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come・me DS インシデント 第二部  作者: rianchef
第三章 画竜点睛・ネクストビルディング

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19/21

file.3-5 最後の大悩み相談

前回のあらすじ

次なるお悩み解決はこの国に来たギャング達だった。まずは服飾をしているアレハンドロに男性服のアドバイスが欲しいとのことで、2人は相談に乗りこれを解決する。次はエレミ・バイトというストリーマーと配信でお悩み相談のコーナーをする。都度衝撃発言が出るものの、無事に解決はしたのだった。そして最後に宝石商のジルコット・エンプティに空茨里(からいばり)の可愛がりへの対処法を相談され、妖怪用の護身術を学ぶように勧めたのと、その日の可愛がりを阻止することで解決した。


そしてその後ろで未曾有の問題が起ころうとしていた…

ギャング達のお悩みを解決した次の日…起きてすぐに呼び出されることになった…

句崇刃(くたかば)「どうしたんだ?朝すぐに呼び出しってことはとんでもないことだとは察せられるが…」

室伏(むろぶし)「あぁ……どうやら原因不明の断水が今、この国で起きている」

宏衣(はたい)「……マズイですね」

寝具巻(ねぐらまき)「水は飲料水を始め、必需品ですからね…」

雁斎(がんさい)「儂の方でもちょいと探りを入れてみたが…その程度ではわからんかったな。かなり体調が良くなってるとはいえ国のことは娘に任せたからのぉ…小僧よ、手助けを頼むぞ」

