俺とあいつと縞模様と
処女作です。至らぬ点あるかと思いますが、生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。
色々とわからない事だらけなので、助けて下さいね(上目遣い)
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現在書き直しのため絶賛妄想中です
このままいなくなることはない…ハズ
明け方
俺は突然の叫び声で目を覚ました
それが俺達を、
世界中の人間を巻き込んだ大事件になるとは
誰が予想できたのであろうか
「きゃぁぁぁあああああああああああっ!」
2段ベッドの2階部分から飛び出すと、薄暗い部屋の中には連れの姿が。
なぜそこにいるのかと普段なら思うだろうが、なんせ頭が働かなかった。
彼に部屋に残るように促し、廊下から出ようとしたその時、腕を掴まれた。
「今の・・・俺なんだ」
だが、今の声は女の声・・・
振り返った俺は彼、アリカにあるはずのない2つの丘を見つけたのであった。
ふぅ・・・
悲鳴で集まってきた他の宿泊者や店主に頭を下げその場を収め、一息つくことができた。
すでに時計の針は5時30分を回っている。
時間がないが、考えなければならないことが山ほどある。
まずは宿の問題だ。
俺たちは男2人でここに泊まった。それなのに別の人がいるとなると、もう一人分の料金を払わなければならないし、社会的にもマズい。
んー・・・どうしたもんか。
部屋の前で考えていると、扉が内側から開く。
「ば、馬鹿っ!お前は部屋にはいってr」
そこには大きめのローブを着たアリカが。
「これならわからないっしょ☆彡」
お前なぁ・・・むしろ怪しまれるだろうが。
「とにかく部屋に入ってろ。俺が何とかするから」
「そうは言っても、まだ仕事残ってるしさ。早く出たほうがいいだろ。」
それはそうだけど・・・さすがに豹柄はないと思うぞ。うん。
「しょうがないだろっ!これしか手持ちがなかったんだから!」
む。心を読まれた。
「と、とにかく先に出たことにしておくから。余計なことはしなくていい」
近くにだれもいないことを確認し、扉を閉める。
「そうだな・・・そこの窓から出られるか?」
わかった。と短く返事をしたアリカは少し高いところにある窓へよじ登る。
待て。とりあえずその趣味の悪いローブを脱げ。
そう言おうとしたその時、ローブに水色と白の縞模様が浮かびあがった。
「お、お前!ズボンぐらい履け!」
おもいっきり蹴られた顔面をさすりながら宿を後にし、路地裏でアリカと合流。
あのダサいローブとはお別れできたのだが、身長の縮んだアリカは今までの服が入るはずもなく、大きめのワイシャツ1枚という挑発的な服装になってしまっていた。
落ち着け俺・・・こいつは男だ・・・
必死に息子を抑えつけ、まずは状況の整理だ。
しかしアレだな。下着はどこから出てきたんだろうか。当然俺は女性用は持ち歩いてないし、アリカもそんな趣味は・・・まさかな。
「なぁなぁ♪これから仕事だろ~早く行こうぜ」
俺の思考回路は完全にシャットアウトされ、血液が集まってくる。
「お、お前腕組むな!」
「いいじゃんか~原因はどうでも、こんな体験できないわけだし。楽しもうぜ☆」
俺は誘惑に耐え、仕事を終えることはできるんだろうか・・・
本部に行ったら元に戻れるだろう。
そんなことを思っていた時期が俺にもありました。