file.3-4 お悩み相談:ギャング・リラ
前回のあらすじ…
次なる依頼人は空茨里さんという庭園の主人だった。お悩みは庭外周部の汚染だった、原因を特定しようとするが、アルラウネの大妖怪でもわからないことを特定するのは困難だった。行き詰まったところだが、またエマの発言によって閃きを得た句崇刃は持ち込まれた植物の中から大切な人から贈られた植物が原因だと特定する。どうやら空茨里も気づいていたが、どうしても諦め切ることができていなかった。しかし真実を改めて突きつけられたことで育成を諦めることにしたのだった…
句崇刃「次はもしかすると引岸さんの悩みの解決とかになるのか?」
室伏「いや、あやつは道場の運営がうまいこといってるみたいだから心配せんでもいいのじゃ!それよりウチが気になるのは元ギャング達の方じゃ」
句崇刃「あぁ…確かにこの国は闘ったギャング達のうち何人かはここで店を出したりしているんだったな、確かに他の国民達とうまくやっているかは気になるところか」
室伏「そうじゃな…今日はそれとなくみんなの様子を見てきてくれないか?」
句崇刃「まあ…頼まれたのなら断る理由はないが…」
宏衣「タノシそうね!元ギャング達との交流!」
寝具巻「室伏さんとの闘いで大人しくなったとはいえ…多少は一悶着あってもおかしくないかもですねぇ…」
〜そうして3人は元ギャング達の働きぶりを観察することに〜
句崇刃「最初はアレハンドロさんを見ていこう。今はこの国で服飾店を営んでいるみたいだな…」
宏衣「おぉー!あの服とかいいですネ!」
寝具巻「私が着れそうな服はありますかね…」
アレハンドロ「おや?あなた方はここでは見ない顔ですね…この店に何か用でも?」
句崇刃「いや、国主様に言われて様子を見にきただけだ」
アレハンドロ「ふむ…嘘ではないようですね、となるとあなた方は室伏サンが招いたという探偵の方々でしょうか?」
宏衣「ハーイ!そうですよ」
句崇刃「なんか悩み事とかないか?なければ特に問題なかったって室伏に伝えておくよ」
アレハンドロ「そうですね…私は女性服を作るのは凄くうまいんですよ」
宏衣「確かにこんな煌びやかな服他では見たことありませんネ!」
アレハンドロ「ありがとうございます。ですが男性服を作るのはまだイマイチなところがありまして…」
句崇刃「なるほど…しかしその悩みで探偵が手伝えることはそう多くなさそうだが…」
アレハンドロ「そういうことでもありませんよ、お二方に私の試作品を見てもらったり着て欲しいだけです」
寝具巻「ホホw私は構いませんよ」
句崇刃「…まあいいか、こういうのも悩み解決の一助だな」
〜そうして2人は作成中の男性服を見てアドバイスをしたり、完成した男性服を着てみることでアレハンドロの技術向上に役立ったのだった〜
アレハンドロ「ありがとうございます、もし納得のいく男性服ができたらお送りしますね」
句崇刃「ありがとな、うまくいくことを願っとくぜ」
そうして3人はアレハンドロと別れて次の元ギャングの元に行く…
〜次の元ギャングは…〜
句崇刃「次はエレミ・バイトさんだな、どうやらストリーマーみたいだな」
宏衣「句崇刃クンとおんなじデスね」
寝具巻「……私もストリーマー始めてみましょうかね?」
3人でそんな話をしていると…
エレミ「あれ?あれあれあれ!?もしかして!貴方様は!!句崇刃さんですか!?」
句崇刃「あ、あぁそうだが」
エレミ「ボクぅ、エレミ・バイトって言います!まさかあの有名な配信者の句崇刃さんが今!ここにいるなんて!」
句崇刃「お褒めに預かり光栄だ、同業のよしみというわけではないが何か悩み事はないか?」
エレミ「ありますよぅ!配信そのものについても、それに句崇刃さんとコラボ配信だってしたいです!」
句崇刃「そうか…だったらコラボ配信でお悩み相談に乗るということでいいか?」
エレミ「おっけーです!早速準備しますね!」
宏衣「今回は私達あまり出番なさそうデスネ」
寝具巻「見守るのも探偵の仕事ですよ(?)」
〜そうして2人のコラボ配信が始まる…〜
エレミ「どもども〜!みんな!貴方の心に電気を付ける!エレミちゃんの配信だぞ!今回はなんと大物も大物のゲスト!come・me区の英雄にして句崇刃探偵事務所所長の句崇刃升斗さんだぞ〜!!」
えっ!ガチか
マジかよこっちだと本人のアーカイブすらあんまり見れないのに!
