表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

さよなら (ブログ掲載作品)

作者: 立花ゆずほ
掲載日:2014/01/08

さよならなんて

なんでもない

ただの言葉だと思ってた

こんなにも

何もかも私から全てを奪っていくなんて



バイバイ。

手を振り合って、それぞれの家に向かう。


当たり前過ぎて気づかなかったけど。

毎日交わしていた別れの挨拶には、「またね」という約束が含まれてたんだね。

また会える。

また会おうね。


一緒にいるのが自然で。

これからもずっと、ずっとそばにいると思ってた。

あなたに会えなくなる日が来るなんて。

夢にも思ってなかったよ。

夢だったらよかったのにね。


さよなら。

くるりと背中を向けたあなたは、二度とこちらを振り返らない。

私はその背中に、声を掛けることすら出来ない。


ああ、こんなに切ないんだね。

心に穴が開くなんて、嘘だと思ってたのに。

胸がえぐられて、呼吸すらうまく出来ない。


さよなら。

小さくつぶやいて、私は泣きながら歩いた。

通り過ぎる人が見てるけど、流れ出した涙は止まらない。


熱いシャワーでキレイさっぱり流した涙も、布団に入るとまた溢れてくる。

目を閉じれば、楽しかった思い出。

屈託のないあなたの笑顔。

毎日交わしたバイバイの挨拶。


さよなら、あなた。

さよなら、楽しかった日々。

さよなら、幸せだった私。



さよならなんて

なんでもない

ただのことばだとおもってた

こんなにも

なにもかもわたしからすべてをうばっていくなんて

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] さよなら、の、寂しい響きが苦手で私は使えません。 立花さんの詩を読ませて頂いて、ああ、そうだ、なにもかもうばいさってしまうと感じるからだと思い、やはり使えないと。 さよなら、の響きは美し…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