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ハチャメチャ魔王  作者: 火憐ちゃん
最強決定トーナメント編
26/110

第一回魔王会議

Androidだと文字が打ちにくくて更新遅れましたorz


申し訳ないです

最強決定トーナメント


ルールは簡単


殺しはだめ


それ以外はなんでもあり


殺しを無くすため勝敗のルールとして


戦闘不能状態


降参


殺しかけた際に勝敗を決定する。


そのために絶対強者級の者が審判などの役職に必要


また、吸血鬼などの治癒能力が高い種族に対しての線引きが必要


場所は天界


日時は1週間後の6月27日に行う


予選


開催期間


上記はおおまかな人数が決定次第決めることとする


なお参加資格は裏事情(魔王や魔法)を知っている者に与えられる


また、入場料を設けて経費削減を努めるものとする


絶対の安全を保証するため、ダドマが結界をはることとする


優勝賞品はなんでも願い事を聞くことである


「だいたいこんな感じで、質問はあるか?」


人間界

飛影の屋敷の会議室


魔王3人が資料を読んでいた


企画者は飛影である


「質問」


天界の魔王が手を上げる


名前はライン

名字はない


天界では一番役職が高い大天使の位を持ち

魔王である


外見は25歳ほど

身長は180cm

実年齢は3万4028歳


薄い青色の腰までのびている長い髪を後ろでまとめ

スーツを着ている姿は社会人である


大人しそうな青年の外見だが殺し合い最強の魔王だ


「なんで私のとこが開催場所になってるんだ?」


私という一人称だが男である


『俺の世界でやりたくない』


ダドマと飛影がハモる


「私のとこだって嫌に決まってるだろ!!」


少なくとも絶対強者級が6人はいる


世界が壊れる可能性と後始末がめんどうなのである


「多数決で決まったから」


「最初の会議にいないのがわるい」


ニヤリと笑っている飛影とダドマ


「あの時私は仕事だったんだよ!!!!!」


あの時とは特別入学3日目の時である


ちなみにであるが二人とも確信犯である


「くそぉ…もう一つ質問、殺し禁止はなんで?」


悔しそうにだが面白そうに質問を続ける


「おいド腐れチートがなんか言ってんぞ」


即答で返す飛影


「腐れチート!!?」


「帰れバランスブレイカー」


イライラしているダドマ


「帰れ!!?」


殺し合い最強の魔王ライン


1対1なら飛影もダドマも勝てないほどである


「殺し合いOKでもいいけどそしたらラインはリタが相手な」


「私に死ねと!!!?」


殺し合い最強のラインだが相性的に絶対リタに勝てないのである


「いいじゃん、平和に殺ろうぜ?」


ニッコリと笑う飛影


「今絶対文字が違うよね!!?」


「ほら早くリタのところに逝ってこい」


ダドマも負けないくらいの笑み


「どれだけ殺したいんだ!!???」


ラインふるぼっこである


嫌いなわけではなく、からかうと面白いからである


「今のところの参加者の人数は?」


「え~と、俺とダドマで人間界と魔界は人集めて今1000人くらい」


「誰かさんはサボってるからな~苦労したな飛影」


どこまでもラインを苛めたいダドマと飛影


「絶対強者級は?」


ラインとしては雑魚ではなく強い者と戦いたいため当然の質問


「俺が知ってるのは…え~と?俺、リタ、ダドマ、ギルギア、ライン、アユリ、リーベ、が決定してて…あとは静紅、アンジェレネ、シーレイで10人くらいか?」


「飛影のところ大集合じゃないか!!!ってか10人って!!ぜっっっっっっっっっっっっっったい嫌なんだけど」


今の飛影が言った中の6人はここに住んでいる者である


今は其々お菓子巡りや旅行やら盗賊やらどっかぶらりとしているので、詳細はわからない


しかし、大体が戦闘好きなため、連絡ができれば飛んでくると飛影は考えている。


そして10人の気まぐれで世界を滅ぼせる程度の実力者が集まるのである


天界が本気で心配なライン


「くっそぉ!後始末くらいは手伝ってく」


『やだよ』


泣く泣く頼むが即答


言葉すら遮られ嫌な顔をされている。


「んじゃ役割分担な、詳しいルールとスケジュールは魔界で決める。人間界は移動のための準備と人間界での人集め。ラインは人数集めに宿泊施設建築と従業人雇うのと会場建築と司会と実況と解説を雇うのと…」


