Ep.03 早すぎる朝
ダンッ!ダダダダンッ!ダダダダンッ!ダダダダダンッ…←水戸黄門の曲??
↑
(…誰だ…早朝から騒がしいな…)
↑
浪藤吉藤吉浪←エゴサ↑チⅡ主人公
↓
ダンッ!ダダダダンッ!ダダダダンッ!ダダダダダンッ…
↑
「うるせえ!人生楽ありゃ苦もあるんじゃねえぞッタク!」
↑
ダンッ!←キメ?
↓
ガラガラガラガラ…
↓
「失礼いたします…藤吉浪さん」
↓←うぎょぎょっ
「う…うげっ…」←藤吉浪
↓
「本日は実にお早いのですね…おはようございます、キリッ」
↑
……
↓
重金属目多流←学園のスーパーアイドル
↑
…学園カーストの頂点、学力、スポーツ、容姿、そして藤吉浪と比較すると全く重なってしまう美しくたくましい体型…筋力…加えて爽やかでサラリとした性格は、学園の男女、教師問わず、すべてより羨望の眼差しを受けるのだった……←エゴサ↑チ(無印)より転載
↑
そしてその後、(無印)のクライマックスにて、因縁のバトルを破った藤吉浪に対し、重金属目多流は完敗を認めた挙句、自ら舎弟となることを申し出た
↓
つまり現在…師→藤吉浪目多流←弟関係を結ぶ二人である←よってただ今学園カーストの頂上には藤吉浪が据わっていた
↓
「テメエ、テメエこそ早すぎるんじゃないのか!両手に握った怪しい部品はなんだ、説明しやがれ!」←藤吉浪
↑
「さすがは尊敬する藤吉浪さん…早起きすら敵いませんね…ああ、これですか?」←目多流
↓←両手を前に差し出して…
「これはダウジング…これで見事にわが師…つまりアタナをぴたりと探し当てるのです…」→それはもうピタリと!
↑←げほっ…
「そ…それは、ストーカーのやる事じゃねえのか?」→しかも相当コアなレベルの…
↑←断言
「そうです、ストーカーだけでしょう!」←目多流
↑
「!!」→「認めてんじゃねえぞ!」←藤吉浪→汗!
↓
「藤吉浪さん…私は…」
↓→Gywiiiiiaaaaannnnnn!!!!
「あなたにパパラッチ」→Gwowawawwawawawawaaawwww…
↑
「ディストーション!」→うぎょぎょっ
↓←っふぅ~←溜息←藤吉浪↑
「ったく…テメエにはいつも押されっぱなしでしょうがねえ…」→やれやれMAX
↓
「まあ…」→呆れも通り越す
↓
「多めにみてやろうか……」←決まり文句(2)
↑←明滅明滅明滅明滅明滅明滅…
パシャパシャパシャパシャ!←目多流
↑
「撮ってんじゃねえ撮ってんじゃねえ…」
↓
「ったく、撮るほどのことかよ…」
↑←マイク
「藤吉浪さん!2度目の登場ですね…」
↑→がおおおおおおおお
「出してんじゃねえぞ伝家の宝刀」→メタっっぅ!
↑←マイク
「もしかしてねらってるんですか?」
↑→唾唾唾唾
「んなわけねーだろ!誰っってなるだろが!!」
↑←マイク
「個人的にはダントツですけどねえ」
↑→息切れしそうだぜ…
「そりゃあそうだろうなあ」
↑←マイク
「でも一年後消えないですかねえ…それこそ誰っって…」
↑→振動振動振動
「どうして消えてるやつが更に消えなきゃなんねえんだよ!!」
↑←マイク
「そうなってくるとうれしいですねキュン」
↑→怒り
「なんでだよ!!」
↑←マイク
「もし藤吉浪さんが流行語大賞を獲ったと仮定して、その一年後消えてしまうのだとしたら、私はあなたを独占できますから…」
↑→コワいこと言ってんじゃねえぞったく
「俺には加奈子という妻がいる」→ストラ~イク
↑←マイク
「くっ…それに加奈子さんとは言わず…あなたにはファンが多い…」→負けないからなっ!
↑→初耳もいいところだ
「聞いたことねえぞ!テメエと勾玉くらいだぜ」
↑→投げ捨てっ→ぴゅ~~~←マイク
「そんなことはありませんよ!学園も、私一色という何ともツマラナイ状況から、藤吉浪さん…あなたという素晴らしいヒーローキャラの登場によって、勢力は2分されつつあるのです」→うるるんうるるん
↑
「……」
↑
「ええ…きょとんとされるのも当然でしょうね…あなたは何せ…」→硬派なのですから
↑なに言ってやがる
「硬派じゃねえよ…別に…」
↑→そっちにおいては鬼畜ですからねえ…
「いえ…確かにあなたは加奈子さんに対し相当エロい…しかし一途です」→褒め褒めMAX
↑→うるせ~!
