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異世界の契約者  作者: 木剣
第二章 迷宮編
34/35

ギガント

頭のねじが数本飛んだ18禁書いてみたいなぁ

 クイールスパイダーを撃破した後は30階層と40階層を攻略していた。大体は迷路になっていて時間は結構かかってしまったが大きな怪我をすることなく50階層まで到達することができた。

 魔物は様々な種類がいて倒すのは苦労させられた。毒や金属を錆びさせる溶液をだす貝や高周波の音を出すキノコ、果てには地面を泳ぐピラニアまでいた。泳ぐというか地面を嚙み砕いてこっちに向かってきていた。

 こんな珍しい魔物との戦闘はいい経験で新しい武器を開発するための資材やアイデアにもなってかなり良かった。ただ、一瞬でも気を抜いてみろすぐに貴様の命を刈り取るぞという迷宮からのメッセージのようにも感じた。それほどに厄介な魔物達だった。


 道中のボスに関しては30階は…ヤツだった。そう台所、いや、キッチンの天敵だった。何匹も群がってこちらに飛んで襲い掛かってきた姿を見たときは俺も一瞬意識を持っていかれそうになった。

 肝心の桜はヤツに出会うまでにムカデみたいなやつからゲジゲジに毛虫といった虫コンボに会っていたため気絶はしなかったが顔を真っ青にして俺が作っていた火炎放射器を乱射していた。ちなみに火炎放射器は火の魔石を錬金で液状化させたものを燃料にして作ってみました。


 そういうことで30階層は虫の巣窟だった。最後のボスGの軍隊は厄介ってレベルじゃなかったけどさ。あいつら銃弾並みのスピードでこっちに突っ込んでくるんだぜ? 気持ち悪いったらありゃしないぞ。俺も最後に死体が残らないくらいにオーバーキルしたよ。あんなバイクサイズのGなんて撲滅するに決まってるだろ。


 次に40階までは全ての敵が異常に固かった。文字通り岩系や鉄系のとてつもなく防御力が高い奴らで構成されていた。何より困ったのが銃が一切通じなかったという点だった。通じなかった理由が40階層の敵の弱点は魔法だったからだと思う。

 物理防御に特化した魔物対策にいくつか特殊弾として火炎弾や氷結弾を作ってあったが、この弾薬の弱点として威力が既存の魔法よりも弱くなってしまい相手に有効なダメージを与えられなかった。このことから特殊弾の構想をもっと練り直さないといけないと考えさせられ、新たに作成した特殊弾はさらに強力に効率よく魔法を発動できるように改造した。そのせいで人間に対して使うとオーバーキルになりそうだけど。まあいいか。


そして何よりも最大の問題が露見してしまった。それは戦闘スタイルや武器が魔力に依存しすぎているということだ。

 もしも、魔力を封じられたり枯渇した場合は復元方式の弾薬や魔道具は一切使えなくなる。これが露見した弱点だ。このことから魔力を用いずに使える武器の重要性を意識することができた。これにより新たに生まれた武器やアイデアはジェットハンマーと魔法可変機構だ。

 魔法可変機構は文字通りの意味で魔法を切り替えることができる機構だ。例えば力のベクトルの向きを自在に操れたり、数種類の魔法を切り替えて撃てたりできるようになった。これを利用して作成したのがジェットハンマーだ。


 刻印魔法を刻んだ円盤をハンマー内部で移動させることで付与と魔法効果を切り替えることができるので通常よりも軽い力で最大の威力をたたき出せるようになり動きが鈍いハンマーだと思って舐めてかかると痛い目に合うことになる。

 さらに付与は使用者の魔力を使わずに周りに漂っている魔力を使わせることができる方法があるので自身の魔力が枯渇したとしてもある程度まではこの武器を使えるというわけだ。


