file.4-5 希望から生まれた怪物と絶望から生まれた歌声
前回のあらすじ…
この記録はやぶぶぶぶぶbububu
過去を話し合った4人は結束を得たのだろう
句崇刃「さて…今日から本格…」
といい終わる前に外から轟音が響く!
句崇刃「なんだ!?とりあえず外に」
外に出た句崇刃は少し遠くの海に怪物が現れているのを見た
ジラン「これは……まさか1日でここまで状況が悪くなるものなのか?」
針音「とりあえず村人達を海から遠ざけませんと!」
かだん「そうだな!幸いまだアイツは暴れてねぇ!」
からん「とりあえず私が今すぐ繋がる村人達に避難誘導を出します!」
そうしてほぼ概ねの村人の避難は無事に終わったが…
からん「やはり私の通信に反応しなかった村人達がいません!」
句崇刃「そうなるか…ほんとは今日にも探したかったが…まさかここまで急展開になるとはな…」
小娘「……私のせいだ」
針音「………どうしましたの?」
小娘「私があの祠にお参りに行ったせいであんな化け物が!」
ジラン「……もしかしていわくつきの何かがあったのか?」
村人「あ、あぁ…確かにこの村には特殊な祠があるんだが、ちゃんと行き方があってそれを守らないと辿り着けないはずなんだが…」
小娘「偶然聞いちゃって……それで村の問題が解決するようにすぐに向かってお参りしたんだ…その直後に大きな音がして…そしたらあのバケモノが!」
村人「どうして勝手にそんなことを!」
小娘「だって、この人たちにも本来やりたいことがあるはず!問題が早く解決すればみんな幸せだって…」
そこでロキは娘の肩を掴み言い放つ
針音「わかりましたわ!あのバケモノは私達がなんとかします!そのためにきたんですもの!」
小娘「いいの?他の人達は?」
句崇刃「……こう見えても名うての探偵なんでな、解決できない事件はねえよ」
ジラン「全くだ、まだあの男の方が恐ろしい」
かだん「どうやら星の民もやるきのようだぜ!」
からん「私とて見過ごせません、そのために身につけてきた力なのですから」
小娘「みなさん……ありがとうございます」
その時空の方から声が聞こえてきた
マルエラ「やっぱりみんないい子ねぇ、だからこそ力の貸し甲斐があるってものねぇ」
句崇刃「マルエラさん!?どうしてここに?」
マルエラ「元々この場所は不用意な力を嫌うことがあるんだけど…所長ちゃんの力は思ったより忌避されてしまったようでね、それで試練の終わりが早まってしまったの。試練を越えられなかったものに訪れるのは死あるのみ、でもあたしも夫も娘を大事にしてくれる所長ちゃんもその仲間も大事にしたいって思ってる…だから手助けしにきたのよ」
小娘「だれ?どこにいるの?」
マルエラ「あたし?あたしは女神様よ!彼らの手伝いをしにきたからこの村はきっとなんとかなるからあんしんしてちょうだ〜い!」
針音「何言ってるんですのこのお方は…」
句崇刃「……あながち嘘とも言えなくない、マルエラさんは元勇者パーティの僧侶だからな。ガチで頼りになるはず……」
ジラン「ほう……この世界にはまだまだそういう類のものもいるのだな…まあ、あんな男もいるぐらいだしな」
かだん「手伝ってくれるっていうなら頼りにしてるぜ!句崇刃サンも信用してる人みたいだしな!」
からん「よろしくお願いしますぅ〜」
そして海の向こうから8体の魚人が現れる
村人「おい嘘だろ…アイツが身に付けてるあのアクセサリー!?」
句崇刃「もしかして知り合いか?」
村人「ああ、同業で仲良くしてたやつだったのに…まさか人間じゃなかったとは…」
からん「私が読めなかった人間はもしかしてこの魚人達だったということでしょうか」
マルエラ「とりあえず半分は倒すから残り半分は は任せるわねぇ」
句崇刃「4体なら1人一体で充分だ」
魚人も戦闘体制に入るが…熟練の4人の前では
ジラン「月の跳欠片!」
からん「星の民の連咲!」
句崇刃「鬼々乱殺!」
針音「夜叉音叉!」
4体の魚人はもはや相手にすらならなかった
マルエラ「凄いわね〜みんな!っとライトニング・ステラリア」
