file.3-1 国の視察御一行
この章は室伏カァトの世直し七討劇を読んでいると少しわかりやすいかもしれません
興味がおありでしたら読んでみてください
室伏「待っておったのじゃ〜!」
句崇刃「よう!久しぶりだな!元気にしてたか?」
室伏「当然じゃ!お父様も会いたがっておるぞ!」
句崇刃「ほぼ初めて会うことになるのか…」
博物館の事件から約半年…また事務所を忙しくしていたところだったが、前から決まっていた室伏カァトの異国の国造りを見に行くと約束していたので今は慰安旅行みたいな感じでその国に来ている。思ったより発展しているようで思わずビックリしかけた
室伏「早速お父様のところに向かうのじゃ!」
〜そうして雁斎の部屋に〜
雁斎「初めましてじゃの、前の時は娘が世話になったな」
句崇刃「初めまして、お身体の方は大丈夫ですか?」
雁斎「ちょっと前に色々あってのはなんとなくわかっておるじゃろ?その時になんやかんやあって今はかなり体調がいいぞ」
句崇刃「それは良かったです…そういえば母親はこっちでは変なことしてませんでしょうか…」
雁斎「………まあな、全く昔から変わっているようで変わっていない所もあるな…ヌシがあんな感じの子じゃなくて良かったわい…」
句崇刃「そこそこの期間を過ごしましたけど正直まだまだわかんないことだらけではありますね…」
雁斎「色々あるから本人にまた聞いてみるといい…話してくれるかはともかくな」
室伏「ちょっと〜2人で話しすぎなのじゃ〜」
句崇刃「すまねえな、これから国王御本人様が案内してくれるんだろ?」
室伏「茶化すのはやめるのじゃ〜!ほれいくのじゃいくのじゃ」
〜そうして街に繰り出す二人〜
室伏「それでここが飲食店がたくさんある場所じゃ!」
句崇刃「思ったよりマジで国だな…ちゃんとやれてるじゃねえか」
室伏「褒められると照れるのじゃ〜」
句崇刃「電話でも言ったが、既に俺より誇れることなんていくらでもあるからな、過度に謙遜する必要はねえよ」
室伏「あの戦いはすごかったのじゃ、あの出来事からウチも自信がついたと感じておるし、似力もかなり強くなったしな」
句崇刃「元ある数値とかじゃなくても加算できるようになったんだってな?すげえじゃねえか」
室伏「まあなのじゃ!それでこれで一旦は視察という名の観光は終わりなのじゃが…」
句崇刃「ん?他になんかあるのか?」
室伏「どのくらい休暇を取ってもらったのかは聞いていなかったのじゃが、ウチから頼みがある」
句崇刃「なんだ?ちなみに休暇は一週間取ってるぜ」
室伏「思ったよりも長めで助かるのじゃ!それで頼みというのはウチの部下がどうやら悩み事を解決してほしいみたいでの」
句崇刃「……俺に頼むということはどれも難しいことなのか?」
室伏「そうじゃな…ウチの部下には妖怪やら元ギャングやら多種多様な人材がおる。だから問題解決がそう簡単にいかないこともあってな…」
句崇刃「なるほどな…まあいいぜ、力になれることはなってやらないとな」
室伏「ありがとなのじゃ!依頼だから報酬はちゃんと出すのじゃ!」
句崇刃「国主らしくちゃんとしてるじゃねえか、とりあえず今日は帰って…」
宏衣「ハーイ!偶然ですネ」
句崇刃「……なんでいる??」
宏衣「酷いじゃないデスか!一人でこんなとこに遊びにきて!」
句崇刃「たった今遊びじゃなくなったけどな…てかどうやってここまで」
宏衣「エ?自家用のジェット機デスが…」
句崇刃「忘れてたこの人んち大金持ちの家系だったわそういや…」
室伏「あのーー??このお方は?」
句崇刃「そういやまだ会ったことなかったな、前名織組に身を寄せた時に話題に出てた別の区に出張探偵してたうちの破天荒な方だ」
宏衣「……なんか引っかかりマスね」
句崇刃「言葉を濁してるだけマシだと思ってください…」
室伏「なるほどなのじゃ!ウチは室伏カァト、よろしくなのじゃ!」
宏衣「宏衣エマですヨ!聞いたところによると小さいながら国造り頑張ってますネ!」
室伏「ありがとなのじゃ!」
