file.2-4 本当に盗みたいものは…
前回のあらすじ…
キタラートを止めることはできたが、ハイエンミュラーが初めて作った宝石は盗まれてしまう…キタラートから話を聞いた後、次の標的である絵画の警護をしていると、2人目の怪盗ラウンゼスが現れる。そのトランプの遊びを使った似力に苦戦するもののコンビプレイで勝利する。しかしまたしても目的のものが盗まれてしまう…
句崇刃「で一体何が盗まれたんだ?」
ハイエンミュラー「僕がこの博物館を建ててから最初に迎え入れた絵画だったよ…」
渡部「それはまたなんというか…確かに意識の外になりそうなものな感じはしますね…」
ハイエンミュラー「最初は僕のものを盗むから僕に関係が深いものやことなのかと思ったけどあの絵画はほんとに初めにここにきたってだけだしねぇ…」
句崇刃「少し踏み込んで考える必要があるみたいだな…全員集合!」
そういうとテーブルを5人で囲む形になる
ラウンゼス「なぁ…私達も参加しないとダメなのか?」
句崇刃「情報は多い方がいいだろう?実質取調べみたいなもんだ」
キタラート「なんでも話すワン!」
渡部「まだやってるんです?それ」
ハイエンミュラー「とりあえず僕からも話が聞きたいのは事実だから話してくれ」
ラウンゼス「ハイエンミュラー様がいうならまあ…でもヒントみたいなものぐらいしか出せないぞ」
句崇刃「何もないよりはマシだ」
そうしてまずは2人から話を聞くことになる
ラウンゼス「そうだな、アイツの盗みはいつも意義を求めているような気がする。ただ盗みをすることはあんまりないな…だから目的はハイエンミュラー様に関わることで必ずあるはずだ」
句崇刃「問題はハイエンミュラーに対して何をして欲しいのか?それとも博物館に何かを求めているのかがよくわからないんだよな」
ハイエンミュラー「そうだね…一つ目は僕のものを盗み、二つ目は博物館のものを盗み…正直どっちにどうして欲しいのかがわからない…」
キタラート「うーん私はたまーにだけどハートちゃんと喋ることがあるよ〜。その会話でも核心的なことは話してくれないけど…都度ハイエンミュラー様のことが出てくるからやっぱりなんかして欲しいことがあるんじゃないのかな?」
渡部「博物館の館長としてのハイエンミュラー殿に何かして欲しい可能性もあるのか?」
ラウンゼス「いや、アイツは博物館の館長としてのハイエンミュラー様のことは多分嫌っている…まあ無理もないな、アイツは私達よりも小さい頃の境遇が悪い。だから怪盗としてその環境から盗み出してくれたハイエンミュラー様の方がアイツの中では比重が大きいとも言えるな…」
句崇刃「うーん、まだあまり要略を得ないな…コメントでも見てみるか」
博物館のものもハイエンミュラーのものも盗むのか…
ハイエンミュラーさんの行動に何か気に触ることがあるのかな…
博物館を潰したいとするのなら一回目の宝石を自らの手で盗みに行かなかったのはなぜなのだろうか
句崇刃「うーん…確かに何処となくチグハグだな…もう少し何かあればな…」
ラウンゼス「一回目にハイエンミュラー様が最初に作っていた宝石を盗むのは正直…とは思っている、これをもう少し深掘りしてもいいかもな」
キタラート「そういえば…話の中で過去に対して憧憬を思い出すような発言は多いかもね。そりゃまあ私達もハイエンミュラー様と一緒に怪盗見習いとして過ごした日々は楽しかったしね」
句崇刃「怪盗として一緒に行動していたときの頃を懐かしんでいて…それでいて博物館の館長としては嫌っているかもしれなくて…でも盗むのは本人のものも博物館のものもだ…」
ハイエンミュラー「僕に何かして欲しいのは大方そうなんだろうと思える気はしてきたが…それが一体何なのか…」
渡部「SOS…なわけはないですからね」
しかしここで句崇刃・ハイエンミュラー両者は何かに思い当たった顔をする
句崇刃「まさか…そういうことなのか?だとしたら…」
ハイエンミュラー「もしかして…でもそうすると今のこの状況は…」
2人して思案した後…互いが顔を突き合わせる
句崇刃「だとしても後一回はここに盗みに現れる可能性はある、それは止めよう。そしてその後は…」
ハイエンミュラー「あぁ…何が起こったとしても、全てに決着をつけなきゃならない…」
渡部「どうやら2人は目的に気がついたようですが…それはとは別になにか含みのある感じがしますね…」
