幽鬼騎士オーバーと覚醒
とうとう~化け物になっていく~。追記:少しだけ改稿しました
あれから何度も襲撃されたが毒に耐性ができたようで最初の頃と比べると楽に探索ができるようになった。そして色々と採取が終わったころに次の階層への階段を見つけた。2階ではアイテムバックや調味料等を主に作成して次の階層の攻略にかかった。3、4階は大体同じだったのでそのままサクサクと攻略していった。
そして今は迷宮地下5階にまでやってきた。だけど、ここでイレギュラーが発生したためここで攻略せずに待機している。理由は降りた目の前に立派な扉があったからだ。明らかに人の手で作られたことがわかる造形で素材も大理石が使われている。迂回しようと思ったけど錬成も魔法も一切受け付けないため迂回はできなかった。
ゲームに例えるならボス部屋だけどブルドの情報だと次のボスは10階のはずだ。ならなんでこんな扉があるんだろう?
「ねぇ、蓮君、ここでとどまっても仕方ないからそろそろ行かない?」
「…そうだね。弾薬も回復薬も準備できたし行こうか」
意を決して扉に手をかけて開ける。少し重量がある扉を開けきると部屋に入った。周りを見渡すとお城みたいな雰囲気がある結構広い部屋だった。だけど一つだけ異質なものが中央にいた。それは地面に剣を突き刺して仁王立ちをしている骸骨だった。背中には赤いマントを羽織っていて体には何もつけていないがプレッシャーが、感じる風格があの骸骨は騎士だと伝えてくる。そう感じるくらい強者のオーラを纏っていた。
俺と桜はとっさに戦闘態勢を取った。それと同時にこちらに気づいたのか骸骨が動き出した。
「ふむ、どうやらやっと来たようだな」
「「しゃべってる?」」
「魔法の世界だ。骸骨がしゃべるくらい不思議ではないだろう。さて待っていたぞ、西城蓮、野原桜」
「なんで俺達の名前を?」
「我が主より仰せつかっているからだ。お前たち二人を殺せと」
次の瞬間、相手から威圧が放たれてきた。もしも、最初の頃の俺なら足がすくんで身動きができないくらいの威圧。そして相手は地面に刺さっている両手剣を重さを感じさせない動作で抜き掲げる。
「我が名はオーバー。命を持たぬ騎士の頂点に立つ者なり」
「戦闘たい」
「ああああぁぁぁぁ!!」
「桜!?」
オーバーが威圧を放ち始めて少しすると桜が頭を抱えてうずくまってしまった。
「やはりな」
「桜に何をした!」
「なに少しズルをしておったのでな。変身という技能は封じさせて貰った」
どういうことだ? 変身という技能は消えてしまって使えなかったはずだ。くそっ! 完全に真理の瞳が使えればステータスを確認できるのにと桜を見ていると髪の色が少しずつ黒色に戻っていた。
「ついでに教えてやろう。変身という技能はなりたいと願ったものになる技能だ。そこの娘は余程自分を偽っていたのだな」
そういうとオーバーも戦闘態勢に入ったのだろう剣を構えて突進の体勢に入った。それを見て俺も構える。だけど桜は震えながらまだうずくまっていた。そして無防備な状態の桜に無慈悲にもオーバーは突っ込んできた。
オーバーは剣を振りかぶってきたので俺は桜を守るため前に出て剣で受けようとするがその動きはフェイクだった。直前で体をひねり俺の横を素通りして桜を蹴りで柱へと叩きつける。桜は柱に叩きつけられると今までの防御力が嘘だったかのようにボロボロになっていた。骨も折れて体中から出血しているのがわかる。前ならすぐに回復薬を服用していたが今はオーバーに対して瞳が怯えの色を宿していた。俺はすぐにオーバーと桜の間に入って左手の銃を構える。
「桜! 早く薬を飲んで体勢を整えて!」
「あっあぁ、あぁ」
ダメだ恐怖のせいで何も考えられなくなってる。俺が飲ませるか? と近づこうとしたがオーバーはそれを許さない。
「戦っている最中にさせると思うか?」
そう言うと周りに闇が充満して足元からオーバーと同じ骸骨が現れた。スケルトンナイトっていう魔物だったはずだ。それがざっと40体くらいいる。
「守れるものなら守ってみるがいい」
40体のスケルトンナイトはそれを合図に一斉に桜へと襲い掛かった。
俺は急いで桜に近づきスケルトンナイトを剛脚で何体か破壊して手榴弾も投げつける。残った奴はカリバーで撃ち抜き全滅させたが、まるで水が湧いてくるかのようにまた足元から出現していた。すぐにリロードして対処しようとするが圧倒的に相手の数が多すぎる。それにさっきの手榴弾で分かったことだけどこの部屋は脆い。これ以上手榴弾を使えば天井が崩壊する可能性があるからもう使うわけにはいかない。どうしよかと周りを見渡しているとふと思い出した。そしてすぐに桜に近づいて桜のホルスターにある銃を手に取った。
