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come・me DS インシデント 第二部  作者: rianchef
第三章 画竜点睛・ネクストビルディング

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file.3-epilogue 句崇刃VSバルクヌング

とんでも話が飛び出したりした祝勝会が終わった次の日…

室伏(むろぶし)「帰らなくて良かったのじゃ?」

句崇刃(くたかば)「あぁ…今日だけ春咲(はるさき)さんが事務所の面倒を見てくれるみたいでな、だったら帰る前に一度闘ってみるのもいいだろうってな。それにあんまり期待させといて長引かせるのも良くないしな、それはそれとして闘える場所はあったのか?」

神呼(かみこ)「問題ないぞ、予が落ちたところを棲家にするがてらに先んじて結界を張っておいた。その中で闘うといいぞ」

室伏(むろぶし)「ということで早速Go!なのじゃ!」

句崇刃(くたかば)「さて…どのくらい強いのか、みせてもらうか」

そうしてその場所についたが…そこはまるでプロレスを見る環境みたいな感じになっていた

句崇刃(くたかば)「色んな人がいるな…室伏(むろぶし)の部下達に、元ギャング達、それに…なんでいるんだ母さん?」

鬼姫(きき)「なんでって…昔お世話になったって人(?)がここに来たから会いに来いって言わなかったかい?」

句崇刃(くたかば)「まぁ…確かに言ったが、まぁすぐくるとは思ってなかったよ」

鬼姫(きき)「息子よ…私をなんだと思っているんだ?お世話になった人(?)に感謝を伝えるなら早いほうがいいだろう」

神呼(かみこ)「そうだな、久しぶりだな…もう25年も前か」

鬼姫(きき)「久しぶりだな、神子(みこ)さん。生きているうちにまた会うとは思いもしなかったな」

神呼(かみこ)「しばらく眠っていたと聞いているが…体調はどうだ?どこかおかしいところとかないか?」

鬼姫(きき)「心配してくれて嬉しいですが、意外にも元凶が環境を整えてくれていたのでほぼ完全に回復していますよ」

神呼(かみこ)「??何にせよ大丈夫そうなら良かった。予が力を貸すのは珍しいからな、力を貸したもののことはどうしても気になってしまう」

句崇刃(くたかば)「なんだか旧友との再会みたいで微笑ましいじゃねえか…っとバルクヌングはあっちにいるのか……隣にいるのはどなたなんだ?」

室伏(むろぶし)「ん?あっ、そういえば帰ってきておるんじゃったの。あの方は旅に出ていたラト・ラテルーン殿じゃ、未来が見えるしなんなら変えることもできるすごいお方なんじゃぞ」

句崇刃(くたかば)「未来を見て変える…ね、やっぱり外には凄え人がいるもんだな」

室伏(むろぶし)「それ、お主がいうのか??」

〜変わってバルクヌングside〜

バルクヌング「どうだ?我はあの男に勝てそうか?」

ラテルーン「……正直な話をすると100%、負けます」

バルクヌング「ひゃ…100%か!?」

ラテルーン「今少し彼を見て探ってみましたが…力の流れからして既に人間のそれではないですね。一体何をしたらあんなのになるんでしょうか…」

バルクヌング「…フッ、100%か。だったら狙うのは逆転ホームランしかないよな」

ラテルーン「くらった当事者だから言うまでもないと思いますが……私のいう未来なんて変えてしまえばいいんです、未来を変える権利は誰にだってある

。それに今の貴方は私としては好きですよ」

バルクヌング「そうかぁ…?我としてはいつもとあんまり変わらん気がするが」

ラテルーン「まだ見ぬ強敵に心が躍っている…そんな顔をしていますよ、頑張ってくださいね」

バルクヌング「そうだな…破天(はてん)を討ち取った力、見せて貰おう」

そして両者が向かい合う

神呼(かみこ)「それでは…はじめ!」

先に仕掛けるのはバルクヌング!

バルクヌング「ふっ!はぁぁぁ!」

当然相手を拳で殴ることで暴力破壊神話(サーガ・ゲバルング)を発動を狙うが…

句崇刃(くたかば)「っと、殴られるのが発動条件ならいなせばなんとかなるか」

句崇刃(くたかば)は当然のようにその拳を受け止め、逆に数発叩き込む!

