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第8話 「頭が痛い・・・」

翌朝


いつまで飲んでたのだろう・・・・


目が覚めた恭介


「あっ・・」


ここはと思い出した。


山本の家だった。


そうか・・・そのまま寝てしまったんだ・・・とあたりを見ると


そこには、山本が寝ていた・・・・


しばらくして山本も「う~ん・・」と起き・・・・


ふっと恭介を見た


山本も思考が止まったらしく・・・


考え込んで・・・


「おはよ・・」といった・・・・


「おはようございます・・・」


山本は、そうか結局あのまま飲んで・・・


二人とも寝てしまったんか・・


そう思っていると


恭介が「大丈夫ですか・・」と聞いてきた。


「大丈夫よ・・ところで、これからどうするの・・・、」


「とりあえず。寮に戻って・・・着替えて、フランに行って服を取ってきます。」


「そう・・じゃ気をつけてね・・・それとこれは内緒よ」と釘をさした。


「はい。・・・」と恭介は部屋をでた。


恭介は寮に戻った。


寮といっても基本的にはワンルームマンション


ただ、近くに食堂があり、朝、晩が食べられるようになってだけだった。


とりあえず熱いシャワーを浴びる恭介・・・・


「ふぅ~」とシャワーからでると、呼び鈴が鳴る。


昨日着ていた服が袋に入ったままだったのを思い出し、やばいとすぐに押入れに入れた。


そして


服を着て「はい。」とでた。


「よう。」


そこには渡辺が立っていた。


「何だ、なべか・・・」


「なんだとは、なんだ・・・この朝帰りが・・・」


渡辺が恭介にヘッドロックをかける


「なにするんだ・・・」


ヘッドロックをはずす恭介


「だから・・彼女と?」


しつこく聞いてくる渡辺


「家の用事のあと高校の友達とあって、そのまま飲んでたんだよ・・・」


「なんだ、つまんねぇ~」


「じゃぁ」


恭介は渡辺を部屋から出そうとすると


「じゃぁって、忙しいんか?」


「ちょっとな、そこに背広を忘れてきたから・・・・いまから取りに行くんだ・」


「怪しいな・・・」


しつこく聞く渡辺


「これだけ酒臭けりゃわかるだろう・・・」


恭介が言うと、渡辺は、匂いを嗅ぎ


「うわぁ!くせ~!」


「気付くんおそいんだよ!わかったら出て行ってくれ」


「何で追い出すんだよ!」


「今から出かけるって言ったろうが」


「・・・・・」


しばらく渡辺は考えて・・・


「まぁ、がんばってコイや! 後で報告しろよ」


やっと渡辺は部屋から出て行った。


「うるさ~い」


本当にしつこい奴だと恭介は思った。


フランついた恭介。


「あっ・・・久保君」


勇気が近づいてきた・・・・


そして


「化粧、きれいに落としてるね・・・」と話をしてきた。


「あの~服・・・」と恭介が聞くと


「あ~あ~ 服ね・・・」


勇気が奥に服を取りに行った。


しばらくして、


勇気が「はい。服」と袋をわたそうとした時


カランと扉が開いた。


横を見て勇気が「いらっしゃい」と言うと


「久保くん・・・」と声がした。


「えっ」と驚いて恭介が横を見た。


そこには野村が立っていた。

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