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ハチャメチャ魔王  作者: 火憐ちゃん
冥界編
90/110

90話記念


90話な記念です




『いえぇぇい!!』


「暴走してる飛影と!!?」


「死んじゃった優希です!!」


「本編で死んじゃったな」


「死んじゃいました!!まじ無いですよ!!」


「それのせいで俺暴走してるし」


「ごめんちゃい!!」


「許さん!!」


「許してください!!」


「まぁいいけど」


「しっかしあれですね!!」


「なんだ!?」


「なんでもないっす!!」


「ふん!!」


「でこぴん痛い!!?」


「痛くしたからな!!」


「そういえばこの話はどんな話ですか?」


「俺が知るか!!ただ優希に出番をあげたいだけじゃないか?」


「やっぱり私完全死亡ですか!!?」


「いや死んでるから!!」


「ですよね~」


「死ぬならセツネさんのように綺麗に死にたかったです!!」


「無理だ!!すでに死んでるからな!!」


「飛影さんの暴走って何なんですか?今完全に頭狂ってますよ」


「簡単に言えば子供の駄々をこねてる状態だ!!好きなものが無くなって取り戻せないときって子供は駄々をこねるだろ?そんなんだ」


「なるほど!!子供の駄々で世界崩壊ですか!?スケールデカイデスネ!!」


「てへ♪」


「もう意味わからんデスヨ!!」


「俺もお前のテンションがわからん!!」


「キャハ!!」


「ドカン」


「へぐ!!?」


「…」


「ぬぁぁぁぁにするんですかぁ!!?いくら私が可愛すぎるからってDVは駄目ですよ!!」


「……ぬがぁ!!あまりにも優希が可愛すぎてその頭を潰したくなってきたぁぁぁ!!!!」


「ひゃ…」


「うりうり」


「頭撫でてもらうのは嬉しいですけど…今考えたらこの状況って核爆弾が頭に乗っかってるレベルですよね!!?」


「俺の拳は世界を砕く!!」


「核爆弾以上ですかい!!?」


「だって魔王だもん」


「最悪っすマジ災厄ですね!?」


「今自分で上手いこと言った!!って思っただろ!?」


「さ…さぁ…どうでしょうか?」


「目あわせや」


「お客さんお触り禁止ですよ!!ってスイマセン調子こきました!!頭撫でるの恐いです!!」


「さて…そろそろ本題に突入しようかね」


「本題ですかぁ!?いいじゃないですか!!くっちゃべってれば」


「しかし言われたんだ!!」


「誰にですか」


「さぁ!!?」


「知らないんですか!!?」


「なんとなくだ」


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>


それは人間界の学校が壊れていなかった時である


全学年での授業参観日のことである


授業参観…それは親保護者が子供達の授業風景を見て


うちの子供はこんなに凄い

あら?うちの子供の方が凄いわ


と自らの子供をだしに使っての自慢話に花を咲かせ


できていなかった子供には放課後に注意される


事前に怒らないからと言われていたのに怒られる


子供にとっては理不尽を感じる行事である


しかし高校になって授業参観というのは意外に少ないのであるがダドマと飛影が何となくで企画したものだ


教師達はモンスターペアレントが恐いため参観後の保護者との懇談会のようなもので保護者達と打ち解けることが重要である


そのため、授業参観自体に反対意見は無い


しかし約一名反対者がいた


その授業参観日にその時間帯に運悪く飛影のいるクラスを担当する教師である


飛影が授業をまともに受けたことがあるのはただの一度もない(エリア特別入学前である)


