世界観設定
王國ニヴルレイム•••1850年前に勇者であったニヴルと魔王レイムが協力を誓い合い、多種族共生国家である。初代國王ニヴルは、魔王レイムの娘と結婚して2人の子をもうけた。その後2人の子のうち、弟がウィルクネーゼ公爵家に分家して、王城の周りの土地をエルフや獣人たちとともに開拓していった。ウィルクネーゼ公爵家はエルフに感謝の意を示して東の樹林の土地を授けていた。そのため、協力したエルフが東の公爵家。西を開拓した獣人族が西の公爵家。北が王國直轄領。南が公爵家の土地となり、周辺の国と小競り合いの末に併呑していき、それらの国の貴族が侯爵家や子爵家。冒険者や強者など位を上げられた平民達は男爵家など貴族になった。主要産業は鉱業、農業。
元々未開の地などが、多い。かろうじて、人間の住める国になっているが、周りの国に襲われた時のために、あまり開拓していない。聖教国とは長年の敵対関係でお互い王國は聖教国の人間を『金の亡者』と言って、聖教国は王國の人間を『下賤なる異教徒』と言い合っている。特質すべきことは、連帯感の強さであり、自分の帰れる土地がここしか残っていないために、守りの戦いは帝国よりも強い。
ランディア帝国•••一番最初の国。皇帝と呼ばれる存在のために命を尽くす死兵の集団。『攻めの帝国』と呼ばれている。最も領土が広くて聖教を信じている人間はほとんどいないが、一応はいている。一応、ニヴルレイムとは、一時停戦している。ニヴルレイムとは、長年ライバルの関係のようなので、ニヴルレイムが困っていれば手を貸すし、帝国が困っているとニヴルレイムも助けている。元々帝国に呼び出された勇者が、魔王の意見と合致して、親友関係になって、皇帝からは認められたが、一部の貴族に認められずに、皇帝の次女と勇者と魔王が辺境の地にエルフたちを連れて立ち上げたのがニヴルレイムなので、帝国自体は帝国のためになるのなら、どんな種族でも出世は可能である(今は形式化されて亡くなったも同然)
ヴィル聖教国•••国教のヴィル聖教を広めるために築き上げられた神殿が拠点となっている。ちなみに、人間至上主義国であるため、嫌われている。