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Ozの魔法使いと剣士と脚本家と  作者: めがね
1章 始まり - 覚醒からコントロールまで
1/4

俺とあいつと縞模様と

処女作です。至らぬ点あるかと思いますが、生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。

色々とわからない事だらけなので、助けて下さいね(上目遣い)


---------------

現在書き直しのため絶賛妄想中です

このままいなくなることはない…ハズ

明け方

俺は突然の叫び声で目を覚ました

それが俺達を、

世界中の人間を巻き込んだ大事件になるとは

誰が予想できたのであろうか




「きゃぁぁぁあああああああああああっ!」

 2段ベッドの2階部分から飛び出すと、薄暗い部屋の中には連れの姿が。

 なぜそこにいるのかと普段なら思うだろうが、なんせ頭が働かなかった。

 彼に部屋に残るように促し、廊下から出ようとしたその時、腕を掴まれた。

「今の・・・俺なんだ」

 だが、今の声は女の声・・・

 振り返った俺は彼、アリカにあるはずのない2つの丘(Bカップ)を見つけたのであった。



 ふぅ・・・

 悲鳴で集まってきた他の宿泊者や店主に頭を下げその場を収め、一息つくことができた。

 すでに時計の針は5時30分を回っている。

 時間がないが、考えなければならないことが山ほどある。

 まずは宿の問題だ。

 俺たちは男2人でここに泊まった。それなのに別の人がいるとなると、もう一人分の料金を払わなければならないし、社会的にもマズい。

 んー・・・どうしたもんか。

 部屋の前で考えていると、扉が内側から開く。

「ば、馬鹿っ!お前は部屋にはいってr」

 そこには大きめのローブを着たアリカが。

「これならわからないっしょ☆彡」

 お前なぁ・・・むしろ怪しまれるだろうが。

「とにかく部屋に入ってろ。俺が何とかするから」

「そうは言っても、まだ仕事残ってるしさ。早く出たほうがいいだろ。」

 それはそうだけど・・・さすがに豹柄はないと思うぞ。うん。

「しょうがないだろっ!これしか手持ちがなかったんだから!」

 む。心を読まれた。

「と、とにかく先に出たことにしておくから。余計なことはしなくていい」

 近くにだれもいないことを確認し、扉を閉める。

「そうだな・・・そこの窓から出られるか?」

 わかった。と短く返事をしたアリカは少し高いところにある窓へよじ登る。

 待て。とりあえずその趣味の悪いローブを脱げ。

 そう言おうとしたその時、ローブに水色と白の縞模様(ボーダー)が浮かびあがった。

「お、お前!ズボンぐらい履け!」



 おもいっきり蹴られた顔面をさすりながら宿を後にし、路地裏でアリカと合流。

 あのダサいローブとはお別れできたのだが、身長の縮んだアリカは今までの服が入るはずもなく、大きめのワイシャツ1枚という挑発的な服装になってしまっていた。

 落ち着け俺・・・こいつは男だ・・・

 必死に息子を抑えつけ、まずは状況の整理だ。

 しかしアレだな。下着はどこから出てきたんだろうか。当然俺は女性用は持ち歩いてないし、アリカもそんな趣味は・・・まさかな。


「なぁなぁ♪これから仕事だろ~早く行こうぜ」

 俺の思考回路は完全にシャットアウトされ、血液が集まってくる。

「お、お前腕組むな!」

「いいじゃんか~原因はどうでも、こんな体験できないわけだし。楽しもうぜ☆」


 俺は誘惑に耐え、仕事を終えることはできるんだろうか・・・





 本部に行ったら元に戻れるだろう。

 そんなことを思っていた時期が俺にもありました。

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