「桜、借りるよ」
俺はカリバーからマイクロウジーに切り替えて弾数を増やすことで対応することにした。弾薬ポーチも拝借して単発打ちに切り替えておく。これで命中率を上げることができるから正確にスケルトンの弱点を狙えるだろう。だけどカリバーよりは威力が弱くなっているからオーバーに対しては有効な一撃にはならないと思うが仕方ない。そして桜の周りに結界を張ってからオーバーに向き直る。
「桜は守って見せる」
「…お前を見ていると昔が懐かしい。だが手加減はしないぞ」
桜を守りながらで攻撃魔法も結界を維持するのに手一杯で他の魔法は使えない。相手は大群で手榴弾もこれ以上使えないという圧倒的に不利な状態でオーバーとの戦いが始まった。
「ふんっ!」
両手剣を両手で持ち、気合を入れた声で踏み込んできて上段から振り下ろしてくる。その攻撃はギリギリで回避してカウンターを入れようとしたがスケルトンナイトに邪魔をされて攻撃することはできなかった。だが、すかさず銃撃しようとしたが同時に行使している索敵の反応で後ろの桜にナイトが迫っているのを感知してすぐに銃を上に放り投げバックから風爆を取り出した。
「復元」
前と後ろに二つ投げつけてから落下してくる銃をキャッチして風爆に備えるために屈んだ。そして風爆が起動して一気にナイトとオーバーを吹き飛ばす。
「面白い攻撃をするな。だが、威力がないのならやりようはある」
そう言って近づいてくる時間を使って連続でドドッドドッドドッという音を響かせながらナイトたちをヘッドショットで撃ち抜いていく。ナイトの弱点は頭蓋骨にあるコアのような宝石でそれ以外を攻撃しても再生してしまうからどうしてもヘッドショットを決めるしかなかった。
「よそ見をしていると死ぬぞ」
「くそっ!」
オーバーは接近するとすぐに剣を横に振るってくる。これを屈んで回避するとカウンターを入れようとしたが屈むのを読まれていたのだろう。そのまま蹴りを入れられて怯んでしまう。そしてすかさず剣を重心移動で戻してくるのを俺は何とか剣で受け止めて鍔迫り合いに持ち込んだ。
「なかなかやるではないか。だが経験はあまり積んでいないようだな」
「ぬかせ!」
横からナイトに切りかかられてすぐに俺は距離を取った。そしてまた風爆を使ったが使った瞬間に相手は全員屈みこんでその場に踏みとどまった。
「対処方法を見つけるのが速すぎだろ!」
「そう何度も同じ手は通用しないということだ」
だが、相手の頭の位置は固定されるから狙い撃つのは楽にはなった。それでも風爆の数にも限りがある。危なくなったら風爆を使うということがそう何回もできない。使いどころは見極めておかないとすぐに追い詰められそうだ。
「ではわしも本気を出そう」
「…まだ本気じゃねぇのかよ」
両手剣を片手で持ち、自由になった左手から闇属性の魔法を使ってくるようになった。片手だからと油断するわけにはいかなかった。多少スピードは遅くなったが威力は全く落ちていなかったそれに魔法を使うようになったから隙が少なり手数が増えたせいで距離を取ってもすぐに魔法を放ってくるため迂闊に間合いを詰めるわけにもいかなくなった。それに魔法は避けると桜に当たるように放ってくるから非常嫌らしい攻撃だ。魔法は剣で切り裂いて対処するしかなくなった。
それに周りを確認するとナイトは4人だけ俺に襲い掛かってきて他の全員は桜に向かっている。ここまで来ると圧倒的に手数が足りなくなってくるし、ひとつでもミスをすれば大惨事になる。両手で銃を持てば対処できるがそれだとオーバーの剣を受けることができなくなる。ここからは風爆も使っている余裕はないだろう。
「やってやるよこのやろおおおおおお!!!」
かつてないほどに俺は集中していた。周りの景色が色褪せ白黒に見えてきてやけに遅く感じる。俺はどんな動きも無駄にせずに敵を殺していく。ほんの一瞬の隙にナイトを5人撃ち抜きオーバーの剣を受け殴り返す。弾切れになった銃は空中に投げた弾倉を太ももで押し込んでリロードする。それはまるで洗練されたような動きだった。今この瞬間も俺は成長している! どれだけ不利な状況だろうと俺は諦めない!
