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連れに徒然

連れに揺れ揺れ

作者: 文月七七



どうしてそうなの。



たまに冷たくしたと思ったら。


振り向いて笑って、


手を伸ばして頭を撫でて、


ごめんごめんなんて言って、


また、私を覗き込む。



そんな顔で見て、



わかってるくせに、



そういうの、きらいで好き。


もっと甘やかして、笑いあって。

でも、たまにスパイスをもらって。



あなたのそんなところがきらい。



でも



優しく笑って、名前を呼んで、手を繋いで、

眠そうにもたれかかって、たまにはきつく叱りつけて

私が怒ると悲しくなって、そんな寂しい目をして

私が泣くと抱きしめてくれて。


私を、たくさん甘やかしてくれて。


あなたのそんなところがだいすき。



きらいだけど、だいすきで

これからもたぶん、きらいになって、すきになる。


あなたに揺られて。

また、あなたに戻る。

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