バルクヌング「くっ……手加減など一切せぬともただの攻撃では当たるどうりもなしか、ならば」

バルクヌングは4本の腕のうち2本を引きちぎる!そしてその腕は宙に浮いた状態になる!

引岸(ひきぎし)「腕が自立行動を…!これなら相手の後ろから発動を狙うことができる」

ラテルーン「……ここまでは私が見た未来通り、しかしまだまだ未来を変えるウィークポイントはいくらでも存在している」

バルクヌング「自腕立(ジーク・ファス)!さっきまでのようにはいかんぞ!」

そうして前からと後ろからの攻撃を仕掛ける!

句崇刃(くたかば)「くっ、少し厄介だな。だがまだまだいける」

そうして攻撃を避けつつ浮いている片方の腕に攻撃を喰らわせ行動を終わらせるが…

バルクヌング「よそ見をしていてよいのか?」

句崇刃(くたかば)「そんなわけ、何!?」

しかしバルクヌングが繰り出してきたのは拳ではなく足払いだった

句崇刃(くたかば)「しま…ぐっ!」

足払いへの反応が一手遅れた隙についに拳がヒットする

バルクヌング「まずは……普通に攻撃を禁止させてもらおう!」

ラテルーン「ここまでも見た通り…ならばこの後は…」

しかし句崇刃(くたかば)はなおも普通に攻撃を仕掛けてくる

バルクヌング「我の暴力破壊神話(サーガ・ゲバルング)が効いていない?どういう技を使っておるのだ」

句崇刃(くたかば)透の流型(スルード)…俺が受ける効果を無視することができる…が、流石だな。あまり持ちそうにもなさそうだから早く決めさせてもらう」

バルクヌング「褒め言葉と受け取っておこう!我としてもこのまま勝つのではなくあくまで他に伏させてこそ勝利だからな!」

更に2人は激しい攻防をするが…

鬼火垣(きかがき)「互角…かに思えますが…」

空茨里(からいばり)「流石に彼の方が少し上手ね…ここまでは見えていたのかしらラテちゃん?」

ラテルーン「えぇ…でも勝負の転期はまだあると思いますよ」

徐々に押されているバルクヌングはカウンター狙いの攻撃に切り替えるが…そのカウンターすらも句崇刃(くたかば)に抑え込まれる

バルクヌング「くっ…破の拳突(デスト・ラックス)!」

句崇刃(くたかば)鬼死の拳(デスト・オーガスト)!」

バルクヌング「これは効くか?…禁呪の破(サーガ・デストラ)!」

句崇刃(くたかば)風鬼の祠(サーガ・オーガンド)…悪いが受けてやるわけにはいかねえな」

バルクヌング「……それでこそ破天(はてん)を打ち破りしものよ」

句崇刃(くたかば)「終わらせるか…」

バルクヌング「そうしよう…我もこれ以上の戦闘はキツそうだ」

そうして2人は間合いを取り始める…

室伏(むろぶし)「これで…決まる!?」

ラテルーン「………未来が見えない、もしかしたら」

先に動いたのはバルクヌングだった

バルクヌング「破壊の招待(デストロス・ジョルト)!」

それに応えるように句崇刃(くたかば)も技を繰り出す!

句崇刃(くたかば)破戒僧の鬼(デトロイト・オーガ)!」

2人の拳は勢いよくぶつかり合ったが、すぐにバルクヌングが押され、腕を吹き飛ばされる!

バルクヌング「グアアゥゥ!くっ…がァァ」

引岸(ひきぎし)「…決まりましたか」

ラテルーン「……………」

しかしバルクヌングは残った一本の腕の人差し指を句崇刃(くたかば)の体に当たる!

句崇刃(くたかば)「何!?これは」

バルクヌング「はぁ……はぁ……破壊暴力神話(サーガ・ゲバルング)一点破(ピット・デス)だ。15秒しか効果が持続しないが無理やり付与ができる…それで動きを禁止した。次の攻撃こそが我の本当の最後の攻撃だ!」

句崇刃(くたかば)「いいぜ、きな!」

バルクヌングは15秒の間に力を溜め、最後の一撃に賭ける!

