モンタギュー家ががバラモン、キャピュレット家には勝てないのかを」
続く
えー、まず最初に日本語技能が低くてごめんなさい m(_ _)m 私も書いているときはここまで酷いとは思っていませんでした(泣)こんなくそつまんない小説を気に入っていただけましたら近日中に続編を投稿する予定なのでぜひ読んでください!それではまたお会いしましょう!