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居心地なんて、いいはずない!!



急に手をひかれ身構えることも出来なかった私は、そのまま座っている桜音の体の中に。



星愛「ちょっ....!!何するの!!!」


蒼波「ライオンさんがね、あまりにも騒ぐから少し静かにしてもらおうってね。」


耳元から桜音の鼓動が聴こえる。

こういう状況になったことのない私は身動きが取れない。むしろ、居心地がいい。



暖かくて、なぜかホッとする。



蒼波「あれ?黙った。」



その一言にハッと我に返る。自分の状況を見直してみる。初めて話した男に抱き締められてる…。



私は一気に顔が赤くなり彼を突き飛ばした。



蒼波「っ…いってぇ…。」



座っていたからか衝撃が結構あったようだ。私は腰をさする桜音を睨み


星愛「あんた、意味分かんない!!!これからも、ここに来るけど何かしたら、しらないからな!」


そう吐き捨て、反対側の木陰に座った。

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