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come・me DS インシデント 第二部  作者: rianchef
第三章 画竜点睛・ネクストビルディング

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18/21

file.3-4 お悩み相談:ギャング・リラ

前回のあらすじ…

次なる依頼人は空茨里(からいばり)さんという庭園の主人だった。お悩みは庭外周部の汚染だった、原因を特定しようとするが、アルラウネの大妖怪でもわからないことを特定するのは困難だった。行き詰まったところだが、またエマの発言によって閃きを得た句崇刃(くたかば)は持ち込まれた植物の中から大切な人から贈られた植物が原因だと特定する。どうやら空茨里(からいばり)も気づいていたが、どうしても諦め切ることができていなかった。しかし真実を改めて突きつけられたことで育成を諦めることにしたのだった…

句崇刃(くたかば)「次はもしかすると引岸(ひきぎし)さんの悩みの解決とかになるのか?」

室伏(むろぶし)「いや、あやつは道場の運営がうまいこといってるみたいだから心配せんでもいいのじゃ!それよりウチが気になるのは元ギャング達の方じゃ」

句崇刃(くたかば)「あぁ…確かにこの国は闘ったギャング達のうち何人かはここで店を出したりしているんだったな、確かに他の国民達とうまくやっているかは気になるところか」

室伏(むろぶし)「そうじゃな…今日はそれとなくみんなの様子を見てきてくれないか?」

句崇刃(くたかば)「まあ…頼まれたのなら断る理由はないが…」

宏衣(はたい)「タノシそうね!元ギャング達との交流!」

寝具巻(ねぐらまき)室伏(むろぶし)さんとの闘いで大人しくなったとはいえ…多少は一悶着あってもおかしくないかもですねぇ…」

〜そうして3人は元ギャング達の働きぶりを観察することに〜

句崇刃(くたかば)「最初はアレハンドロさんを見ていこう。今はこの国で服飾店を営んでいるみたいだな…」

宏衣(はたい)「おぉー!あの服とかいいですネ!」

寝具巻(ねぐらまき)「私が着れそうな服はありますかね…」

アレハンドロ「おや?あなた方はここでは見ない顔ですね…この店に何か用でも?」

句崇刃(くたかば)「いや、国主様に言われて様子を見にきただけだ」 

アレハンドロ「ふむ…嘘ではないようですね、となるとあなた方は室伏(むろぶし)サンが招いたという探偵の方々でしょうか?」

宏衣(はたい)「ハーイ!そうですよ」

句崇刃(くたかば)「なんか悩み事とかないか?なければ特に問題なかったって室伏(むろぶし)に伝えておくよ」

アレハンドロ「そうですね…私は女性服を作るのは凄くうまいんですよ」

宏衣(はたい)「確かにこんな煌びやかな服他では見たことありませんネ!」

アレハンドロ「ありがとうございます。ですが男性服を作るのはまだイマイチなところがありまして…」

句崇刃(くたかば)「なるほど…しかしその悩みで探偵が手伝えることはそう多くなさそうだが…」

アレハンドロ「そういうことでもありませんよ、お二方に私の試作品を見てもらったり着て欲しいだけです」

寝具巻(ねぐらまき)「ホホw私は構いませんよ」

句崇刃(くたかば)「…まあいいか、こういうのも悩み解決の一助だな」

〜そうして2人は作成中の男性服を見てアドバイスをしたり、完成した男性服を着てみることでアレハンドロの技術向上に役立ったのだった〜

アレハンドロ「ありがとうございます、もし納得のいく男性服ができたらお送りしますね」

句崇刃(くたかば)「ありがとな、うまくいくことを願っとくぜ」

そうして3人はアレハンドロと別れて次の元ギャングの元に行く…

〜次の元ギャングは…〜

句崇刃(くたかば)「次はエレミ・バイトさんだな、どうやらストリーマーみたいだな」

宏衣(はたい)句崇刃(くたかば)クンとおんなじデスね」

寝具巻(ねぐらまき)「……私もストリーマー始めてみましょうかね?」

3人でそんな話をしていると…

エレミ「あれ?あれあれあれ!?もしかして!貴方様は!!句崇刃(くたかば)さんですか!?」

句崇刃(くたかば)「あ、あぁそうだが」