バルクヌング「暴力破壊神拳(サーガ・フィルング)!!」

その拳はクリーンヒットして句崇刃(くたかば)を大きく吹き飛ばす!そして吹き飛ばされた句崇刃(くたかば)は地に倒れ伏す…

室伏(むろぶし)「なんじゃと…まさか」

鬼火垣(きかがき)「新たな闘い方を…」

空茨里(からいばり)「まさかねぇ…」

ラテルーン「……やるじゃないですか、未来を変えてみせましたね」

鬼姫(きき)「……………」

そしてバルクヌングは句崇刃(くたかば)に近寄る

バルクヌング「かなり消耗したが、今回は我の勝ちだな…いつでもリベンジマッチはまっ…て」

しかしそこで何かに気づく

バルクヌング「なんだこれは!これはただの皮…アイツはどこに!?」

その場で見ていた鬼姫(きき)以外の皆が動揺する中その声は聞こえてきた

句崇刃(くたかば)「全く…流石の威力につい奥の手の一つをつかっちまったな」

バルクヌング「……!?なんだその姿は」

そこにいた句崇刃(くたかば)はまるで見たことのない生物のような姿をしていた、蛇と蜘蛛を合わせたようなそれは神話生物ともいえるのだろう…

句崇刃(くたかば)鬼魂体(きこんたい)蛇蜘蛛語(ヴァイダー・スロット)…これ使うと一日はこの姿のままだからほんとに奥の手だったがこれを使わせられるとは、流石に俺も少しアレには冷や汗をかかされた…」

室伏(むろぶし)「姿まで変わるのじゃ!?一体何なのじゃあの力は…」

鬼姫(きき)「……懐かしいね、いつの間に覚えたのやら」

神呼(かみこ)「お前の息子…もしかしたらお前よりあの力の扱いが上手いかもな」

バルクヌング「なるほど…つまりこれは脱皮のようなものか、しかしまだ腕が一本ある!そのまま負けてやるわけにはいかぬ!」

そうして攻撃を仕掛けて行くが

句崇刃(くたかば)「悪いがこの姿はあんまり好きじゃなくてな、すぐに終わらせる」

放つ攻撃全てを素早すぎる動きで避け、バルクヌングの背後に回る!

バルクヌング「ぬぉ!何をする気だ!」

句崇刃(くたかば)「悪いがこのまま締め上げて気絶してもらう、悪く思うなよ」

空茨里(からいばり)「…流石に本当に決まったかしら、どう?」

ラテルーン「………気の毒ですが、もう勝ちの目は」

バルクヌング「うぐ…強い、強すぎるなこの男は…」

そうしてバルクヌングは締め上げられ倒れてしまう

神呼(かみこ)「勝者!句崇刃(くたかば)升斗(じょうと)!」

そうして2人の豪傑の戦いは幕を閉じた


その後また室伏(むろぶし)のはからいでパーティが開かれることになった

バルクヌング「強かった、またいつでも都合のつく時にリベンジしてもいいか?」

句崇刃(くたかば)「いいぜ、いつでもかかってきな!」

室伏(むろぶし)「ちなみになんじゃが、なんでこの姿が嫌なんじゃ?」

句崇刃(くたかば)「あ〜…春咲(はるさき)さんには黙っておいてくれよ?」

鬼姫(きき)「なんじゃ、あの子となんかあったのかい?」

句崇刃(くたかば)「俺が春咲(はるさき)さんに拾われてからある程度した頃、どういうわけかいきなり蛇を飼い出してな…最初はよく世話してたんだけど飽きてからは俺とかに面倒見させるようになったんだけどある日その蛇に噛まれてなぁ…それで2日間寝込んだからちょっと蛇はトラウマなんだよな」

室伏(むろぶし)「ほほぉ……意外な弱点じゃな!」

バルクヌング「さしもの強者にも苦手なものがあるか!」

鬼姫(きき)「うちの息子に何させてんだい…今度あったら少し説教だね」

句崇刃(くたかば)「ちなみに後で知ったんだけど、育ててたのは蛇神様だったらしい。うちの事務所にいるから今度来たら見てってくれよな」

室伏(むろぶし)come・me(クル・メー)区の謎は深まるばかりじゃ…」


画竜点睛・ネクストビルディング 〜fin〜


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