ラウンゼス「私達には計り知れない何かがあるというのか…?」
キタラート「でも句崇刃様もハイエンミュラー様もなんだか覚悟が決まったようだワン」
〜そうして最後の襲撃の日までに準備を整えることに〜
句崇刃「そうだな…最後はここに来る可能性が一番高いな…」
渡部「ならばそこで最後の怪盗のハートさんを捕まえるということで?」
句崇刃「あぁ…だけど鴉刃さんは別のとこを見ててくれ…」
渡部「ん?何かありましたかな……まあ句崇刃殿に限っては大丈夫でしょうぞ!」
ハイエンミュラー「そうだな…ここに来る可能性もあるか…」
ラウンゼス「ハイエンミュラー様、何かに気づいた時から少し様子がおかしいな…」
キタラート「そうだねぇ…もしかしたら思ったよりヤバいことをハートちゃんはするつもりなのかしれないね」
そうして最後の襲撃について思案しつつ計画を立てている最中、2人はばったりと出会う
句崇刃「ん…そっちは大丈夫そうか…?」
ハイエンミュラー「心配いらないよ……とりあえずはハートニカを止めよう、それから後は…」
渡部「どうやら2人は気付いたようですが…話もしてくれないし急によそよそしくなったりでそんなに秘密にするようなことだったのでしょうか?」
ラウンゼス「わからんな、でも納得していることならこれ以上の言及は避けた方がいいのかもしれない」
キタラート「まぁ…どうしようもなさそうなことになりそうなら止めましょうね、3人で」
渡部「まあ、そうでござるな。過度に心配するのもよくないですしな」
ラウンゼス「そうだな…アイツが何を持って大義とするかはわからんが…人を困らせるのはあまり良くないことだしな」
キタラート「ハートちゃん…貴方は一体御二方に何をさせたいのかしら…場合によっては…」
〜そうして最後の襲撃の日の夜になる〜
句崇刃「俺の読みが当たればこの場所に来ると思うが…」
あれから配信が少なくなっていたがこれで全てが終わるのか
一体真相は何なのか?
楽しみ半分不安半分といったところか
そうして待っていると上から煌びやかな女怪盗がやってくる
ラフディアナ「やはりここに来たのは貴方でしたか、句崇刃升斗」
句崇刃「そうだな…聞きたいことは山ほどあるが、まずは大人しくなってもらおうか」
ラフディアナ「そういうわけにはいきませんね…貴方のことも許すことはできなさそうですし…」
句崇刃「やはり怪盗の頃のハイエンミュラーが恋しいのか?」
わざとらしく煽ってみると…
ラフディアナ「黙れ!お前に何がわかる…いつか一緒に怪盗をするって思っていたのに……」
句崇刃「なるほど…やはり君はハイエンミュラーに怪盗に戻って欲しいのか…」
ラフディアナ「探偵が知ったような口を聞くな!私にとって生きるには盗みが全てだった!こんな生い立ちで信じられるのはハイエンミュラー様とあの2人だけ…それをお前が!!」
句崇刃「おいおい…盗みの正当性はさておき…博物館で館長をしているのもハイエンミュラーが自分で決めたことだ。それをお前は納得がいかないからと俺に責任を押し付けるのか?それこそ俺からしたら知ったような口を聞くなと言いたいところだがな…」
?なんかいつもより言葉が強いな…
何か狙いがあるのか??
それともなんか怒ってる??
ラフディアナ「………確かに私のワガママであることは否定できません。ですがそれがなんだというのです??私は怪盗です、欲しいことやりたいことは全て通してみせる!!」
そうしてラフディアナはレイピアを構える
句崇刃「そうかい…ちゃんと芯があるじゃねえか。だがこれ以上の狼藉は許さねえよ、博物館を楽しみにしてる人が大勢いるもんでな!」
2人目の怪盗、ラウンゼスも確保した。そうして一度ラフディアナが何を目的としているのか5人で話し合うことになった。そうした話し合いの中で2人はその目的に気づく、しかしそれを気づいた後からは何故かよそよそしくなってしまう…。そうして最後の襲撃の日になり、各々がそれぞれの場所に行くと句崇刃の元にラフディアナが現れる。ラフディアナの目的の中にはハイエンミュラーに怪盗に戻って欲しい願望があった。そうして博物館を守るためラフディアナとの闘いが始まる!!
file.2-5に続く…
ハイエンミュラー「結局彼とはこれが初めてになるのか…さて、僕はラフディアナの期待に応えることはできるのだろうか…」