注意しても聞かない


評判が落ちますよと必死にダドマに抗議してみるが無駄であった


そして当日


午後の二つの授業が授業参観の時間帯である


教師達はその当日に気付いた


飛影の周囲への迷惑はクラスに留まらないと


しかしもう遅い


まず今日の飛影はどんな感じかと一時間目の教師が観察する


「ロン!!3,900!!うっしゃきたこれ!!」


叫んでいた


いつもの通りに


ちなみに飛影が3,900程度で叫んでいるのはリタに役満を8連続であがられたからだ


「あっ…飛影ツモです。大三元、スーアンでダブルです」


「うぎゃぁぁ!!」


二時間目


体育


持久走


三キロを手早く片付けて


リタとバスケをしていた


三時間目


技術家庭科


調理実習


「はい終了!!」


「役得ですね」


「昼飯代浮いてラッキー」


リタと彗で組んでいて他のグループよりも早く終わらせる


材料は提供したものを使用していたが料理が違う


どこのプロだという出来であった


四時間目


国語


「あぁ飛影一回休みです!!」


「俺スタートから動いてねぇ!!?」


自作人生ゲーム


「ゴールです」


「スタートから一歩も動けない俺をいたぶって楽しいかチクショぉぉぉ!!」


完全敗北に飛影は窓から飛び降りる


昼休み


教師全員焦っていた


いつも通りであった


そして苦難の末とった行動は職員室に呼び出して反省文+説教で授業参観終了まで時間を稼ぐことである


そして放送で呼び出す


そして授業参観の授業が始まる


開始直後まず授業が開始できていなかった


当然飛影が職員室に行くわけもない


「ふっふっふ!!飛影さん来ちゃいました!!」


「暇だから来たわ!!」


優希とリーべが来ていた


「よく来たな!!ってかよく知ってたな!?」


「リタさんに聞きました!!」


いぇーいと飛影と優希はハイタッチ


「えーと…市原君のご友人かな?授業参観だけど学校は大丈夫かい!?」


このままでは授業が開始できないと悟った教師


学校をサボってるようなら追い返そうと考えていた


「学校行ってないですから大丈夫です!!飛影さんの使用人なんで保護者です!!」


「普通逆だろ!!?ってしまった!!」


現在飛影達は物凄い目で保護者たちから見られていた


知らないふりをしようとしていた彗だがツッコミを入れてしまい仲間だと思われた


「私は飛影の妻よ!!保護者じゃない!!」


『おい!!?』


飛影とリタと優希と彗のツッコミ


「まぁ冗談は置いといて…早く授業を始めなさいよ」


傍若無人


リーべ達が授業を妨害していたがまさかそのリーべが授業を始めるように促す


今日のリーべの格好もいつも通りジャージであった


「そ…そうですね…授業を始めます」


こうして数学の授業が始まった


「よっこらせ」


同時に飛影は麻雀の準備を始める


面子が四人揃っていたからだ


当然保護者達の目が教師に止めろよという視線を送る


「市原!!今は授業中だ!!」


注意しなければ心象が悪くなりクレームが発生する


そう判断した教師は正しい


しかし相手は飛影だ


「どんどんじゃらららどんじゃらら~」


完全に無視


飛影はやる気でリタは飛影がやる気ならと準備を手伝いリーべも参戦する気満々


優希だけは視線が痛そうにしている


(これが絶対強者級か!!?)