句崇刃(くたかば)「任せておいてください、必ず力になります」

室伏(むろぶし)「とりあえず原因究明と当面の間の水の確保の二つは急務じゃな…誰がどう担当する?」

句崇刃(くたかば)「俺と寝具巻(ねぐらまき)さんで原因究明に行こう…エマさんは室伏(むろぶし)と共に水の確保に行ってくれ」

宏衣(はたい)「了解デス!」

句崇刃(くたかば)「……いざという時は頼む」

宏衣(はたい)「……まかせてください」

室伏(むろぶし)「……険しい顔をさせてすまぬな」

寝具巻(ねぐらまき)「……今は事態の収集に努めましょう、その後で労いをかけてあげてください」

そうして二手に分かれる…

〜原因調査のチームは〜

句崇刃(くたかば)「他に来てくれたのは空茨里(からいばり)さんとジルコットさんか……大丈夫ですか?」

ジルコット「本当は心底嫌ですが…水が使えないと宝石の加工や諸々ができませんので、貴方も仕事なんだから真面目にやりなさいですわー!!」

空茨里(からいばり)「大真面目よ、水は植物にとって最重要。この問題は最優先に解決しなければならない、ふざけてる暇なんて一度たりともないわ」

その顔は、いつもとは違う気迫を感じる。彼女も流石の事態に良い顔はできないようだ

ジルコット「ま、まあ?真面目ならいいんですのよ」

句崇刃(くたかば)「さて、どうやって原因を究明するか…流石に時間をかけてられねえから手分けするしかなさそうか??」

寝具巻(ねぐらまき)「……妙ですね?こんな水が無くなるものですか?」

空茨里(からいばり)「………確かにね、この場所もこんなに水を全くみない場所じゃなかったはず」

ジルコット「確かにそこらかしこのどこにも水が見当たりませんわ?こんなことありますの?」

句崇刃(くたかば)「確かにな…これは川とかの水源がやられたか、それともそういう水を吸収するバケモンでもいるのかかもな。一度近くの水源に行ってみよう」

〜そうして近くの水源に行ってみると〜

句崇刃(くたかば)「なんだこりゃ……」

寝具巻(ねぐらまき)「なんでこんなものが水源に……?」

そこにあったのはあり得ないデカさの石だった、それは通る水全てを封鎖していた。この石のせいだと考えるには充分だった。

空茨里(からいばり)「これが元凶なのね……だったらこんなもの壊してしまえば!」

そうして拳を構えて放つが…

空茨里(からいばり)「あっ!痛いわね…ッ何かしらこれ?」

殴ったはずの空茨里(からいばり)が逆に殴られたようなダメージを受けている

句崇刃(くたかば)「反射しているのか??だから中の水も勢いで他の石を壊せずにいるのか…」

寝具巻(ねぐらまき)「破壊せずにどうにかしてどかさないといけないですが…」

ジルコット「この大きさは流石に何か対策しないと無理ですわ〜!」

句崇刃(くたかば)「……空茨里(からいばり)さん、悔しいと思うが一旦戻って作戦を建てよう。」

空茨里(からいばり)「私を気遣ってくれてるの?………ありがとう、少し落ち着いたわ。そうよね、急ぎつつ適切な対処を取りましょう」

そうして4人は一度国に戻るのだった

〜場所は変わって室伏(むろぶし)チーム〜

室伏(むろぶし)「こっちに救援に来てくれたのは…鬼火垣(きかがき)殿とエレミちゃんか」

エレミ「室伏(むろぶし)ちゃん!想定外のこととはいえ、落ち込みすぎだよ!元気出して対処してこ?」

鬼火垣(きかがき)「とりあえず外にあった飲めないような水を私達で飲めるようにして提供していますが…このままだとすぐに底をつきそうですね…」

室伏(むろぶし)「………なんてことじゃ……すまぬ、こういう事態に対処をすべきなのはウチなのに……」

その顔は下を向きうなだれている…

鬼火垣(きかがき)室伏(むろぶし)様…」

エレミ「……………」

しかしそのうなだれた頭を上げ、エマは頭突きをかます!

鬼火垣(きかがき)「えっ!?」

エレミ「えぇ!?」

宏衣(はたい)「アナタが気にやむ理由はよくわかります…突然の出来事に国民に申し訳ない気持ちがあるのも」

室伏(むろぶし)「………そりゃ…そうじゃろ!あんなに啖呵切った手前!ウチがなんとかせねば!」

宏衣(はたい)「ですが自分で全て抱え込んで指揮を下げるよう顔をして周りはどう思いますか?貴方は立派な国主なのでしょう!ならばもう少しでも堂々とシナサイ!貴方が国主としてやれることを最大限やりきれる姿を見せることで部下たちも問題解決に一丸に取り組めるというものです」

室伏(むろぶし)「……そうじゃな、少し想定外のことに昔のウチに戻っておったのかもしれん。」

そういって頬をバチンと叩いていつもの様相に戻る

エレミ「おねーさん凄いね、なんか説得力が違うよーな感じがしたよ」

鬼火垣(きかがき)「ありがとうございます…室伏(むろぶし)様もあれはあれで頑固なところがあるので…」

宏衣(はたい)「構いまセンよ、元王族としても気になっていましたから」

その場にいた3人「えぇ〜〜〜!?そんなまさか…」

そうして作り終えた分の水を配給するが…

鬼火垣(きかがき)「やはり足りませんね…」

エレミ「流石に無から水は作れないね〜」

室伏(むろぶし)「私の加算光龍(カサンドライト)で水を増やすか?しかしな…」

宏衣(はたい)「……私が解決策をやりましょう、啖呵切った手前ですしね」

室伏(むろぶし)「何かあるというのなら助かるが…」

宏衣(はたい)「ま、ちょっとイイトコ見せたいだけですよ!まああんまり人目に付かせたくないので貴方達3人だけにしか見えないように遠い場所でやりましょう」

そうして少し郊外の空き地に来たエマ達は…

エレミ「?それで何をするの?」

宏衣(はたい)「……これを使います」

そうして取り出したのは意匠(いしょう)がかったメダルだった

室伏(むろぶし)「なんじゃ?凄そうなメダルだというのはなんとなくわかるが…」

鬼火垣(きかがき)「……これは!?もしかして白紋章(ホワイトリオン)!?」

室伏(むろぶし)「?何か知っておるのか?」

鬼火垣(きかがき)「知っているも何も…このメダルはかつて遥か遠くの国の王族がその権能を取り扱うために持っていた今では現存しないはずの古道機(オーパーチャー)…私も大妖怪になる時に勉強したっきり見るはずもなかったものなのに…」

