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全身カラー人間

作者: 桜ノ音


これは、私が見た夢のお話しです。



あたりが真っ暗な風景から、一転して光が目の前を(おお)った。


気づくとそこは、学校と病院が一緒になっている施設で、たくさんの人が居た。


白衣を着たお医者さんに…


鉄格子(てつごうし)?なんで…ここに鉄格子があるんだろう?



あたりを見回すと、何やら全身タイツを着ているような人が増えていた。


色は、黄色、水色、ピンク、の3色だけで、

ピンクと黄色は恋人同士だろうか?

抱きしめあっていた。


そして、施設のあらゆる出入り口から

数人の人が逃げ込んできて、


「鍵をしめろ!!」


「早く!鍵閉めて!」


と、叫んでいるのです。



逃げ込んだ人たちの後を追うように、

さっき私が見た全身タイツのような

カラー人間たちが迫り来るのです。


人間でもなく、ゾンビでもなく、ましてや

喋ることもなく、ただただ、全身色のついた人型の生き物が追いかけてくる…異様な光景



すぐに扉を閉めて、鍵をかけた。


いつのまにか施設内には、たくさんの

カラー人間で溢れていて、

どうやら、お医者さんの一人が連れ去られてしまったよう…



私もカラー人間達から逃げて、逃げて、

逃げて、逃げて…



気づけば、目の前人が銃を持っている。


戦う人は、武器倉庫から持って来る。

という、まるでバイオハザード。


刀で切り倒している人もちらほら見かけて、


薬の入った矢を投げる人もいた。


私と逃げ回っている人で、どうにか連れ去られたお医者さんを救えるか考えながら戦っていた。



向こうに見えるエリアで、次々と人が襲われていく、捕まった人たちは皆、その場に倒れてしまう。



ふと思い出したのだ、私の家に銃があること

を…ここから近い、どうにかして脱出できないだろうか…



壁をつたい、移動して、学校の体育館であろう場所に着いた。


窓の鍵を開けて、なんとか脱出する。



季節外れの積もった雪がクッションになってくれた。飛び降りた感覚に寝ているはずの

体が反応して、ドキッとした。



雪のクッションを使って、カラー人間にバレないように泳ぐスタイルで、家に行く。


家に着いてすぐ、部屋にある銃を、持ち出して施設へ戻る。


戦う、戦う、逃げる…


隠れてみる、けど、見つかってしまう…


触れられないように、すぐかわしてまた


逃げる。


夢の中とはいえ、ジャンプ力があって

高く飛べる!まるで忍者だ…


私は銃を無くして、途方に暮れていると、

刀が降ってきた。


それを掴み、これで戦うことに…


刀を持ったたくさんの人とカラー人間を切り倒していく…



そこで場面が切り替わり…

お侍さんと戦う事に…なぜ急に?


私は一人の男を切り倒し勝つも、次来た

ガタイのいい男に切り倒されて終了。


目覚めると、夕方になっていた…


夢でよかったと思う。

あんな得体の知れないものに追われて、

戦って、逃げて、隠れて

現実との関係は何か?


変な夢をよくみる私は未だに物語をみる。



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