 ちなみに使用者から魔力を放出させないのが魔法妨害の仕組みだ。だからこの方法なら魔法妨害の結界内部でもこの武器を使えるということだ。

 これはなんて呼ぼうかな? まあ、名前はどうでもいいか。そういう武器ができたってことだけわかればいいしな。下手に名前を付けて敵にこっちの弱点を知られたらまずいからな。


 後は、やっとアダマンタイト製のショットガンを作成できた。名前はブラストってつけておいた。これはまあ、あまり説明することはないな。大体の性能は同じだし。とここまで新たな武器の作成などしてきたが、肝心の40階層のボスは一言でいうとただ硬いだけだった。

 階段の上でただ突っ立っているだけの巨大な岩で攻撃もしてこなかったし、何のためのボスだよって思ったけど40階層の魔物達は基本的に自ら攻撃してくるタイプの敵は少なかったからまさかとは思ってたけど。


 楽に攻略できたからよかったかもしれないが、もしかしたらこいつを倒せないなら41階層から50階層は攻略できないぞというメッセージだったのかもしれない。実際に41階層からは魔法妨害を使ってくるガーゴイルやアダマンタイト製のゴーレムが連携を取ってくる厄介な階層だった。マルコ師匠から連携や武器作成のアドバイスを貰えていなかったら確実にこの階層を攻略するのにかなり時間がかかっていただろうと思う。


 そして今いるのは警告を受けた50階層だ。前よりも確実に強くなっていると感じているが大丈夫なのだろうか? そう不安になっていると桜が俺の手を両手で包み込んで言った。

「大丈夫だよ。蓮君」

そう言って俺に微笑んでくれる。そうだな。こんなところで不安になっている時間なんてないな。

「ありがとう。桜」

 二人で一緒に扉を開き部屋の奥へと踏み入る。ここまで来るのに時間は掛かったがキッチリと対策は立ててきた。負けるなら俺がまだ未熟だったってことだ。次はもっと対策を立てて圧倒してやるさ。


 そう決意して前を向く。50階層のボスはゴーレムだった。ただし、かなり"巨大な"とつくゴーレムだ。明らかに身長は6メートルはあるだろう。素材も色からアダマンタイトとミスリル、それにあれはまさかオリハルコンか? 体のところどころに補強するようにオリハルコンらしき鉱石も使われていてまるで誰かが意図的に作ったかのようなゴーレムだった。

 でも、それ以上に異質な部分がある。それは手に大剣を持っていることだ。ここに来るまでのゴーレムは素手で攻撃するか岩を投げるくらいしかしなかったがこうして武器を持っているのはかなり珍しい。こいつはかなり異常だ。油断はできないな。

「ヴォォォオオオン」


 頭に当たる場所から声が漏れ、瞳に炎がともるように光り出した。そして体のそこら中から水蒸気が噴き出す。同時にキィィィンという音までしてあいつが持つ魔力の反応が増えだした。なんなんだこいつは?

 そう戸惑っていると突如振動と轟音が発生してゴーレムは咆哮を上げた。

「オオオオオオ!!!」

『準備が整ったみたい。あいつの名前はギガント。ただのゴーレムだと油断していると死ぬよ』

 マルコ師匠から相手の名前と忠告が飛んでくる。いや、わかってますよ。この時点で異常すぎるでしょうが。

「行くよ桜」

「うん」

 二人ともカリバーを構えて戦闘体勢と取るとギガントも戦闘開始だといわんばかりに巨大な大剣を構えた。


 次の瞬間、ギガントは消えた。いや、普通の人間なら認識することができないくらいの速度でダッシュしたのだ。背中から爆炎を上げて一瞬で俺達に距離を詰めるとその大剣を横なぎに振ってくる。桜はその動きが見えていたようで間一髪で相手の懐にもぐりこんで回避していた。俺も見えていたが敢えてギガントのパワーを知るために工房から呼び出した地面固定型の盾で受け止めた。


 だが、その選択を俺は後悔する。念のためにかなり丈夫にして重力石で固定してあったがその盾をあっさりと粉砕されてしまった。慌てて大剣の側面に手をついて宙返りをする要領で回避した。