「多ぉぉいぃぃぃいぃ!!!!!!おかしいでしょ!!?なんで私がそんな重労働!!?ってか天界じゃなくて私だけかよ!!!アユリは?」


アユリとは魔王であるラインの補佐である


「うっわ~補佐に仕事押し付けるとか最低だわ」


「まさかそこまでゴミだとは思わなかった、生ゴミだ」


まるで近所の叔母さんの中傷話のようなヒソヒソと飛影とダドマがラインに聞こえるように話している


「え?ちょっと~?」


ラインの言葉は届かない


「いや…生ゴミに失礼だぞ!!畑の栄養になるんだぞ!!」


飛影が生ゴミを庇う


庇っているのはあくまでもラインではなく生ゴミである


「じゃあなんだ?」


「粗大ゴミもどきだ!!」


ダドマの問いに飛影は自信満々に答える


ダドマが粗大ゴミもどきがわからない表情をしている


「つまり、例えるならば扇風機の羽だ!!プラスチックにしては大きいし取っておいてもなんの役にたたない!!無駄に場所を取り、捨てるときには粗大ゴミというもっとも邪魔なゴミだ」


「おぉぉぉ!!!!!!」


何度もラインを見て頷く飛影とダドマ


「…本気で泣きたいんだけど」


眼に溜まっているのはおそらく涙だろうと予想が簡単にできる


『泣け!』


血も涙も無い台詞が飛影とダドマで被る


「鬼か!!?」


「小鬼だ!!!」


「龍だ」


飛影の種族は吸血鬼の血が流れているため小鬼

ダドマは神龍と言われるほどである


「そうでしたね…あなた達はそうでした」


もはや脱力してしまっているライン


今さらながらあの時意地でも打ち合わせに行けば良かったと思ってしまう


飛影とダドマと違いラインは天界での表立っての最高権力者


忙しくないはずはない


だが飛影はサボり学生

ダドマはグータラ理事長である


暇人と一緒にするなと叫びたいが叫んだ瞬間苛めを通り越し死ぬことは目に見えている


「ちなみに優勝賞品はどうすんだ?何でも願い事を叶えるってあるが」


さすがに魔王は万能ではない


もし願い事が魔王3人の死などであれば叶えさせるわけにはいかない


「ダドマ…ちゃんと読め」


「優勝賞品はなんでも願い事を聞くことである」


資料をそのまま読むダドマ


何も答えになっていない


「いいか?聞くだけだ!!叶えるなんて書いてない!!!」


『うっわ~』


まさかのことに苦笑いを浮かべハモってしまうダドマとライン


「面白そうだったら叶えるけどな」


確かにダドマとラインは資料を何度も見るが叶えるとは書いていない


あくまでも聞くである


「屁理屈なら飛影に勝てる気がしねえ」


まず、魔王主催のトーナメントである


優勝賞品がなんでも願い事を聞くと書いてあれば誰でも叶えるに自動変換してしまう


ダドマとラインですら勘違いをしていた


呆れているダドマ


「騙される方が悪いのだ!!!」


笑っている飛影


もはや詐欺である


「んじゃま、今日の会議は終了!!どうする泊まってくか?」


「泊まる。タダ飯食いてえ」


即答するダドマ


億単位で生きているダドマでさえも優希や飛影の料理の腕はレベルが高い


「OK、ラインは?」


「私も泊まるよ。久しぶりの休みだし」


会議が終わり背筋を伸ばすライン


今日一日は自由な日である


『100万な』


「えぇ!!!?」


100万という金額は別に普通だが


まさか自分だけお金を取られるとは思っていなかった


更に飛影とダドマが同時に言ったのだ


謀っているとしか思えない


「鬼か!!?って無限ループ!!!!!」


ユニーク1000超えました!!!


ありがとうございます!!

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