ドッキリ?
今日はスタジオで先輩二人とオフコラボだ。
「あのさあ、あおば。これって何かあるよね」
「何があるの?」
「ドッキリだよ。先輩たちの仲が悪いとか嘘を言われるの」
「それはない。あまり見たことのない二人だし」
確かにそうだ。1期生小野宮さんと3期生火吹アリシアさん。あまり見かけないペアだ。
スタジオに入ってリハーサルをして、収録が始まった。
この収録のテーマは、新人二人のバトルロイヤル力を試す。というものだった。カジュアル対戦アクションゲームを4人でするのだ。
怪しいけど、こういう企画はたまにあるので、通常運転で構わないよね。
「ではCPUは4体で行きます。さて二人のバトロワ力は?」
小野宮さんが司会をして、アリシアさんがうなずく。アリシアさんいる意味ありますか?
ゲームは難しかった。CPUが異常に強い。あおばも苦戦しているようだ。
「このCPU強すぎるんですけど」
「最高レベルにしたから」
一ゲーム終わったけれどまったくダメだった。先輩たちも早くからダウンしていた。
「ちょっとCPUの強さを弱くするから」
CPUの強さを制限してゲームが始まった。でも何も変わらない。むしろ強くなってる。どうゆうこと。
「これっておかしくないですか」
あおばが怒っている。
「気づいちゃったか。実はこれ特別にお借りしたデモ版なんです」
つまり、ドッキリだったと。
「CPUの表示は嘘で、全員ライバーが操ってます」
「えっどこにいるの」
「ここだよ」
4人のライバー。3期七川代理、周理スピラ、5期今津るいか、7期佐伯銀平が現れた。
「いやめっちゃ練習した。どうしよう「このCPU弱い」とか言われたら。て思ってさあ」
佐伯さん頑張ったんですね。
「だまされた。つよって思った。」
あおばは悔しがっている。私は最初からなんとなくわかってたけどね……
「それにもう一つ。なんと私たちはCPUでした。操作してないよ。弱いのにしてたけど。気づいたかな」
「あーだから。先輩たち弱かったんだ」
「気づかなかった」
……そこまでするんだ。怖いよー。