エレミ「ボクぅ、エレミ・バイトって言います!まさかあの有名な配信者の句崇刃(くたかば)さんが今!ここにいるなんて!」

句崇刃(くたかば)「お褒めに預かり光栄だ、同業のよしみというわけではないが何か悩み事はないか?」

エレミ「ありますよぅ!配信そのものについても、それに句崇刃(くたかば)さんとコラボ配信だってしたいです!」

句崇刃(くたかば)「そうか…だったらコラボ配信でお悩み相談に乗るということでいいか?」

エレミ「おっけーです!早速準備しますね!」

宏衣(はたい)「今回は私達あまり出番なさそうデスネ」

寝具巻(ねぐらまき)「見守るのも探偵の仕事ですよ(?)」

〜そうして2人のコラボ配信が始まる…〜

エレミ「どもども〜!みんな!貴方の心に電気を付ける!エレミちゃんの配信だぞ!今回はなんと大物も大物のゲスト!come・me(クル・メー)区の英雄にして句崇刃(くたかば)探偵事務所所長の句崇刃(くたかば)升斗(じょうと)さんだぞ〜!!」

えっ!ガチか

マジかよこっちだと本人のアーカイブすらあんまり見れないのに!

今日全国的に休みで良かった〜!

句崇刃(くたかば)「異国の皆様初めまして、句崇刃(くたかば)です。まずはアーカイブをあまり見れないことについてはすみません、今度区のお偉いさんになんとかならないか聞いてみますね」

宏衣(はたい)「……清々しいくらいの営業体デスネ…」

寝具巻(ねぐらまき)「ホホwこういう姿も面白いですね」

エレミ「今日はボクのお悩み相談に乗ってもらうコラボ配信だよ!」

おお〜!

おお〜じゃないが!

まあ本人達が納得してるならいいんじゃないの?

句崇刃(くたかば)「まだいうて若輩者ではあると思うが…参考にしてもらえるといいかな」

エレミ「早速一つ目の悩みは……私の超常似力(ちょうじょうぎりょく)のプラグインハイボルテージを有効活用できないかってことについて聞いてみたいな〜」

句崇刃(くたかば)「それはどういう力なんだ?」

エレミ「私が持ってるこの生成したプラグから無尽蔵に電気が出せるって似力(ぎりょく)なんだ〜…昔はこれで傷つけちゃったけど、今は普通に有効活用できないかって。」

句崇刃(くたかば)「電気が出せる…?それなら発電をすればいいんじゃないか?丁度少し前のお悩み相談で発電所の運営が少し厳しくなりそうだったしな。良かったら鬼火垣(きかがき)さんに相談してみるといいかもな」

エレミ「でも人体以外には刺したことないんすよね…大丈夫かな…」

句崇刃(くたかば)似力(ぎりょく)は練度によっちゃ多少融通が効く、大丈夫だ君がやれると思ったならきっとできるさ」

エレミ「ひ、ひゃい……次のお悩みソウダンいきます」

照れてる…

まあ憧れの人みたいなもんだしね

エレミ「つ、次のお悩み相談は元ギャングからの勧誘がしつこいことかなぁ〜?」

句崇刃(くたかば)「……そういえば元はセブン・アンタゴニアスとかいうグループだったみたいだな、そこからなのか?」

エレミ「ええまぁ…卑怯なこと大好きなヤバい奴と情報屋のやつからの誘いを断っているんですがしつこくて…」

句崇刃(くたかば)「うーん、本当なら室伏(むろぶし)の手を借りた方がいいのだろうが…その顔を見る限りあまり本意ではなさそうだな?」

エレミ「はい…それが最後の悩みなんです。彼女、室伏(むろぶし)ちゃんとの付き合い方についてなんですが…どうしてもボクが萎縮してしまうんです。しょうがないこととはいいたくないですが…元々は争っていたもので、彼女はきっと気にしないとは思っているんですけど…」

句崇刃(くたかば)「なるほど…確かに気難しい問題だが…なんと今回に限り!それを両方解決できそうな案がございます!」

宏衣(はたい)「なんかふざけだしてまセン?」

寝具巻(ねぐらまき)「彼なりの気遣いなんでしょう…まあ見守ってみましょうか」

エレミ「え〜!?なんですかなんですかぁ?気になりますぅ」

句崇刃(くたかば)「俺と友達になればいい」

エレミ「………ピョエ?」

えっ

それは

流石に…

句崇刃(くたかば)「俺と友達になって名前出しとけばそうそう厄介な輩には絡まれねえよ!それに室伏(むろぶし)より尊敬の念を抱いていると思われる俺と交流していけば自然と室伏(むろぶし)ともコミュニケーションが取れるようになる!………はずだ」

