偽Seasonal登場
今日はスタジオ収録だ。なんかいっぱい人が来るようだ。
収録が始まった。
「こんにちは。第2Seasonalのリーダーの蕨山さがしです」
「どういうこと」
「夏担当、蝉鳴陽夏です」
「秋担当の月下ススキだぴょん。よろしくだぴょん」
「第2Seasonalの冬将軍とは俺のこと。最霜つららだ。ちなみにススキは男の子らしいぞ。喜べ。同志たち」
「恥ずかしいぴょん。やめるぴょん」
「動詞って誰だよ。それよりオレは乾季担当熱空風巻様だ。リーダーはオレだ」
「雨季担当の荒水天と言います。その、皆さんについていけるのか、かなり不安です」
「季節の変わり目担当というね。意味不明なんだけども。こんなね。ども衣替ふくといいます。なんかね意味わからないというか」
「私が意味わからないよ……」
こんなのおかしいよ。公式が堂々と偽物を作るなといいたいよ。
「Seasonalは最初から14人体制らしいぴょん」
「俺たちの登場によってSeasonalは完成したということだ」
「すげーじゃん。でもリーダーはオレだから」
「その話もよく分かりませんよね。結局意味が分からないというか。そもそもなんで私たちが存在しているというね。価値がね。あるわけですよ。つまり……」
「おだまりなさい。つぼみ様が困っていらっしゃるでしょう」
「一旦落ち着きましょう。ミニ企画もあることだし」
「つぼみ様と会えてボクうれしいぴょん」
正直困惑する。でもこれから一緒にやっていくわけだよね。ここは先輩として頑張らなくちゃ。
「取りあえず。リーダーは私ということでいいかな」
「いいぜ。オレとお前でダブルリーダーだ」
「第2Seasonalのリーダーは僕で、合同Seasonalのリーダーはあなた方ということでいいかな?」
「ボクもリーダーになりたいぴょん」
「ふざけないでください。リーダーは1人で十分です」
……だめだこの人たち。早く何とかしないと。
こうしてその日の収録は終了した。