今日全国的に休みで良かった〜!
句崇刃「異国の皆様初めまして、句崇刃です。まずはアーカイブをあまり見れないことについてはすみません、今度区のお偉いさんになんとかならないか聞いてみますね」
宏衣「……清々しいくらいの営業体デスネ…」
寝具巻「ホホwこういう姿も面白いですね」
エレミ「今日はボクのお悩み相談に乗ってもらうコラボ配信だよ!」
おお〜!
おお〜じゃないが!
まあ本人達が納得してるならいいんじゃないの?
句崇刃「まだいうて若輩者ではあると思うが…参考にしてもらえるといいかな」
エレミ「早速一つ目の悩みは……私の超常似力のプラグインハイボルテージを有効活用できないかってことについて聞いてみたいな〜」
句崇刃「それはどういう力なんだ?」
エレミ「私が持ってるこの生成したプラグから無尽蔵に電気が出せるって似力なんだ〜…昔はこれで傷つけちゃったけど、今は普通に有効活用できないかって。」
句崇刃「電気が出せる…?それなら発電をすればいいんじゃないか?丁度少し前のお悩み相談で発電所の運営が少し厳しくなりそうだったしな。良かったら鬼火垣さんに相談してみるといいかもな」
エレミ「でも人体以外には刺したことないんすよね…大丈夫かな…」
句崇刃「似力は練度によっちゃ多少融通が効く、大丈夫だ君がやれると思ったならきっとできるさ」
エレミ「ひ、ひゃい……次のお悩みソウダンいきます」
照れてる…
まあ憧れの人みたいなもんだしね
エレミ「つ、次のお悩み相談は元ギャングからの勧誘がしつこいことかなぁ〜?」
句崇刃「……そういえば元はセブン・アンタゴニアスとかいうグループだったみたいだな、そこからなのか?」
エレミ「ええまぁ…卑怯なこと大好きなヤバい奴と情報屋のやつからの誘いを断っているんですがしつこくて…」
句崇刃「うーん、本当なら室伏の手を借りた方がいいのだろうが…その顔を見る限りあまり本意ではなさそうだな?」
エレミ「はい…それが最後の悩みなんです。彼女、室伏ちゃんとの付き合い方についてなんですが…どうしてもボクが萎縮してしまうんです。しょうがないこととはいいたくないですが…元々は争っていたもので、彼女はきっと気にしないとは思っているんですけど…」
句崇刃「なるほど…確かに気難しい問題だが…なんと今回に限り!それを両方解決できそうな案がございます!」
宏衣「なんかふざけだしてまセン?」
寝具巻「彼なりの気遣いなんでしょう…まあ見守ってみましょうか」
エレミ「え〜!?なんですかなんですかぁ?気になりますぅ」
句崇刃「俺と友達になればいい」
エレミ「………ピョエ?」
えっ
それは
流石に…
句崇刃「俺と友達になって名前出しとけばそうそう厄介な輩には絡まれねえよ!それに室伏より尊敬の念を抱いていると思われる俺と交流していけば自然と室伏ともコミュニケーションが取れるようになる!………はずだ」
エレミ「ヒャ………ヒャアア……ヨロヒクオネガシマァァ!」
宏衣「あ、壊した」
エレミ「ま、まぁ?お悩み相談も終わったので今日の配信はここまで、ビリビリスパーク!エレミと!」
句崇刃「句崇刃升斗でした…俺のアーカイブ、楽しみにしていてくださいね」
そうして黄色い歓声がコメ欄に流れたのを確認して、次の元ギャングのところに向かうのだった…