だけどそれにも限界は来る。俺を攻撃してくるナイトにまでは完璧に対処できなかったからだ。俺の体には少しずつ切り傷が増えていき、極限の集中力と無理な動きの代償に筋肉は悲鳴を上げ、目も少しずつ霞んでくる。これ以上の戦闘はきつい。何とかして決着をつけに行かないとこっちが負ける。だけど決定打にかけるこの装備じゃ無理だ。
ナイトの足の骨を折り、頭を踏みつけて粉々にする。だけど状況は変わりつつあった。相手のスケルトンナイトが出現しなくなったからだ。でも、連続で酷使しすぎたのかマイクロウジーは壊れてしまった。
「うぉらぁ!!」
「ふんっ!」
剣を両手で持ってオーバーに切りかかる。攻撃には剛脚の蹴りも交えて手数を多くして攻めるがそれでも俺は劣勢だった。この状況になるまでに体にダメージを受けすぎたからだ。もう服にはそこら中に切られた跡があり、血も回復する間がなかったから今も傷から流れていてそろそろ止血しないとまずいほどになっていた。それでもまだ倒れていないのはもはや根性としか言いようがない。
だけどその根性ももうつきかけていた。そしてとうとう俺は一瞬の隙をつかれてしまうことになった。まだスケルトンナイトは出現できたのだろう。一体だけこっそりと現れて桜の結界を破壊していた。
「させるかあああぁぁぁ!!!」
破壊されたことを感じ取り、オーバーの攻撃を受けるのをやめて腰のホルスターからカリバーを抜き放ちスケルトンナイトに狙いを定め発砲する。ギリギリで桜を守ることができたがその代償に俺はオーバーの剣に貫かれてしまった。
「がああああああ!」
「よそ見をするからだ。だが、その行動は評価する」
腹に貫通した剣を俺を殴った反動で引っこ抜くと俺は桜のすぐ近くまで吹き飛ばされうつぶせの状態になる。そして出血のせいで俺の下には血だまりができていた。手を硬く握りしめ俺は顔を上げると最後のとどめを刺すためにゆっくりとこちらに歩み寄ってくるオーバーを睨みつけた。
「れ、蓮君…や、やだよ死なないで…」
そんなに泣かないで…大丈夫だから大丈夫だからとそう伝えたいのに言葉がもう出てこない。俺の大切な守りたい人。俺の…好きな人…そっかこんなに追い詰められて死ぬかもしれない直前に大切なことに気づくなんて俺って本当に馬鹿だな。その涙を拭って抱きしめてあげたいのに…もうそれも遅い。気づくのが遅すぎたんだ。
そしてオーバーはすぐ近くまで来ると俺に残酷なことを言ってくる。
「先に娘のほうを殺すとするか」
そう言って桜のほうに近づいていく。殺すと言われてもなお桜はまだ動けずにいた。そして俺も黙ってみているわけにはいかなかった。必死に体を動かそうとするがとっくに限界を迎えた体は動いてくれない。
「や…めろ。やめてくれ…」
その声はオーバーに届いたのだろう少しだけこちらを見るがすぐに桜に向き直り剣を頭上高くに振り上げていく。そして剣は桜めがけて振り下ろされた。
「やめろおおおおおおおおおお!!!」
『限界突破』を習得しました。
振り下ろされる瞬間、俺は獣のような咆哮をあげて不屈と今習得した限界突破を使用した。そして天駆と剛脚、さらに俊歩を全力で使ってほんの刹那の瞬間でオーバーに近づき剣を殴り飛ばして攻撃を防いだ。その様子にかなり驚いたようだがすぐに剣を手元に召喚して戦闘体勢を取ってきた。
「まさかこれほどとは」
「俺の! 俺の好きな人を殺させてたまるかあああ!!!!」
アイテムバックから鉱石を取り出しすぐに剣を作り出した俺はそこから制限時間付きの最後の戦闘を開始した。
◇
