表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<そんな展開求めてない!>  作者: ゆいまる
【一章】それでも店を開きます!
2/3

ー成長しましたー

この世界で過ごして数年。


なんだかんだいいつつも、世界のことが分かってきた。




まず、この世界には“スキル“と“魔法“がある。

スキルは生まれつき備えられているけど、魔法はMPを使用することで使えるそうな。

魔法はスキルとかの能力値によって使える数が増える。


ちなみに私のスキルはまだ分からない。

日常生活ではあまり使わないスキルなのかも。





そして、15歳になると、一人立ちしなきゃいけない。


例えば男性は店を開いたり働きに出たり。

実家には住めなくなってしまうんだって。

でも女性は仕事を貰えないから結婚するしかない。



ちなみに今は14歳。そろそろこの時期が来てしまうのだ。



正直、めっちゃ嫌だ。

家族といるだけでも、私からしたら赤の他人だから緊張して手が震えるのに。

更に知らない人とかムリムリ!



…ってことで悩むうちに、一つの案が出た。






お店開けば良くね?と。


だって、就職できないから結婚するんでしょ。

じゃあ自営業なら問題ない、住むところは店の二階にでもすればいい。


我ながら天才だ。完璧すぎる。




それでも、まだまだ問題がある。

店を開くためには、いくつかの手順があるから。

まずは店兼家に使う土地と建物を決める。

そして、“使い魔“を見つけなければならない。



使い魔とは、スキルを持った動物だ。

見つけた使い魔は店の守り神的なものとなる。

この世界では、使い魔のいない店は店として扱われない。

店を開くには必要不可欠なのだ。



まあ、土地とか建物は今のところ無理だろうな。

これでも一応子供だし…。

先に使い魔かな、と思うと、体が勝手に立ち上がった。



「折角なら格好いい使い魔がほしいなぁ」


そう期待に胸を膨らませつつ、早速外へ出た。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