表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強ですが、何か?  作者: 夢狐
2/5

第1話 「初めてのリアル魔物討伐 ~早速仲間が出来た~」

感想が2つにブックマークが5件になってましたぁ!

嬉しい…嬉しすぎる!

ホントにありがとうございます!

感激で涙が止まりませんよ…( இ﹏இ )

これからも『最強ですが、何か?』をよろしくお願いします!

まだ1話だが。


和馬が、森を抜けるため歩き始めすでに、半日が過ぎた。夕日が落ち始め、徐々に森が暗くなって来ている中、和馬は行けども行けども木だけで、街も魔物も見えてこない状況に疲れはしないが、飽きていた。


「はぁ…つーまーんなーい!!!魔物はいないし、森も抜けられないし!もー家帰りたい!」


さらに軽いホームシックになったようだ。

和馬は、本日何本吸ったかも忘れたタバコを1本咥え、ライターみたいなアイテムで火をつける。

そんなに吸ったら体に悪いのでは…なんて思う方もいるでしょう。しかし、このタバコは和馬が、アイテムメイキングシステムで作ったアイテムであり、吸っても体に害を与えるものではなく、逆に体力、魔力全回復の効果の付いた素晴らしいものだ。

現代日本でこれを売れば、これだけでセレブの仲間入りで出来るのではないかと思われるほどの一品だ。


「ふぅ…ったく…街はいいよ!予想外に深い森だったってことで納得だ。けど、魔物どこらか動物すら出てこないってどういう事だよ!森だよね!これがラノベならスグに雑魚が出てきて、派手に倒す場面だよ!何故何もいない!出てこい!魔物!いでよ!」


あまりの退屈にイラついてきたようだ。

異世界来て、魔物との遭遇を望む主人公など滅多に居ないだろうが、それほどまでに和馬は退屈してた。

それなりに怒りの言葉を吐き終え、落ち着いて来ると、和馬の耳に足音が聞こえてくる。


「お…おぉ…うおぉぉ!何者かは分からないが、やっと生き物に出会える!魔物だったら最高!…けど遠いなぁ、1キロくらい先かな?」


和馬の聴力はキャラの体になり、大幅に上昇していた。そのため、かなり距離が離れた場所の音も普通に聞き取ることが出来た。


「とりあえず行ってみるか…魔物だったら討伐!それ以外なら………その時考える!」


和馬の頭は魔物退治でいっぱいのようだ。

1キロ先の存在の元へ走っていった。もちろん、脚力も強化されており、あっという間に1キロの距離を詰める。足音の主がいる場所の少し前で止まり、どんな奴なのかを確認するため、茂みに隠れながらその存在を陰から見る。そこに居たのは、緑色と銀色の毛をした狼だった。しかも4匹おり、内1匹はかなり大型で他のと少し毛の色も違って銀色の毛をしていた。和馬は狼達をゲームで見たことがあり知っていた。


緑狼グリーンウルフに…狼公ウルフロードか。まぁ、初討伐には何の問題もない雑魚だな。しかし、やっと出会えた魔物…くぅ!たまらん!」


普通、魔物に会ったら少し恐怖の念を抱くものだが、和馬はずっと待ち望んでいた魔物にようやく出会え、感激してしまっている。

緑狼グリーンウルフ、普通の狼と比べ少し凶暴で、ちょっとだけ毛が硬度が高い所以外は特に何も無い初級者プレイヤーでも武器さえちゃんとしてれば簡単に倒せる雑魚モンスターだ。そして、狼公ウルフロード。これは中級上位プレイヤーがチームを組んで勝てるという少し厄介なモンスターで、毛が緑狼グリーンウルフのそれより遥かに硬く知能もあり簡単に討伐できる存在ではなかった…相手が和馬出なければ。和馬からしたら狼公ウルフロードを倒すなど、蟻を潰すより簡単な"作業"だ。


「武器は…要らないな。素手で充分だ。ーー行くか」


和馬が一気に緑狼グリーンウルフ達の元へ駆け出す。

その速さゆえ緑狼グリーンウルフは反応が出来ず、1匹が一瞬で手刀で首を跳ねられる。その様子を見ていた他の緑狼グリーンウルフ2匹が驚愕の表情を浮かべる。その隙を、和馬が逃すわけなく素早く移動し、2匹目の緑狼グリーンウルフに向かってかかと落としをした。視認も難しい速度で繰り出されたその攻撃に対応することなどできず、2匹目も頭を潰されあっさり倒される。


「グ…グルルルゥ!」


驚きから立ち直った3匹目が怯えながらも必死に威嚇する。和馬はそれを特に気にせず、何故か我関せずみたいにこの状況を眺めるだけの狼公ウルフロードに目をやる。


(こいつ、なんで何もしてこない?仲間意識が薄いのか?)


ゲームだとウルフ系のモンスターは仲間を殺されると、怒り攻撃力が少しあがるが、希に仲間意識の薄い、又はないヤツもいる。


(まぁ、来ない分には問題はない…か、それよりさっさとこいつを片付けるか。)


和馬が、何もしてこない狼公ウルフロードから目を外し、緑狼グリーンウルフの方に戻すと目の前に牙が迫っていた。だが、和馬は来てる事に気づいていたため、慌てることなく、冷静に拳を最後の緑狼グリーンウルフの横顔にぶつけると顔が吹き飛んだ。

和馬としては、そんなに力を込めず殴ったつもりだったが、最強クラスのその肉体から繰り出された拳は和馬の想像以上に破壊力抜群だったようだ。


(うわっ…手加減難しいな、グロすぎ。仕方ない、次に行くか。)


