無銘文具店
最終エピソード掲載日:2026/02/28
都会の片隅、夜明け前にだけ現れる「無銘文具店」。そこでは、人生に迷った者だけが店主・九条に導かれ、自らの悩みに対応する“特別な文房具”を手にすることができる。IT企業に勤める佐伯は、致命的な仕事のミスを帳消しにするため、店で渡された紙とペンを使う。翌朝、世界は完璧に修正されていた――ただ一人の後輩・瀬戸を除いて。やがて佐伯は、記憶を消す修正液や他人を操るペンに手を染め、自らの保身と支配欲のために現実を書き換えていく。しかし救済のたびに周囲の人間は“空洞”となり、世界は静かに歪んでいく。救いとは何か、意志とは何か。書き直せないはずの人生に抗う人々を描く、現代幻想の心理スリラー。
境界の夜
2026/02/15 19:00
突き刺さる棘
2026/02/17 19:30
模倣する空洞
2026/02/19 19:30
崩壊する境界線
2026/02/23 19:30
最終話 無銘文具店の閉店
2026/02/28 19:30