表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

狂詩曲を奏でたくて

作者: 厨二病発症中

 らぷそでぃーー。僕の心に何かあるんだ。らぷそでぃーー。って。

 僕は何か特別に考えてるとかじゃないはずなんだけどなぁ……でもあるんだ。

 こうやってさ、意味のわからんらぷそでぃーーを心の中に想い続けているよ。

 何のためにかわからないけど、僕の心はらぷそでぃーーを奏でたくて。

 今は死体の山の中心に。

 死体って赤くて、ベチャベチャでさ、くるってる感じがたまらないんだよね。

 だからさ、君も怯えてないでさ、一緒にやるかい?

 この心の狂騒を満たすには、やっぱりらぷそでぃーーがいると思うんだよね。

 君は僕と一緒に奏でる側に回るといいと思うんだ。これが。

 たったひとりの生き残りが、実はそのままらぷそでぃーーに取り込まれたなんてさ、実にくるってゆかいだよ。ほんとに。

 だからやらないかい? いやならそのまま逃がしてあげるよ。

 あれだよ、勘違いしないでね?

 僕の心をみんなに伝える役をやるんだよ。うん。

 みじめな生き残り、みたいな感じにさ。うん、いいとおもう。

 やっぱり君は生かそうかな。

 そっちの方がなんかいい感じにおもえてきたから。

 じゃあばいばい、さようなら。

 早く逃げなよ。

 早くしないと意味ないじゃん。

 ああ、ようやく逃げる気になった。

 うんうんそれがいい。ほんとに。

 


 ……ああ逃げたね。逃げた。

 これでまあた楽しくなるかも。

 これでらぷそでぃーーに近づいたかも。

 これで――――


 

 ああ、いやいいやめんどくさい。

 今日もいつものあれかいて寝よう。

 おやすみせかい。



 我ハ我侭ノ為二在リ 何人モ覆スコト能ワズ


 此度ノ曲ハ狂詩曲


 何人モ此レ二服従スベシ


 凡テハ我ガ御心ノ侭


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