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好敵手ガルド

ライバル登場。

数日空いてすみません!

人間が好きだった。


人として生まれながら、人では無い力をもったゆえに。


俺は人を守るために、世界を手に入れようとした。


全てを手に入れてなお、俺はヒトを愛し求めた。


脆弱でありながら、無限の可能性を秘めたそれに。


そして俺は、『勇者』に出会った。


強かった。


自身ではもう鍛えることすら不可能だった戦いの空気を肌に味わいながら。


俺は人間という存在が羨ましかったのだと、勇者と刺し違えた瞬間に気づいた。


***


「レオ師匠~」

この男は…誰だ?


「おう、うーっす。キリカゼっす」


チャラクナイ


「嘘だああああああ!チャラくないキリカゼなんてキリカゼじゃなーい!」

「一体未来の俺ってば何してるわけよ…」

「ウザキャラ」

「ひっど!?」

まぁ、そりゃどうでもいい。


「キリカゼ、今日はノース暦落の月(ノベンバー)、24だよな」

「?ああ」

「今日中に俺は出撃していた。そしてそれを鑑みるなら、俺はこの場では戦うべき者の一人になる」


「しゅつ…げき?」

「勿論今日じゃ無いかもしれない。俺のいた世界のギン・アシュレイといれかわったのは、時間軸だけじゃなくて、根本的に何かが違うかもしれない」


「なるほどのう。お前さんのいた時間軸のワシはお前さんの前世の記憶を消し去った。わしはそれを利用した。ならばお主がさっき衝撃を受けていたのも道理じゃな」


俺自身は忘れていて、既にギン・アシュレイとして目覚めたあとだったからこんな記憶は屁でもない。

大体今更前世の記憶なんてもらってもありがたくない。魔法技術以外は。



「という訳で。俺は元魔王で、倒したのは勇者。

んで、今はその勇者様が魔王やってんだもん。呆れてものも言えねぇ」


前回俺の時間軸にあれが来た時は、名前を名乗りぽかんとしている俺に向かって呼びかけて、俺を引き込もうとしていたが。

思い出した今ではちょっと可哀想だった。


「だから、まぁ襲撃者にあいつが含まれてたとしてさ。幼い俺がころっと寝返る可能性もあるからな。止めろよ、レオ」

「ふぉふぉふぉ。分かっとるよ、あの若造には負けん」


そう、そしてその瞬間に違わず。


『緊急事態だよー。魔人大量発生』

「来やがった」


俺たちは指示された場所の2kmまえに着陸した。殺気がピリピリと肌を刺し、そして一際強い殺気に、空を見上げる。


「よう、シルバ。今度は一緒に剣を振ろうぜ」

「悪いなガルド。守るモンがある」


紫の肌。赤い瞳。コウモリの羽。整った顔立ち、高い背丈。

間違いなくこいつは勇者ガルド。


俺の唯一無二のライバル。



「「ハハハハハハハハァ!!!!!」」


俺は地を強く抉れるほどに蹴り、手刀で立ちふさがろうとした魔人たちを抉り、返り血を浴びながら奴へ突っ込みつつ腰に巻いていた一本の鎖を取り出す。ミスリルの鎖だ。


スー先輩の予備で作っていて正解だった。


その鎖が奴の抜いた魔剣へ当たってーー




「「お前は俺が倒す!!」」


何度目か知れない宣言をした。

ギ「ガルドは強かったなぁ…」

作「わかったって。つうか通りにくいからって反応しきれなかった魔族どうする訳さ」

ギ「一律抹殺」

作「酷い…まぁ魔族だもんなあ」

ギ「元勇者も魔族だけど結構計算高いタイプだったし」

作「へー。まあいっか」

次回は戦闘シーンがんゔぁります。更新速度が遅くなってるぞ~?

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