「褒めてんじゃねえよ!」←ひとのエロ度を
↓→嬉しくねーんだよ
「おい、目多流!ちょっと踏込みすぎなんだよ」→イエローカード
↑人気があるって罪ですね…
「そうですねえ…しかし、これからもっともっと加速していくと見立てていますが…」
↑→テメエか?それとも…
「なんだそれ!」
↑→以前の私と同様に
「ええ。いうまでもなく他の女性たちのです。私や勾玉くんにとってアナタは既にMAXですから」
↑→断言してんじゃねえ!カッコワリ~ぞ
「加奈子を出し抜いてんな!」
↑→宇宙のはてを眺める慕情
「悲しいかな…それは無限大です…」
↑→溜息が切れちまうぜ
「ったく…テメエも…勾玉も…」→キリがねえ…
↓
ガラガラガラガラガラっ!!
↑←!!←藤吉浪と目多流
「!!」→その音は!
↑ダブルインパクトっ!!
「来たんだよねっ!!あっ、目多流っち!」
↑←キューピットっ!!勾玉
「やめてくれませんか!っちを名前に付け加えるのは」
↑→筒抜けるグローブ
「友情の証しだよねっ!!」→押っせっせ
↑→呑まれるトップスター
「勾玉くん!キャッチしようよキャッチを!」
↑→世界のミステリー
「なんでこんなに早えんだお前もコイツも…」→テメエは隣のクラスだからな!
↑恋するオトメン
「だって…」
↓→ハードパンチラブ
「会いたくなるじゃん!」→きゅんきゅんきゅきゅきゅん
↓→一気にコーナーに追い詰めたあ
ぐさっ!←藤吉浪
↓
「朝からデスメタルです…」→エンプティ…エンプティ…
↓
ガラガラガラ…
「きゃっ!!」→声をあげるひとりの女子!
↑おはようっ!!
「こころさんと凜華さんだねっ」→並木こころ…クラスで一番の早起きキャラ。顔は並みだが身体はエロい。内に秘めた性格。→篠田凜華…こころの親友、朝に弱い。スタイルがよく顔も美しい。しかしかなりの肉食系、口をつくのは男の話のみ。
↑→へなへなへなへな…←篠田凜華
「メタ様じゃん…ってか喋れん…」→あの世界への旅立ち…
↑→なでなで
「凜華!凜華!っもう…いざとなったらこんなんだから…」
↓マジ視線
チラッ
↓ ↑→ポッ
目が合う藤吉浪…こころ
↓ ↓→??
「お…おはようございます…」←こころ
↑
「?どうした…変だぞテメエ…」
↑→実は初めて喋った
「ご、ごめんなさい」→泣きそう…
↓腰砕け状態
ひゅるひゅるひゅるるる…←肉食系凜華の結末
↓ぐいっ→親友を引っ張るじみでエロなむすめ
「ああ~。凜華のお世話してきま~す」←こころ
↓→超急ぎ足
隣のクラスへと凜華を連れて行った。
↓
「……」←藤吉浪
↑軽い衝撃
「…で、でも…」←勾玉
↓興奮してるんだよっ!!
「加奈子さんがいるってのに、勇気があるんだねっ!!」
↑
「?どういうことだ勾玉」
↑→まったくもう
「っもう、鈍感すぎるにも程があるよねっ!!」
↑オ、勾玉!!
「えっ!」
↑→しみじみ…
「ええ。彼女だけではない。学園の中で一つのブームが起こりそうなくらいです…藤吉浪さん、あなたの魅力に気づきつつあるんです…まだ私には及ばないにしても…」
↑まさかまさかまさかまさか…
「ま、まさか…」
↓
藤吉浪は学園カーストの頂点…というピンとこない現実をようやく目の当りとする…
↓
ガラガラガラガラ…
↓
「!!」
↓
「せ、勢揃いじゃん…おはよう、勾玉っち、藤吉浪!!」→西岡加奈子…主人公藤吉浪の未来の花嫁、学園一の才色兼備、→藤本多英…加奈子の親友、スポーツ美女、色白巨乳でナイスバディ、加奈子と一二を争う美女
↑いきいきいきいき→大好きな加奈子の登場っ!!
「おはよう!今日は早いよねっ!!」←勾玉
↑
「今朝は楽しかったね」→藤吉浪を見つめる熱い眼差し
↓ところで…
「…ってか、珍しいね…貴公子!ウチラのクラスに…似合わないったらないわ…」
↑→まあ今日だけのイレギュラーでしょうね…きっと
「ええ…今日は藤吉浪さんと二人っきりになれるまたとないチャンスでしたから…」
↑→あんたにゃあげません!
「うへっ!ライバルが何人いるんだこりゃ!」
↑→感嘆
「ええ…今や女子ですら藤吉浪さんに夢中となりつつあります」
↑→やれやれなのよまったく
「そうそう…悪い虫つかないか心配で心配で…」→苦労
↑→シャキッ
「加奈子さんもさすがにお気づきのようですね」→納得
↑→おかげさまです
「そりゃあ…だからこそ愛が。油断禁物で…」
↑甘美です
「まあ…あなたに敵う女性なんて…」←目多流
↓→隣にいる…
凝視→Qwyuieeeeeeennnn!!!