脳とか色々ぶちまけて倒れた緑狼グリーンウルフの死体から目をそらし、狼公ウルフロードの方を向く。


(やっぱり動かないのか。何故だ…仲間意識が薄くても、自分の身に危険が迫っていれば、何らかのの行動をしてもいいと思うのだが…)


和馬が狼公ウルフロードに疑問も抱きながら近づくと信じられない事が起きた。


『ま…待ってくれ。こちらには敵対心はない…見逃してくれると助かる。』


和馬は薄々気づきながら、信じられない思いでキョロキョロと周りを見渡すが、狼公ウルフロードと和馬以外その場には誰もいない。


『ん?聞こえておるだろ?…もしや私が喋ったのが信じられんのか、まぁ仕方ないか。』


「犬が喋ったぁぁ!!!!!」


『犬ではなく狼だ!』


狼公ウルフロードが的確にツッコミを入れる。

和馬からすれば犬も狼もさして差があるものだと思ってないが。

それより和馬は、魔物が言葉を喋った事に対する驚きが大きかった。当たり前だ、ゲームでもモンスターが喋る事など無かったのだから。


「お…お前が喋っているのだよな?」


驚愕の表情をしながら和馬が、狼公ウルフロードに尋ねる。


『うむ、そうだ。正確にはお主の脳内に直接語りかけているのだがな。これが出来る者は少ないからよく驚かれる』


「…そうか。それで、見逃せってどういう事だよ。逃げるチャンスならいくらでもあったろ?逃がさなかったが。」


狼公ウルフロードが喋った者を『異世界なんだからそういうこともあるよね』みたいな解釈をして、話を進めようとする。


『あっさり受け入れるのだな…まぁいい。逃げるに逃げられなかったのだ…お主のあまりの強さに…その…腰を抜かして…しまってな』


「……」


狼公ウルフロードとは思えない情けない発言に和馬が無言になってしまう。


『黙るでないわ!情けないのは自分でも分かっておるが、それでも…な』


「いやちょっと待て、緑狼グリーンウルフなんか狼公ウルフロードからしたら雑魚だろ?そんなのが倒されたくらいで腰抜けるって…お前弱いのか?」


確かに狼公ウルフロードの強さは、緑狼グリーンウルフがいくらいても勝てないくらい強い。それからすれば、和馬がやった事で腰を抜かすのはおかしい。


『それで腰が抜けた訳では無い。私の眼は特殊でな、相手の強さがオーラとなって、体に纏っているように見えるのだ。それで、お主を見た時あまりのオーラに腰を抜かしてしまったのだ。』


(なるほどね、魔眼のスキルみたいのをこいつも持っているってわけが。)


和馬の固有スキル《魔眼》は使用すると相手のステータスを全て見ることが出来た。狼公ウルフロードの持つその眼はそれの劣化版みたいなものだろう。


「そういう事ね、で?これからどうする?殺られる?」


『ちよ!まてまてまて!待たれぃ!…そ、そうだ!私がお主の従魔になるというのはどうだ?!』


「従魔?つまり僕のペットになると?」


狼公ウルフロードの従魔となればそれなりに使えるだろが、和馬は少し悩む。倒して素材獲った方が有益なんじゃないか、と。


『…お主の考えは分かる。倒した方がいい思いが出来ると思っておるのだろ?だ、だがな、私が従魔になれば……そうだ!この辺りでよく出る高ランクの魔物が出る場所を教えてやろう!それなら私の素材より多く稼ぐ事が出来るはずだ!』


狼公ウルフロードが必死に死を逃れる為に説得する。


「うーん…あっ!お前さ、人間の街が何処にあるか知ってる?」


『人族の街か?知っておるが…なんだ?そこに行きたいのか?…よし!従魔にしてくれたら教えてやろう!』


「知ってんのか!よし高ランク魔物の件も含めて、十分利があるな。いいぜ、従魔にしてやる!」


和馬は殺すより従魔の方が利益になると考え、従魔になる事を許した。


「けど、従魔ってどうするんだ。普通に『お前はこれから従魔です!』でなれるのか?」


従魔などゲームには無いシステムなため、和馬にはどうしていいか分からなかったが、狼公ウルフロードが答えをくれた。


『いや、従魔契約を行う。まず、お主の血を一滴でいいので、飲ませて貰う。その後、お主にも私の血を飲んでもらう。』


「あ、あぁ」


和馬は血を飲ませ合うという行為に若干引いたが、やらなくては従魔にできないので、狼公ウルフロードの言う通り、血を少し出す。そして、狼公ウルフロードが血が出た部分を舐めると、狼公ウルフロードの体が少し光りを帯び、すぐに収まる。続いて、狼公ウルフロードが血を出しそれを手に付けてから、舐めると和馬の体も僅かに光を帯び収まる。


「これで良いのか?」


『うむ、これで私はお主の従魔だ。よろしく頼むぞ……お主の名前を教えて貰ってなかったな。ちなみに私はエイルという。』


「エイルね、僕はカズ……いや、フォルテ=ハルノイドだ、よろしくなエイル。」


本名を言おうとして、せっかくゲームのキャラのままなのだからと、名乗る名前もキャラ名にした。


『フォルテ殿、か。よろしく頼むぞ、フォルテ殿!』


「さて、早速だけど、人族の街まで案内頼める?」


『うむ、こっちだ。』


狼公ウルフロードーーエイルが人族の街への案内に歩き始め、それに和馬が緑狼グリーンウルフの死体をアイテムボックスに収納してからついて行った。


こうして、和馬は新たにエイルという従魔と共に先に進むのであった。



どうでした?僕頑張りました。褒めてぇ…(・ω・)

戦闘シーンどうです?僕的には微妙なんですが…


誤字・脱字等があれば教えていただけてば幸いです。


感想とブックマーク、よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