宏衣(はたい)「どうでス?少しは王族だと信じてもらえマシタか?」

エレミ「こんな遺物のようなもの見せて大丈夫なの〜?」

宏衣(はたい)「信用してますノデ、だからといって見聞しないでくださいね?私はともかくこの力が衆目に片時も触れるのを良くないと思う勢力もいますので…」

室伏(むろぶし)「おぉう…絶対に他言はしないのじゃ」

そうしてエマは天に掲げると…空から声が聞こえてくる

ミズキ「む……エマ嬢じゃないか、この僕を呼ぶなんて一体どうしたんだい?」

宏衣(はたい)「ミズキ様、お久しぶりです。今日はこの国に水をもたらして欲しく、お呼びした次第にございます」

ミズキ「ほう……しかしてその理由は?」

宏衣(はたい)「友を助けるためにでございます」

ミズキ「友というのはそこの人間達か?お嬢にはさして関係性があるようには見えないが…」

宏衣(はたい)「確かにあって数日ではありますが…彼女達は私のことをもてなしてくれました。誠実な心を持つ彼女達なら私も心を許せると考えています。昔の私とは違って今は信じてみたいのです、この国を、国主室伏(むろぶし)様のことを」

室伏(むろぶし)「エマ殿……」

ミズキ「…フフフ、少し意地悪が過ぎたね。良いですよ僕を呼んだということは水で困っているということでしょう。明日までここら一帯に恵みの雨を降らせておく、それを利用すると良い」

室伏(むろぶし)「ミズキ殿……感謝するのじゃ」

ミズキ「エマ嬢が困っている時は力になってやってくれ、頼んだぞ」

そういってその声が消えた後、ゆっくりと降り注ぐ雨が降り注ぐ…

宏衣(はたい)「これで水問題は解決ですネ!あとは句崇刃(くたかば)クンが原因を特定してくれて、それを解決すれば」

句崇刃(くたかば)「戻ってきたよエマさん、原因はわかったが対処が難しそうだ。一度会議ならする必要があるな」

〜そうして合流して解決策の話し合いをする〜

室伏(むろぶし)「攻撃を反射するバカでかい石ィ!?」

句崇刃(くたかば)「あり得んとは思ってるかもしれないがマジでそうなんだよ…」

鬼火垣(きかがき)「つまりその石を割ったりせずに運び出す必要があると……まあ大変なことになるでしょうね」

空茨里(からいばり)「悔しいけど…私達でもそう簡単に運び出せないわね…」

宏衣(はたい)「明日まで雨は降り続けるので、今日中に作戦を立てて明日実行しましょうかね」

句崇刃(くたかば)「エマさん…なんか少し真面目になってるな…アレ使った癖抜けてないのか?」

宏衣(はたい)「えぇ?そんなことないですヨ」

句崇刃(くたかば)「まあ正直別になにがとかいうつもりはないけど新鮮だなって」

宏衣(はたい)「…バカなこと言ってないで作戦立てますよ」

寝具巻(ねぐらまき)「……どうやら皆さん秘密の共有などをして随分と仲良さそうですね」

室伏(むろぶし)「ん?どういうことじゃ?」

寝具巻(ねぐらまき)「私の秘密を使えば…少しは事態を楽にできるかもしれません…」

空茨里(からいばり)「……やはり貴方には何かあるのね?薄らとだけど何か違う気はしてたわ」

室伏(むろぶし)「聞かせてもらってもよいか?お主の隠し事とやらを」

寝具巻(ねぐらまき)「はい……それは」

そうして翌日、ついに石を取り除く作戦が決行される!


file.3-finalに続く…








白紋章(ホワイトリオン)

500年続いたある国の王家に伝わるメダル。その力は神を呼び寄せることができるが、同時に気に入られることができなければ罰となって返っていく。これを完全に扱えた人間は誰一人としていない…


ある力を持つ女性ただ1人を除いては…


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