↓あなたくらいでしょうね…
「へっ?」
↓ドキッ
ぽっ…→赤面←美少女
↑→アゲアゲテンション
「ってかなになに…貴公子ってもしかして…」
↑→忘れて下さいませんか?
「…私としたことが…不覚でしたね…」←目多流
↓はい
「それは認めます。まあ、よろしければ末永くお付き合いを…今日のところは自己紹介に留めておきます、私はクラスに戻りましょう…」
↓→「失礼…藤吉浪さん、皆さん…」
ピュ~~~~~~~~~→超エリートクラスへ
↑……
「行っちゃったよ。ってか、すごくない?貴公子だよ!美男子だよ!多英、多英ったら…快挙じゃん!!!」
↑→現実…夢…
「えっ?」
↑→あげあげあげあげ
「なにボ~っとしてんのよ…あれってもう、告白も同然だよね…」
↑→きょどきょど
「いやいやいや…でも、だとしたらスゴイうれしいんだけど…」
↑→ひゅ~ひゅ~だよ~
「この正直もの~~~~!!あんたもいずれは貴婦人じゃん、すっげえ!!!」
↑→ムキになる!でも嬉しそう…
「なに乗せてんのよ!喋ったこともないんだからね、あたし!」
↑→ところで…
「でも、マジ意外だった…ああいう感じが好きだったっけ多英??」
↑→じつをいうとね…
「ううん…綺麗すぎるし…どっちかっていうと、そうじゃないほうが好みだった…でも…なんだろうねえ…近頃加奈子と藤吉浪くんを見慣れてたら、なんか…あたしも影響されちゃったかも…体型とかそっくりじゃんふたりって…それでなのかな」
↑→バリアーーーーー
「てかダーリンを好きってことじゃん!カッコいいからしょうがないけどさあ…」
↑→それは…
「いやいやいや…加奈子の彼氏だし、そんな一線を越えた感情なんて…それに、浪藤吉くんって、オタクだから、タイプじゃないからね…悪いけど」
↓→可憐すぎるジャックナイフ
ぐさっ!→血を吐く藤吉浪
↓→心臓を押さえる格闘家…
「いい気はしないが、そのほうが問題はない…」
↑→ウキウキウキウキ
「っもう…ワタシの愛するひとをバッサリいくよね~。まあそれが多英って女のいいとこだけどね。」
↑興…奮
「でも…すごいよねっ!!ああ…溜息が出ちゃうよ!人類の理想だよ!ボクもいつかは恋がしたくなっちゃうよねっ!!」
↑まあまあ順番どおりいきましょうや…
「ああ、勾玉っちスゲーいいやつだし実は男らしいとこもあるから…まあ、君は焦らない焦らない…ウチラが結婚した後にじっくり選びましょうね、キューピットッ!」
↑世界水準の納得!
「ボクもいつか…まずはふたりを永遠の愛で結ぶことが使命だよねっ!!目を覚ましてくれてありがとう、お嬢様!!」
↑→勾っちったら
「いえいえ…どういたしまして…」
↓→!!
ガラガラガラガラ…→ガヤガヤがやがやガヤガヤがやがや
…
↓
登校ラッシュの時間帯になった…ようやく早すぎる朝は終わっていた…
↓→テンションテンション
「ういーーっす」
「ちゃ~っす」
「おはよう」
「おっは~~~」
↓→ぞくぞく
いろんな男女が集まっていく…
↓
並木こころが隣のクラスから戻る…一瞬だけ加奈子の目線を潜り、藤吉浪を見つめた!
↑→あいつ…
藤吉浪
↓
それから訪れる生徒たち…→男子は当然、多英と加奈子の最強ツートップを見ずには居られなかった…
↓しかし
女子…→正確には女子の変化…
↓当然こころのとった態度とその後の目多流たちの解説のおかげで…超鈍感野郎藤吉浪は…ついに気づいてしまった…
もしかして…
↑→→→藤吉浪→↓
チラッ…チラッ…←女子女子女子女子
↓いろんな女が…俺を見ていやがる…→これって…
「加奈子」→なあ
↑
「ん?」
↑女子を一瞬見回して
「俺がもし浮気したらどうする?」
↑にこっ
「あなたを殺してワタシも死にます」→言語道断
↑!!!
「…はい。浮気は止めときます」
私立賀正高校三年
1組 重金属目多流…学園カーストの頂点であった。今は藤吉浪の舎弟となり、トップ2に君臨。
5組 キューピットッ勾玉…藤吉浪の隣のクラス、同じパソコン部。藤吉浪と加奈子のキューピットであり、トライアングルの一角。
6組 浪藤吉藤吉浪…エゴサ↑チⅡ、主人公
。トライアングルの中心。
西岡加奈子…藤吉浪の未来の花嫁。トライアングルの一角。
藤本多英…加奈子の親友。
並木こころ…じみでエロい。藤吉浪に想いを寄せている。
7組 篠田凜華…こころの親友。肉食系、目多流信者、いわゆるメタラー。




