13/27
12章 店知り合い?
「さて、カイルは、どこにいるかな!」
ケンは、地球に降り立つなりあちらやら、こちらやらを確認し始めた。
僕は、あぁ、帰ってきたのかという感じだった。
お母さん元気にしてるかな。
思ったのはそれだけだった。
「涼、お前、行きつけの店とかないの?」
ケンに尋ねられた言葉に僕は首を傾げた。
行きつけ?
そんな店あるわけないだろ。
だが、僕は少し思い出したことがある。
幼少期に行っていたペットショップ。
雑貨屋風に見えて、中は、ペットを売っているヨーロピアンな形の店があったのだ。
行くならその店に行ってみたい。
「おい、ケン! あの店、入ってみようぜ! カイルがいそうだ!」
ケンが走り出した店こそ僕が思う店だった。