 だけど敵の攻撃はそれでは終わらない。フリーの左手でおれはもろに殴られてしまい壁にまで吹き飛ばされた。


「蓮君!?」

『油断しちゃダメ!』

 マルコ師匠が警告したがもう遅い、ギガントはその勢いのまま胴体をぐるっと回すと桜に裏拳を叩き込んでいた。そうだよなあいつはゴーレムだ。人間の可動域と全く同じわけじゃない。桜も同じように壁に叩きつけられそうになっていたが間一髪のところで天駆を使い体勢を整えて高速移動を始めていた。


 俺も同じ方法で体勢を整えつつ回復薬を口に含みながら走り始めていた。ここら辺の体勢を立て直す早さはかなり早くなった。

『ごめん桜、油断した。あいつは見た目は人間型だけど動きは全く人間じゃないこともできるから気を付けて。後、攻撃は受けないほうがいい』

『分かってる。どうやらあいつこっちの動きも見えているみたいだよ。さっきからゾクゾクが止まらないの』


 さっきの一撃で油断できない強敵と認識して俺達は完全に意識を切り替えていた。あの巨体であのスピードで移動できるなんてどんな化物だよ! しかもパワーもかなりあるし、防御は多分アダマンタイトだから硬いだろう。完璧だな。だけどどこかに弱点はあるはずだ。それにあの爆炎はもしかしたらスラスターの役割をしているのかもしれない。ならあれを破壊すれば高速で移動はできないはずだ。


 カリバーからバーストに持ち替えて敵の胴体に撃ち込んでいるがまるで気にするそぶりも見せずにこちらに向かってくる。途中で爆炎を上げて加速してくると大剣を叩き込みに来るがそれを余裕をもって回避すると今度は相手の弱点の部位を探すために至近距離でカリバーを当てていると4回ほど連続で回避した直後、急に大剣の軌道を変えてきて危うく直撃しそうになった。


「っ! あっぶねえ!」

だが、その動きも読まれていたのか左手で殴りかかってきたが俺もそれを予測して回避しようとしたが殴ろうとするとすぐにギガントは体を回転させて大剣による回転切りを放ってきた。あの左手の動きはフェイントだったのか!

 ギガントの本当の狙いは大剣による範囲攻撃だったのだ。それを直前まで隠して俺がどうしても回避出来ない時を狙ってきた。こいつ知能もあるのかよ!!


回避行動も防御も間に合わない状態でなすすべなく大剣をくらいかけたがそこへ間一髪でジェットハンマーを振りかぶった桜が俺とギガントとの間に割って入った。

「させないよ!」

ガゴォンという音を立てて大剣とぶつけ合うとそのままつばぜり合いになるかと思ったが重量は相手のほうが上だ。一瞬の膠着の後にすぐ桜は吹き飛ばされてしまった。だが、少しだけ稼いでくれた時間のおかげで俺は体勢を立て直して大剣の攻撃範囲から離脱することができた。

「ありがとう桜、助かったよ」

「どういたしまして」

桜は回復薬を飲みながらジェットハンマーをしまうとカリバーに持ち替えてギガントから距離を取りつつ走り始めていた。


 そこからは2人ともカリバーを連続で発砲して攻撃していたがやはり表面を少し削る程度のダメージしか与えられず苦戦することになった。ならマテリアルならいけるかと工房から取り出してマテリアルを構えるがまるでこの武器を知っているぞと言わんばかりに狙いを定められないように高速で移動し始めた。

「ええい! ちょこまか動くな!」

「私がひきつけるからその隙に狙って!」


 桜がブラストを構えてギガントに接近戦を仕掛けていた。ブラストも大したダメージを与えることができなかったが気を引くことはできた。そして隙を見て手榴弾を投げつけて離脱したが、投げた手榴弾をギガントはすかさず握り潰して無力化されていた。