蓮君が瞬間移動のような速度で移動して私を守ってくれてから始まった戦闘はかなり激しい攻防が繰り広げられていた。一振り振るうたびに蓮君から血が飛び散って明らかに戦える状態じゃないのに無理をして私を守るために戦ってくれていた。それなのに私は何もしているんだろう? このままだと蓮君が倒れちゃうのにとそう思うが私の体は震えるばかりで全然動いてくれない。
オーバーが言っていた自分を偽っているということ。心当たりがないわけじゃない。ずっと言えずに嘘をつき続けていることが確かにある。でも、それは蓮君に伝えるのは蓮君に悪い…ううん、自分が怖いだけなんだ。だけど言ってくれた。私がずっと聞きたかった言葉を。
『俺の好きな人を殺させてたまるか』
そう言ってくれた。一瞬だけ体の震えが止まったけどそれでもまだ恐怖のほうが上回っていた。
そう色々と考えているととうとう戦闘に決着が付きかけていた。蓮君がオーバーの胸の骨を完全に砕いていたけど右手に握っていた剣を手放してしまってさらに無防備になった体にカウンターを叩き込まれて吹き飛ばされる。さっきと同じように私の近くに転がってきてうつぶせの状態になっていた。
「れ…ん…君?」
辛うじて息があるけど早く治療しないと死んでもおかしくない状態だった。
「なかなか危なかったが仕方ない。先にお前から死ぬか」
そういって蓮君に近づいていく。待って…蓮君を、蓮君を殺さないで。と蓮君に手を伸ばす。だけど今にも死にそうな蓮君を見ていられなくなって私は目をつぶってしまった。すると急に周りの感覚が遠くなって私は一人真っ暗な空間に浮かんでいた。
そしてなぜか私の目の前にケモミミが付いた人の真っ白なシルエットが現れて近づいてくる。そして頭に響くような感じで私に語り掛けてきた。
『ねえ? なんで素直にならないの?』
どういうこと? 素直になるも何も私は最初から素直で…
『一度もその言葉を言ってないのに? 伝えていないのに?』
だ、だって伝えたら迷惑だよ! それに私よりも素敵な人がたくさんいるし…
『でも、蓮君が死んだらもう二度と伝えられないよ。会話もできないよ。抱きしめてもらえないよ。〇〇って言えないよ』
や、ヤダ。そんなのは嫌だ! もっと一緒にいたい! 抱きしめられたい。耳元で愛を囁かれたい…
『私はずっと傍にいたんだからよくわかるよ。なら受け入れて。素直になって?』
私は…私は蓮君のことが。
「『好き』」
そういうと私は光に包まれた。
『待たせすぎだよ。「臆病な私」』
そう呟くとケモミミのシルエットは私と両手をつないでおでこをくっつけてくる。目を閉じると融合していくのを感じる。暖かい…体全体が脈打っているのを感じて力が満ちてくる。それと同時にため込んでいた…心の底にずっと隠していた想いも一緒に流れ込んでくる。そっかずっと私の近くにいてくれたんだ。
「待たせてごめんね。『素直な私』」
<獣化>を解放しました。獣化が完全に定着します。
『白狼』を解放しました。『白狼』の能力が上がります。
技能『変身』が失われました。
『天駆』『風爪』『纏風』『疾風』『自然治癒』『俊歩』『金剛脚』『知覚』『嗅覚』『反応』を習得しました。
『金剛脚』
剛脚を超えた脚力強化。脚力強化と同時に防御力も大幅に上げる。
『知覚』
視力や動体視力が上がり、知覚できる範囲が増加する。
『嗅覚』
人間の数倍の嗅覚になる。
『反応』
反応速度が上昇する。