〜最後の元ギャングは…〜
ジルコット「はぁ…視察ですか?どうぞ、ご覧になってくださいまし」
句崇刃「……何を警戒しているんだ??」
ジルコット「あの茨妖怪女ですわーー!!!毎回仕事終わりに撫でまわしにくるのやめやがりなさいってのよーーー!!」
句崇刃「お悩み相談にきたが…まさにお悩みって感じの案件だな…」
宏衣「随分気に入られてるみたいデスね」
寝具巻「しかし…行き過ぎた愛は束縛ですよ」
句崇刃「発電所がどうなるかわからないが…もし鬼火垣さんが早く上がれるなら護衛を頼んでみるといいんじゃないかな?」
ジルコット「まあ!それは名案ですわね…でもずっと彼女に頼りきりだというのも…」
句崇刃「……それもそうだな………そうだ!こういう時に使える妖怪対策の護衛術があるんだった」
宏衣「句崇刃クンってなんかそういう巻物とかいっぱい持ってますヨネ〜」
寝具巻「彼というより先代の春咲さんの所有物でしょうね、彼女が強くなるためにそういうのを集めていたというのは会で聞いたことがあります」
句崇刃「そうだな…期間的にも教えることはできないから、引岸の道場に渡すからそこで受けてみてくれ」
ジルコット「ありがとうございます…ってヒィィ!」
いつの間にか後ろに空茨里がきていた
空茨里「今日も撫でまわしにきたわよ〜」
句崇刃「すまないな、今彼女に宝石について教えて貰ってるんだ。今日は勘弁してやってくれないか」
空茨里「あらぁ〜私は強行突破してもいいのよぉ?」
句崇刃「………悪いが仕事の邪魔をするっていうのなら容赦はしねえ、覚悟はしてもらうぜ」
そうして2人に一触即発の雰囲気が出るものの、すぐに収まった
空茨里「……しょうがないわね、今日は勘弁してあげるわ。貴方と闘ったら、間違いなく私が負ける、それに来賓の方と喧嘩したなんてご主人様に伝わったら流石にただじゃすまないわ。今日は命拾いしたわね、ジルコットちゃん」
そうしてすごすごと帰っていったのだった…
ジルコット「あ、ありがとうございますわーーー!命の恩人様!」
句崇刃「大袈裟だな、それじゃ宝石についてもっと詳しく教えてくれ」
そうして3人はジルコットから宝石について学び、帰路に着くのだった
宏衣「これでかなりのお悩みを解決しましたネ!流石チームお悩み解決隊!」
寝具巻「これであとは観光して帰る形になりますかね…」
句崇刃「……何事もなければいいがな…」
そしてその悪い予感は明日、的中してしまうのだった
次なるお悩み相談は引岸と思いきや、ギャング達だった。まずはアレハンドロのお悩みとして男性服の作成の練習に男2人が携わり、技術の向上に役立てた。そしてその次はエレミ・バイトとお悩み相談の配信を行う。そこで似力の使い道と悪質な勧誘の撃退と室伏との付き合い方について相談され、全てを無事解決(?)した。そして最後はジルコット・エンプティに撫でまわしにくる空茨里について相談され、周りに頼ることと護身術を学んでもらうことで解決した。ついでに今日来た空茨里を追い返したことでジルコットに少し尊敬されたような…?そして後は何事もなく終わればいいのだが??
file.3-5に続く……
室伏「……なんでじゃ?なぜこの国に水がこなくなっておる……」