彗は心の中で絶対強者級の凄さを思い知った


本当に周りは有象無象である


誰も止めようとしておらず、保護者からの非難の目が突き刺さる教師


小声で親の顔が見てみたいわねと保護者同士で会話していた


だがまぁそんなことは耳に入らない


そんな時にシーレイが教室に眠そうにやってくる


また厄介事かと教師の胃がキリキリと痛みだすがシーレイは逆に教師の女神であった


「どうしたシーレイ?」


「飛影…このまま…椿…殺される」


ピタリと飛影の動きが止まった


今のは普通に解読すれば飛影がこのままだと椿が殺されるとSOSだが


飛影とリタとリーべと優希にはこう聞こえた


飛影がこのまま遊んでると椿がやってきて飛影殺されるよ



シーレイがわざわざやってきて言うということはかなり悲惨なことになると予想ができた


それだけを告げるとシーレイは教室から出ていく


一瞬だけ静まる教室


飛影の動きは速かった


直ぐに麻雀牌を仕舞い枕を取り出した


リタは授業の準備を


リーべもすぐさま飛影の膝の上に座る


完璧な撤収作業


「って何故膝の上に座る!?」


「そこに飛影の膝があるからよ」


飛影の疑問に即答だった


「じゃあ私はリタさんの背中にボディーガードのようにいますね!!」


「…どうぞ」


としか言えないリタ


そんなこんなで教師は初めての静かな授業が行うことができた


「~♪」


鼻歌混じりにご機嫌なリーべ


そのリーべの頭を枕にする飛影


微笑ましい光景で保護者達の非難の目が無くなる


そして30分後


授業も終盤に差し掛かり


飛影が起きた


「あら起きちゃった?」


飛影に寄りかかっていたリーべ


少し残念そうである


「む~…駄目だ!!暇すぎる!!」


あまりにも退屈すぎて叫ぶ飛影


「じゃあこの問題やってみろ市原!!」


教師の攻撃


「あっ飛影…私にもわかるように計算して」


いつもの飛影ならシカト…終わり


だがリーべの気まぐれの一言だけで


飛影はダルそうに立ち上がり暇を潰すかのように黒板につらつらと途中式を書き連ねる


授業を聞いてもいない飛影


しかしその手は止まること無く授業終盤の応用問題を解くために式を文字を書き連ねる


「あれ?リーべこの文字読める?」


僅かだが止まりリーべに人間界の言語を指差す


「問題ないわ」


リーべは学校に通ったこともないが読み書きはいつの間にかできるようになっていた


「あいよ」


再び動き出す


基本での式を応用するだけなので途中式は本来なら三行程度だが


飛影はリーべがわかるように計算しているため基本の式ですら壊し途中式として計算する


「はい、終わり」


最終的には一桁の長い足し算で計算して答えを求めた


答えも途中式もこれでもかというくらい正答していた


「きゃ~!!飛影さんちょーかっけーです!!」


「…飛影ならできるかなって思ったレベルだったのだけど本当にできるとは思わなかったわ…わかりやすい」


「さすが飛影です」


絶賛べた褒めされ中の飛影


保護者からすれば今までの授業態度に納得してしまう出来であった


つまり教育のレベルが低いから授業を聞く必要がないのでは?ということである


教師への目が更に厳しくなる


「この問題はどうだ…レーン」


なんとか視線を変えるべく少し応用を発展させた問題をリタに出す


優希と会話していたリタは一瞬だけ黒板を見る


「Xは7…Yは3…Zが9」


頭の中で計算し答える


不真面目組二人がここまで出来がいいと完全に教育が悪いという話になる


そんなこんなで授業参観一時間目終了


次の授業は歴史である


歴史は特に飛影の授業態度が悪い


「どうする?」


とりあえず休み時間なら椿に怒られることはないと飛影は遊ぼうとする


「四人居ますし大富豪にしましょう」


麻雀は時間がかかるため直ぐに終わる大富豪を推薦する


「あれ?彗さんはいいんですか!!?」


リタの四人という言葉に引っ掛かった優希


彗を入れれば五人だがその彗は必死に予習をしているように見える


「今は他人の振りさせろ!!」


保護者の視線にやられた彗


「連れないわね」


残念そうなリーべ


「負けたやつは罰ゲームな!!二番が最下位にだ!!」


もはや一位が誰かはわかっているので公平に二番目にする


熾烈な戦い


結果


一位リタ

二位優希

三位リーべ

四位飛影


その場で崩れ落ち両手足をつける飛影


「罰ゲーム♪秋野ちゃんのところ行ってここまで聞こえるくらいの声でなんか言ってきてください!!」


「任せろ!!」


そして授業参観の二時間目


本日最後の授業が始まった


と同時に飛影は窓から飛び降りる


教師は歓喜した


マトモな授業ができることに


窓から飛び降りた飛影は地面に着地


一直線に秋野の教室に向かう


その間に必死に叫ぶ言葉を選ぶ飛影


教室のドアを蹴破り


「え~と…時と場所を考えないでごめんなさい!!!!佐藤秋野さんのお父さんかお母さんどっちでもいいけど!!娘さんを僕にください!!!!」


湧き立つ教室内


完全にプロポーズになっていた


秋野は無言のまま迅速に立ち上がり飛影に向かって跳躍し飛び蹴りをぶちかます


「へぶ!!?」


吹き飛ぶ飛影


そして秋野はそのまま飛影の腹を踏みつける


「秋野無言は恐いって!!」


「どこの世界に冗談でプロポーズする馬鹿がいるんですか!!?」


「どうやらここにいたようだ!!」


「今死ね!!」


何回も攻撃するが全く効いていない


「あっちなみに上まで聞こえるくらいの声で言ったから♪」


飛影が起き上がると同時に再び顔面に蹴りが直撃する


「ふーふー!!」


猫のように威嚇する秋野


飛影はそのまま廊下に吹き飛ばされてギルギアにぶつかる


『あ…』


秋野はすぐさまドアをもとに戻し教室に戻る


「なにぶつかってくれとるのじゃ」


「事故だ事故」


「知らん…死ね!!」


「お前が死ね!!」


こうして授業参観だろうが関係無く飛影はいつも通りに過ごしていた



こういうアホ話も欲しかったんで投稿しました


次話は本編です



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