学校生活は素敵じゃなかった
私がこの学園に通って身分がバレてから色々と揉め事に付き合わされるようになった。例えば、変な取り巻きが増えたり、嫌がらせなどは受けてはいないが、帰りが遅くなってしまうことでお父さんに怒られる。お茶会は楽しいけれども、面倒になってしまうのだ。そんな自分を見ていると貴族失格だなとも思う。私は学校の図書室に行くと待ち伏せしていた自称ライバルのエルクが決闘状を叩きつける。私はエルクに付き合わないと彼女は幸せな読書時間だけならば、いいけれども最近の日課の神像彫りを邪魔される訳にはいかない。
だから、私は決闘する。其れはここ最近毎日のように起きているので、賭けの対象にすらもなっていないから良かったが賭けになっていたら相手が可哀想だよ。ただでさえ、生徒会長の姉様から睨まれているのに私を賭けの対象にするのはお爺ちゃんが許さないだろけど……
大体、私の相手のエルクが脳筋過ぎるのだ。あの運動能力だけは本当に冷や冷やする。元々運動神経悪いし、強化魔法かけていないと身体が動かないほど筋力ない私では、エルクの決闘という名の修行に付き合えているだろうか?
戦闘中に考える余裕はない。私は相手の懐に忍び寄り、氷魔法を使用してエルクを気絶させる。
本当はエルクに勝てていない。エルクに勝てたのも奇跡だ。たまたま、強化魔法を重点的にかけているお守りに武器が当たったからこそ隙が生まれて勝てた。だから、私は怖くなる。イカサマのような私の人生に......