エレミ「ヒャ………ヒャアア……ヨロヒクオネガシマァァ!」

宏衣(はたい)「あ、壊した」

エレミ「ま、まぁ?お悩み相談も終わったので今日の配信はここまで、ビリビリスパーク!エレミと!」

句崇刃(くたかば)句崇刃(くたかば)升斗(じょうと)でした…俺のアーカイブ、楽しみにしていてくださいね」

そうして黄色い歓声がコメ欄に流れたのを確認して、次の元ギャングのところに向かうのだった…

〜最後の元ギャングは…〜

ジルコット「はぁ…視察ですか?どうぞ、ご覧になってくださいまし」

句崇刃(くたかば)「……何を警戒しているんだ??」

ジルコット「あの茨妖怪女ですわーー!!!毎回仕事終わりに撫でまわしにくるのやめやがりなさいってのよーーー!!」

句崇刃(くたかば)「お悩み相談にきたが…まさにお悩みって感じの案件だな…」

宏衣(はたい)「随分気に入られてるみたいデスね」

寝具巻(ねぐらまき)「しかし…行き過ぎた愛は束縛ですよ」

句崇刃(くたかば)「発電所がどうなるかわからないが…もし鬼火垣(きかがき)さんが早く上がれるなら護衛を頼んでみるといいんじゃないかな?」

ジルコット「まあ!それは名案ですわね…でもずっと彼女に頼りきりだというのも…」

句崇刃(くたかば)「……それもそうだな………そうだ!こういう時に使える妖怪対策の護衛術があるんだった」

宏衣(はたい)句崇刃(くたかば)クンってなんかそういう巻物とかいっぱい持ってますヨネ〜」

寝具巻(ねぐらまき)「彼というより先代の春咲(はるさき)さんの所有物でしょうね、彼女が強くなるためにそういうのを集めていたというのは会で聞いたことがあります」

句崇刃(くたかば)「そうだな…期間的にも教えることはできないから、引岸(ひきぎし)の道場に渡すからそこで受けてみてくれ」

ジルコット「ありがとうございます…ってヒィィ!」

いつの間にか後ろに空茨里(からいばり)がきていた

空茨里(からいばり)「今日も撫でまわしにきたわよ〜」

句崇刃(くたかば)「すまないな、今彼女に宝石について教えて貰ってるんだ。今日は勘弁してやってくれないか」

空茨里(からいばり)「あらぁ〜私は強行突破してもいいのよぉ?」

句崇刃(くたかば)「………悪いが仕事の邪魔をするっていうのなら容赦はしねえ、覚悟はしてもらうぜ」

そうして2人に一触即発の雰囲気が出るものの、すぐに収まった

空茨里(からいばり)「……しょうがないわね、今日は勘弁してあげるわ。貴方と闘ったら、間違いなく私が負ける、それに来賓の方と喧嘩したなんてご主人様に伝わったら流石にただじゃすまないわ。今日は命拾いしたわね、ジルコットちゃん」

そうしてすごすごと帰っていったのだった…

ジルコット「あ、ありがとうございますわーーー!命の恩人様!」

句崇刃(くたかば)「大袈裟だな、それじゃ宝石についてもっと詳しく教えてくれ」

そうして3人はジルコットから宝石について学び、帰路に着くのだった

宏衣(はたい)「これでかなりのお悩みを解決しましたネ!流石チームお悩み解決隊!」

寝具巻(ねぐらまき)「これであとは観光して帰る形になりますかね…」

句崇刃(くたかば)「……何事もなければいいがな…」

そしてその悪い予感は明日、的中してしまうのだった

次なるお悩み相談は引岸(ひきぎし)と思いきや、ギャング達だった。まずはアレハンドロのお悩みとして男性服の作成の練習に男2人が携わり、技術の向上に役立てた。そしてその次はエレミ・バイトとお悩み相談の配信を行う。そこで似力(ぎりょく)の使い道と悪質な勧誘の撃退と室伏(むろぶし)との付き合い方について相談され、全てを無事解決(?)した。そして最後はジルコット・エンプティに撫でまわしにくる空茨里(からいばり)について相談され、周りに頼ることと護身術を学んでもらうことで解決した。ついでに今日来た空茨里(からいばり)を追い返したことでジルコットに少し尊敬されたような…?そして後は何事もなく終わればいいのだが??


file.3-5に続く……






室伏(むろぶし)「……なんでじゃ?なぜこの国に水がこなくなっておる……」

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