「なんで!?」

「こいつ手榴弾の弱点まで知ってるぞ! 復元方式じゃないほうを使ってくれ!」

「分かったよ!…っ!!」


 復元方式じゃないほうは魔石の粉を詰め込んだタイプのため握りつぶされても一応は爆発してくれるからそっちを使えば無力化されることはない。そして手榴弾の爆発でギガントを怯ませることができた。何より相手にとっても手榴弾のダメージは洒落にならないレベルみたいだ。

 すかさず俺はマテリアルを発砲する。大砲のような轟音を響かせながら連続で発砲し続けるが破壊できたのは左腕だけだった。胴体にも命中はしたが当たり所が悪かったようではじかれてしまった。だけど左腕は破壊することができたからこれでこっちが有利になるぞ。


 左腕を失ったギガントは怒り狂ったような咆哮を上げ、左腕があった場所を地面に叩きつけていた。そしてほんの10秒ほど静止していたが左手を引き抜くと俺達は絶句することになった。なぜならギガントが左腕を引き抜くとそこからは無傷の左腕が現れたからだ。粉砕したはずのアダマンタイトも傷1つない状態にまで再生されている。

「嘘だろ?」

 すかさず桜がギガントの死角から手榴弾を投げつけるが後ろに目があるのかと疑うくらいの精度で大剣を振って弾き飛ばしていた。

「蓮君! 多分、魔力の反応を感知してるんだと思う!」

「分かった」


 風爪を纏って切りかかるが風爪の間合いを完全に把握して回避しているのを見て魔力に反応していると思っていいだろう。桜が言った通りだけどどうやってこいつを倒そう。火力が足りなければ再生される。唯一有効的な方法である手榴弾はギガントに感知されるし、あのスラスターのせいで回避速度も速い。ならゴーレムの弱点攻めるか? だけど弱点は一体なんだ? それにあの排気音はどういうことだろう。

 排気音というのは空気を入れ替える必要があるときにでる音だ。ならあいつは何かを冷却しているのか?分からない。そもそもあの高速移動に使っているスラスターは魔法だよな? 魔力は一体どこから持ってきてるんだ?


『魔力を見ることを意識して瞳に魔力を纏って見てごらん。真理の瞳が封じられていても見えるはずだよ』

 深い思考に落ちそうなときにマルコ師匠からアドバイスされる。そのアドバイスに従って魔力を見てみると相手のからくりが分かった。胸の心臓部分に異常に魔力が集中している。明らかにあれが動力だろうな。その動力部分に向かって何本も通り道があった。弱点だとすればあの通り道だろう。だけどオリハルコンや見たことのない鉱石でしっかりとコーティングされていて簡単にはあの防御を突破できそうにない。


 なら空気を循環させている部分を塞ぐか一斉に爆破して再生される前にあの動力部分を破壊するかだな。魔力を一切通さない素材は持ってないから使うなら後者の方法だな。問題はどうやってギガントに感知されずに爆薬を取り付けるかだな…あるじゃん。あの蜘蛛の糸と合わせればアレを作れる。後は弾のほうはあの付与を使えばいける。問題は作成するための時間を稼ぐことだな。先にジェットハンマーの機能を付けた大剣を作成して時間を稼ぎに行くか。

『桜、ジェットハンマーを装備して時間を稼いで。俺も大剣を装備して時間稼ぎをする』

『分かったよ。えっと、出来上がった新武器は私が使ったほうがいいかな?』

『うん、そのほうがいいね。俺が剣を打ち合っているときにたっぷりとお見舞いしてあげて』


 作成された大剣を取り出すと真正面からギガントに挑む。ギガントは桜に気を取られていたが俺が突っ込んでくることで俺のほうが脅威だと判断したのか標的をこっちに変えてきた。