分かる。今の私はもう人には戻れない。だけど後悔はしないこれで蓮君を守れるんだから。力が完全に体に馴染んだところで目を開く。どうやら私が目をつぶってから一秒もたっていないみたいだった。すぐに足に力を入れて天駆と剛脚、俊歩を発動させてオーバーに向かっていく。今の私は何でもできるんだよ! だから待ってて蓮君、すぐに私の気持ちをずっと秘めていた想いを伝えるから。そして私はオーバーと戦闘を始めた。
◇
不屈と限界突破を使用して最後の戦闘をしていたが最後に俺から見て左側の胸骨を破壊したがそこで俺の限界が来てしまった。右腕から握力が無くなり剣を落としてしまう。そして体がものすごく重くなり体が言うことを聞かなくなった。そのせいで攻撃に反応できなくなって思いっきりカウンターの拳を入れられた。殴られた勢いで吹き飛ばされると俺は桜の近くにさっきと同じようにうつぶせで倒れてしまった。そしてオーバーは俺を殺すと宣言して近づいてくるがもう体はピクリとも動かない。
当り前だ。限界を超えている状態でさらに限界を無理矢理突破したんだ。その代償が体中の粉砕骨折に筋肉断裂。辛うじて左腕だけ何とか動きそうってくらいの満身創痍だ。もうここまでかと諦めかけたとき急に桜が真っ白な光に包まれ始めた。その光が収まるとそこには前よりも艶がある髪と尻尾になった白狼の桜が立っていた。そして目にも止まらない速さでオーバーに肉薄すると俺と同じ威力の蹴りを放っていた。
「なにっ!?」
あまりにも意外だったのだろう。その動きに対応できずに蹴りをもろに受けていた。そして桜は床に落ちているマガジン部分が壊れてしまっているショットガンを拾うと剣の代わりにしてオーバーと剣を交えていた。普通ならショットガンで受けることなんてできないがどうやら風爪を纏わせて強度を上げているみたいだ。
美しい。流れるように風を纏わせて舞っているようだ。オーバーに負けず劣らずで軽々と戦っている。そして一瞬の隙をついてショットガンを叩き込もうと銃口を向けるがオーバーも負けじと剣を振りかぶっていた。だけど振らせるわけないじゃないか。俺はもうない力をかき集めるようにして無理矢理左腕を動かしてもう一つのホルスターからカリバーを抜くとオーバーの剣を正確に狙い撃ちした。
すると弾丸は正確に剣に命中し、剣が横にはじかれて桜に当たらずに床に刺さった。そして桜はオーバーの頭に銃口を突きつけると躊躇なく引き金を引いてショットガンを発砲した。ドガンという音と共に頭蓋骨は木端微塵に破壊され後に残ったオーバーの体はその場に崩れ落ちた。桜はこちらを振り向くと微笑んで言った。
「信じてた」
その言葉に返事をすることはできなかったけど俺は左手の親指を立てて微笑んでから意識を失った。
どうでしたか?桜の固有技能は自分自身ということです。自分の心を出したい本心を伝えたいという願いがあったからこそ固有技能が獣化になったとも言えますね。今までは変身で白狼になっていましたがこれで完全に白狼になったというわけです。つまり自分の心が力になるということそれが獣化というわけですね。簡単に言うと『獣=本能=嘘偽りない本心』というイメージで作ってみました。
あはは、変なところで凝りすぎてネタとストックが尽きてしまいました。これからは4日更新はちょっと難しくなりそうです。とりあえず、ストックとネタを作らないといけないですね~
というかPV数が6000を超えていることに内心では「ヒェッ」っとなってます。他にもブックマークや評価ありがとうございます。執筆するためのモチベーションにもなっているので本当に有難いです!これからもマイペースに頑張ろうと思います。