句崇刃「遊びに来たとこ悪いが…俺は仕事になったんで遊ぶならお一人で行ってきてくれ…」
宏衣「エ〜面白そうじゃないですか、悩み事のカイケツ!私にもやらせてくださいヨ〜」
句崇刃「はぁ……こんな人だけど同行させてもいいか?」
室伏「構わんのじゃ!人手が多い方が助かる案件じゃと思うしの」
句崇刃「(頼むから面倒なことにならないでくれよ…)」
〜そうして3人は句崇刃が泊まる予定のホテルに〜
室伏「凄いじゃろ!この建物はフェルヴェーレングの皆様に建ててもらったのじゃ」
句崇刃「へぇ…あいつらも母さんの元で頑張ってるみたいだな…それは良いことだな」
宏衣「こんないいところに泊まれるんデスカ!?いいですねェ…私もここにしましょうかね」
句崇刃「本当はどこに泊まる気だったんだ…」
宏衣「自家用ジェットで行き来シマス」
句崇刃「やばすぎるだろ…」
室伏「ウチもいいとこのお嬢様なところがあるが規格外じゃな…」
句崇刃「てかうちの事務所はどうしたんだ?」
宏衣「あの和風オトコがいますけど心配ナノデ雇ってる警備使節団の一組を置いてきました。だから君の想い人のことは安心していいヨ!」
句崇刃「大丈夫かよキサラ…」
〜一方その頃、句崇刃探偵事務所〜
鬼沙羅はまるで姫様のように身の回りの世話や色々なことを使節団の皆様にやってもらっている
渡部「これを見ているとあんな適当な感じでも口出しするのは憚られますね…後が怖い」
使節団の皆様もうんうんと頷いている
鬼沙羅は困惑しつつも悪くないかも?と思いつつあるのだった…
〜場所は戻ってホテルの前〜
句崇刃「さてと、今日はホテルの部屋入ってから明日からどういう風に問題解決するかを探っていくか」
そうして3人はフロントに入っていくと、今しがた受付を終わらせた梟のような人と目が合う
寝具巻「おや?句崇刃さんじゃないですか…あのアイドルの子達の事件以来ですね…zzz」
句崇刃「寝るな寝るな…久しぶりだな…」
室伏「このお方は?」
句崇刃「そうか…室伏は全くの初対面だな。この方は寝具巻袋羽さん、come・me区の有名な探偵さんだ」
寝具巻「ホホ…一躍時の人だった句崇刃さんに有名と言われるのは嬉しいですね」
宏衣「私も知ってる〜、この前共同で事件解決した時あったよネ〜。そん時はまさか途中寝てたのに時間の全容を全て明らかにして犯人を当ててたからマジで凄!ってなったワ」
寝具巻「いえいえ、あの時はエマさんの捜査情報も役に立ちましたよ。ありがとうございます」
室伏「とにかく凄い人なんじゃな!ウチは室伏カァト!この国の国主じゃ!」
寝具巻「ホッホ!まだ小さいお年ながら頑張っておられますね、是非頑張ってください」
句崇刃「それで袋羽さんはここに何をしに?」
寝具巻「そろそろ出張探偵しなくても良さそうになってきたので帰るついでここでも何か探偵の仕事しましょうかと…新しく作っている国なら困り事が多いかもしれませんし…」
句崇刃「まあ…実際俺も困り事解決を提案されたしな…」
室伏「よかったら寝具巻殿もウチの困り事を解決していかないか?もちろん褒賞はでるぞ」
寝具巻「いいですねぇ…本当は帰り道のつもりでしたが、最後に一仕事しましょうか」
宏衣「チームお悩み解決隊!結成ですネ!」
句崇刃「安直なのがいいですね」
室伏「あの句崇刃殿が適当に…」
寝具巻「この程よい適当さも彼女のいいところかもしれませんね…」
句崇刃「とりあえず今日は解散だ、明日から本格的に行動開始だ!」
室伏の作る国へ視察という体で慰安旅行に来た句崇刃は父親の雁斎と母親に対する話をして室伏と視察という名の観光をする。それが終わった後室伏から部下達の悩み事の解決をしてほしいと依頼され、それを受ける。そしてその話に自家用ジェットで観光に来ていた宏衣エマと出張探偵の帰路についていた寝具巻袋羽が加わる。そうしてチームお悩み解決隊が結成され、その活動が明日から始まる!
file.3-2に続く…
鬼火垣「困りましたね…ここが使えないと、国の電力を賄うことができません…」