「そのままこいやこの野郎!」

お互いにフルパワーで大剣を振るうと、とてつもない音と衝撃が俺に襲い掛かってくるが技能の衝撃を使って軽減することで何とか受け止めきることができて鍔迫り合いにまで持ち込むことができた。ちょっと手がしびれるなこれ。


 最初は拮抗していたが時間が経つと疲れを知らないギガントと生身である俺とでは持久力に差がありすぎるため押され始めた。すぐに剣を引いてバックステップで距離を取ると追撃をしようとさらにギガントは迫ってこようとするがそこに桜が後ろからジェットハンマーを叩き込もうと近づいてきていた。

 桜の接近を感知してすかさず迎撃をしようと振り向き大剣を振りかぶるがそれを予想して桜はもう回避行動をとっていた。そしてさっきの俺と同じようにハンマーと剣をぶつけ合いまずくなったら離脱して俺が代わりにターゲットを取るという戦法で新武器が出来上がるための時間を稼いだ。

 そして何回か繰り返すうちにやっと武器が完成したことを告げるウィンドウが出てきた。それを見て桜はすぐにその装備を呼び出して俺が隙を作るためにギガントの気を引き始めた。


「蓮君! 準備万端だよ」

「よし、そのまま撃ちまくれ!」

 桜が引き金を引くとポンポンという音と共に白い弾丸が打ち出されていく。その白い弾はギガントにくっつくと激しく動いているのにも関わらずしっかりと固定された。それを何発も背中へ張り付けていく。普通ならギガントは気づくはずだがあれは魔力を一切内包していないため攻撃されていることに気づいていなかった。


 ある程度、くっつけると二人同時に離脱してマジックシールドを展開する。そして次の瞬間、かなり大きな爆音と共にギガントの背中で大爆発が起きた。そして弱点であろう真っ赤な部分が露出するとギガントは体勢を整えるために一旦距離を取ろうとスラスターを使おうとするがスラスターも一緒に破壊されており、さらに重心がずれてしまったせいでギガントはうつ伏せで倒れこんでしまっていた。その隙をついて二人同時にマテリアルを打ち込み動力であるコアを破壊した。


「「やったー!」」

ハイタッチを交わして素直に倒せたことを喜ぶ。なかなかに強敵だった。反応も消えているためこれ以上警戒はしなくても大丈夫だろう。さてと素材などを調べようと鑑定していると予想通りオリハルコンをメインにして構成されていた。中には合金にしたタイプもあり、新たな使い方を思いつくのだった。後は新しく結界石という珍しい鉱石が手に入った。後はゴーレムの構造を簡易的にだけど理解することができた。


 これでゴーレムを作成できるようになると思ったが材料と重要な部分の作成法がないため作成することは断念した。というのもクリスタルという鉱石が必要なのと動力の魔法陣が木端微塵になっていたからだ。頭脳となるのが演算装置コントロールコアで魔力を生成するのが動力炉リアクターコア、さらにこのゴーレムには記憶装置ストレージデバイスが追加で構成されていた。

 この三つでギガントは構成されていてそのうちの動力炉を完全に破壊してしまったので動かすことができないことになった。動力炉はどうやらそのクリスタルを使っているみたいでどうしようもなかった。そのかわり演算装置と記憶装置は無事だったので動力炉さえ作れたら俺達が戦ったあのギガントを再現できるというわけだ。よく考えたら敵なんだから復活させたら攻撃されそうだな。敵意があれば解体だな。


 まあでも小さいのなら動力炉がなくても何とかなりそうだから先にそっちを試してから敵意があるかを確認するか。こうして俺はゴーレムの作成方法と新しい武器を入手するのだった。後日談だけどスラスターも木端微塵にしてしまったからそっちの情報はないよ。惜しいことをしたなぁ。

ゴーレムの設定などはあまり詳しくはしないでおこうと思います。というか武器説明を長くしすぎてストーリーが進まないのもどうかと思ったのでできるだけ手短に済ませようと思います。武器が完全に完成したらどこかで武器説明だけを書いたものを投稿しようと思います。

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