4体の魚人は雷で丸焦げになった
かだん「すげぇ!一気に4体も!」
マルエラ「まあこの呪文…というかこの杖は魔法使いの子が別れの時に渡してくれたものでね、ほんとに心配性の子だったんだけどほとんどの魔法を遠隔でも行使できたりするから手助けには便利なのよ」
ジラン「そのレベルのものとなるとアーティファクトに近いと思うが…勇者一行だったというのも頷ける」
句崇刃「何もわからず急展開になったこっちとしては本当に助かる限りだ…後はあの怪物だけか…」
マルエラ「あの怪物についてね…まず一番の問題なんだけど、物理攻撃は効かないわ。希望から産まれてしまった怪物だからねぇ」
かだん「えぇ?どうするんだそれ」
句崇刃「物理攻撃以外でなんとかしろってことか…じゃあ俺はあんまり活躍できそうにもないか…」
マルエラ「ちなみに所長ちゃんの力を嫌ってるから相性最悪よ」
句崇刃「聞きたくなかった……でもいうて残りのメンバーで物理攻撃じゃないのって……おいおいまさかなぁ」
マルエラ「あなたよあなた、そこの綺麗なご令嬢さん!あなたの力ならなんとかなるんじゃないかしら?」
針音「ま、まあ確かにそれはそうですが…というか私の力なんて誰にも伝えたことは…」
マルエラ「爺やさん…だったかしら?うちのパーテ loopィの格闘家が稽古をつけてもらった時に貴方のことを話してて、もしよければパーティで守ってあげられないかって言われた時にちょっと実はどういう力なのか聞いてるのよね」
針音「爺やの知り合いさんでしたの…ほんとにあの方は何者なのかしら…まあその話は後でにしまして…多少知っているのなら私から話すことができないこともわかって?」
マルエラ「まあねぇ…だから本人に了承を取りたいけど、話してもいいかしら?」
針音「……かまいませんわ、いずれにしてもずっと隠し通せる訳でもありませんし。この方達ならバレても悪いようにはしませんでしょうし」
マルエラ「そうね…じゃあ私から話しましょうか、
彼女の力は単純だけど強力…特定の周波数で出す歌声を聞いたりその波形に触れたものを死の状態にするというものよ。」
ジラン「死の状態…つまり生物や非生物によって違ったりということか?」
マルエラ「まあそういう感じになるかしら…生物であればそのまま死に至るし…非生物、例えば鉄とかなら錆びて使い物にならなくなったり、場合によっては溶けて消えたりするわ…彼女が不用意に使いたくないのも頷けるわね」
句崇刃「確かにその力なら物理攻撃が効かなくても問題なさそうだな、バックアップも慣れてる」
かだん「私達が聞いちゃうリスクはどうするんだ?耳塞げばいいのか?」
マルエラ「そういうわけにはいかないから、合図を出してくれれば音を遮断する魔法かけてあげるわね」
からん「助かりますぅ…それでどうやってあの怪物に音を聞かせるかを考える必要がありますよね」
句崇刃「この流れ……もしかして俺が考えるってことになるのか??」
ジラン「まあ、私も一緒に考えはしようじゃないか…」
マルエラ「私にも何か相談できることあるかもしれないわよ」
句崇刃「そうだな………あまり時間をかけたくないから5分でなんとか策を考える…」
5分後
句崇刃「というわけで…こういう作戦になったわけだが…みんなの準備はいいか?」
針音「かまいませんわ、にしても5分にしてはちゃんとした作戦じゃないの」
かだん「これなら確かに被害も少ないな」
ジラン「不安要素もあるが…まあそこは名探偵がなんとかしてくれるだろう」
からん「私のサポートもありますよ!」
句崇刃「さてと、そろそろこの試練を終わらせて退場させてもらうとするか」
そうして希望から産まれた怪物との戦いが始まる!
……………にも迫りくる絶望が
エマ「はい…こちらは宏衣家に拘束されたエマですが………エッ!そっちでそんな大事が!?今スグ向かいます!今回ばかりは親が甘々で助かりますネ!」
そうしてエマは置いてあった鍵で拘束を外し、come・me区へ急行するのだった…




